詩 ひまわりのような笑顔の貴方を
ひまわりのような笑顔の貴方に恋をしていた
華やかなあの花のように 人目を引き付けるその表情が
私の脳裏から離れてくれない
夏がすぎればかげるその笑顔が どうにも気にかかるから
通り過ぎるだけの 恋だとは思えなくて
遠くはなれた 今この場所でも ずっと思い続けている
ひまわりの花のような笑顔が 私の心を照らしてくれる
いつでも私を 励ましてくれる
しかしその笑顔の持ち主は 今どんな気持ちなのだろう
あのかげってしまった表情は きちんと元に戻ったのだろうか
たくさんのひまわりを見ては 何度もの夏を過ごしては思い出す
あのひまわりのような彼女を 華やかな花のような笑顔を見せてくれたあの彼女の今を
「ストーリー」
恋の熱は距離に比例する。
遠距離恋愛なんてありえないと思っているから、いつかは冷める思いなのだろう。
けれど、私はいつまでたっても忘れられない。
夏が通り過ぎたとしても、あの華やかな花びらのような笑顔は、いつも私の頭の中にあるのだから。