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第26話『二人目の編入生』

「編入生……?」


 翌日、いつものように六人で朝食をとっていたぼくたちの話題のタネは、クロエが小耳に挟んだという編入生の噂だった。

 学院の編入試験は難しいと有名だけど、それをほぼ満点であっさり突破したセナが傍にいるからそれほどすごいこととも思えなくて、珍しいことでもあるものだとぼくは感心する。

 ただ、そう考えているのはぼくだけのようで、セナもテレジアもアルミリアもシオンも、話題を持ってきたクロエ本人でさえもその存在には驚いているようだった。


「編入生ってことは、あの試験を突破したってことですよね!?」

「流石にセナ先輩ほどの成績じゃなかったみたいっすけど、そうみたいっすね」

「い、いつ頃来るんですか?」

「今日っす」

「今日!?」


 突然頭を両手で押さえ、セナが蹲った。

 あぁ……私のアイデンティティが、唯一イヴに勝てるところが―――などとくだらないことをブツブツ呟いているだけなので、特に気にする必要はなさそうだ。


「どこの学年に編入してくるかは分かっているのかい?」

「一人は先輩たち五年生の教室に来るって聞きましたね。いやはや羨ましい限りっすよ、あたしらの教室にも編入生欲しいっす」


 アルミリアの質問に答えて、クロエはやれやれと肩を竦めた。

 こんな短期間で二人も編入生がやってくるなんて聞いたことがない。いや、そもそもセナが来るまでは編入生という存在自体が前代未聞だったから当然と言えば当然なのだけど。とはいえ、編入生か……一体どんな―――うん、待って、今一人って言った?


「クロエ、まさかじゃないけど二人以上いるの?」

「三人来るって話っすよ。あんま噂になるといけないから、セナ先輩の時ほど外部に情報が漏れないようにしているっぽいっすけど」

「冗談は止しなさいクロエ。ただでさえセナの登場以前には前例のなかった編入試験の合格者がこの短期間で三人も増えるなんてホラ話、あまりに非現実的で信じられませんわ」

「ここで嘘言いふらしてあたしに何のメリットあんだよ……あ、さてはテレジア、お前怖いな? またセナ先輩の時のようにわからせられるんじゃないかってビビってんな?」

「何を言いますの。正式に国からアポディリスの継承を認可された私に死角はありませんわっ」


 テレジアは赤い髪をわざとらしく揺らして自信に満ちたドヤ顔を浮かべる。

 そうは言うが、隣に座るぼくからは脚がガタガタ震えているのが丸見えだった。


「にしても編入生か……またテレジアがいじめないといいんだけど」

「なっ……」

「確かにそうですね。私の時のように今のテレジアを倒すのは一筋縄ではいかないでしょうし」

「どうして私がいじめる前提なのですか!? むしろ逆ですわ! もしその編入生がイヴを悪く言うのなら、私とアポディリスが成敗して差し上げます!!」


 ぼくは何と言われようが気にしていないけど、かつての敵だったテレジアが今味方にいるのはとっても心強い。かといって……ここの皆が例の編入生に絡みにいかないかと言われると、多分確実にありえない。

 特にセナとシオン―――彼女たちなら積極的に声をかけにいくだろう。

 その結果どんなトラブルが起きるか、それを考えるだけで胃がキリキリと痛む。


「気持ちは嬉しいけど、あまりぼくを巻き込まないでくれると嬉しいな……目立つと色々と面倒だし」

「目立ちたくないとは言うけど、イヴのことだからもしその編入生がピンチになったらすぐに助けるだろうね」

「うっ……だって、困ってる人を助けるのは当たり前のことで……」


 アルミリアの突き刺すような指摘は尤もだと思う。以前だって、ぼくは誰かを助けるために魔法を使って、その度に恐れられてきた。今となっては、セナたちの尽力もあって学院内でのぼくへの偏見はかなり薄まったとは思うけど、それでも、まだ魔女の娘を恨む人々は少なくない。

 だけど、もしぼくを嫌っている人だったとしても、ぼくはきっと助けるために力を使うのだろう。そうありたいとずっと思っているから。

 ところで……こんな面白そうな話題には真っ先に首を突っ込んできそうな子が、今日は何故か大人しいのだけど。


「シオン、どうしたの? 体調でも悪いの?」

「えっ? あー、いや、そんなことないですよ。ボクは元気です、ちょー元気」


 口ではそう言うけど、シオンはぼーっと窓の外を眺めながら上の空。食欲もないのか、目の前に並べられた朝食はあまり減っていなかった。


「こいつ、昨日の夜からずっとこうなんすよ。話しかけてもすっごい反応鈍くて、熱でもあるんすかね?」

「何か、嫌なことがあったとか?」

「実家……アストライア家からの手紙が届いてたってだけっす。それ以外は特に何も」

「そっか……」


 昨日のシオンは、少しだけ焦っているような気がした。

 とはいってもそれは多分、セナやテレジアに追いつこうとする焦燥感だ。ここまで落ち込む理由にはならないし、本人もそこまで気にしていないだろう。

 もしかして……ぼくが拒んだから?

 そんな一抹の不安が脳裏を過る。流石に考えられないけど、それでもぼくの生だったとしたら、シオンには少し申し訳ない気持ちになる。

 何か相談に乗れればいいんだけど、今のシオンにそれは逆効果だ。彼女が落ち着くまで待った方がいい。



 ◇ ◇ ◇



 落ち込んでいるシオンが心配だけど、時間は止まることなく過ぎていく。

 授業開始の鐘が鳴る。欠伸をしながら気怠げに両肩を落とし、猫背のまま教室にやってきたリツ先生は、一人の女子生徒を連れていた。


「今日から教室に編入生が一人加わることになった。くれぐれもトラブルは起こさないでくれ、後処理が面倒だから。ほいじゃあ、ユスティティア、挨拶」


 先生の後について教室に入ってきた女子生徒は、壇上で深々と頭を下げた。

 背は大体セナと同じくらい、一六〇センチ程度。背中まで伸びた薄紫色の長い髪は低い位置で二つにまとめられ、翡翠色の瞳が物珍しそうに着席するぼくたちを見渡す。

 シオンに似ている―――一目見て、そう思った。


「はじめまして、レイラ・ユスティティアです! 得意魔術は雷全般っ、よろしくお願いします!!」


 以前、セナがやってきた時とは違って、教室内には挨拶をした編入生―――レイラを歓迎する拍手が鳴り渡っていた。

 ユスティティア……聞いたことがない家名だ。名家の生まれではない、セナと同じような空気を感じる。

 いやまぁ、セナは実質的にこの国で一番偉い血筋の生まれなんだけども。


「ほんじゃまぁ、適当なところに座って」

「はいっ」


 笑顔で先生に応対し、教室をぐるりと見渡したその翡翠色の瞳と目が合った。

 ぱあっと、彼女の表情が更に明るくなる。


「あ! 見つけたぁぁぁぁあああああああ!!」


 ぼくを指差し、一直線に窓際に固まるぼくらのところへやってきた彼女は、ぼくの前で足を止めた。

 今朝方の皆との会話を思い出す。なんだかとっても嫌な予感がした、トラブルの臭い、というやつだ。


「あなたがセナ・アステリオさんですか!? 焔の魔女を倒したっていう」

「えっ?」

「「「「えぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええ!?」」」」


 教室内に、驚愕の声が轟く。

 あの日の戦いは、焔の魔女の討伐という結果だけが残ったはずだ。そこに誰が介入したとか、誰が倒したとか、そういった情報は一切出回らないようになっていた。というか、カナメさんに頼んでそうしてもらった。

 そのはず……なのに―――


「どういうことなんだよアステリオ!!」

「焔の魔女を倒したのは特務の人って聞いてたけど……」

「いやでも、あのセナちゃんなら可能性は―――あれ、セナちゃんどこ?」


 当然、セナが焔の魔女を倒したことは他の生徒には知られていない。

 テレジアがぼくとの決闘で焔の魔女討伐の功績をまるまるセナに譲ったことがカミングアウトされたこともあったけど、その記憶はヨハンナの一件で皆からは消去されている。だから、セナが焔の魔女を倒したことなんて誰も知らないはずなのに……どうして。


「あー……えっと、これ言っちゃだめなんでしたっけ、あははー……」

「いや、そうじゃなくてさ……ぼく、セナじゃないんだけど……」


 それに、彼女は大きな勘違いをしていた。

 セナとぼくを間違える、とても大きな勘違いを。


「えっ? あなたセナ・アステリオじゃないんですか!?」

「うん、ぼくは違うよ、セナ・アステリオじゃないよ?」

「じゃあ、本物のセナ・アステリオはどこに?」

「……ここ」


 ぼくは苦笑いを浮かべながら机の下を指差した。

 そこには、頭を抱えて両耳を塞ぎ、目を瞑って閉じ籠る白髪の少女―――セナの姿があった。


「なんで、なんでキャラ被ってるんですか……私はいらない子なんですか……そうなんですね、わたしはもう、いらない子なんですね……」


 ここまで落ち込むセナというのも、随分珍しい光景だった。


「あなたがセナ・アステリオさんですね!?」

「ひゅぁぁあああああああ!?」


 なんだその悲鳴。


「わたし、あなたのファンなんです! 握手してください! サインください!!」

「えっ、あっ、あぁぁあああえっと、あの……っ」


 うるうると瞳を濡らしたセナが、助けを求めてぼくに視線を向ける。本当にどうしちゃったんだ、セナ。いつものセナなら、「新たなライバル登場ですね!」「私のファン! すごいですイヴ! 私、すっごい有名人ですよ!!」と、歓喜していたと思うのだけど。


「セナ、いつもの君に戻ってよ……ぼくが大好きなセナにさ」

「はい私です! 焔の魔女を倒したセナ・アステリオとは私のことです!! 握手ですか! いいですよ!! サインも後で書いてあげます!! 書き方分かりませんけど!!」


 流石に見ていられなかったので耳打ちすると、セナは一瞬で調子を取り戻した。ちょろいな、この勇者。


「ふぉぉぉぁぁぁあああ本物だぁぁぁぁあああああ。私もう一生手洗わないいいいいい」

「流石に手は洗ってください!!」


 セナと握手を交わしたレイラは、歓喜のあまり涙を流していた。

 なんだこの空気……違和感しかない。もしやヨハンナの時の認識阻害魔術でも展開されているのかと思って先生に視線を送った。でも、先生は首を横に振るばかり。少なくとも、認識阻害がかけられているわけじゃないから……これは現実だ。


「お前らいい加減にしろ! 授業させろこの馬鹿共が!!」


 いつもは授業にあまり乗り気ではなくて気怠そうにしている先生がわざわざそう注意するのも初めてだった。なんだか今日は、珍しいことばかりが起きているような気がした。




 午前中の一通りの授業が終わった。

 どっと疲れた、もう何度ため息をついたか分からない。


「それでは改めまして自己紹介を。レイラ・ユスティティアです。得意魔術は雷全般。編入試験にギリギリ合格してこの学院に来ました。よろしくお願いします!」


 食堂の窓際、ぼくたちが固まるいつものスペース。

 レイラは満面の笑みを浮かべながら、深々と頭を下げる。


「セナ・アステリオです。得意魔術はありません!!」


 ぼくたちの中で先陣を切ったのはセナだった。

 魔導師を輩出する学院でその発言は如何なものかと思うけど、まぁいいや。


「テレジア・リヒテンベルクです。炎魔術で私に勝てる生徒はいませんわ」

「アルミリア・グランヴィルだ。得意とは言えないが、光魔術を主に扱う」


 テレジアとアルミリアがそれに続く。最後に残されたぼくに、四人の視線が集まる。

 ぼくはこほんと一つ咳払いをして、皆に続いた。


「イヴ・グレイシアです。炎魔術しか使えません」

「え? イヴはこお―――ごぼぼぼぼぼぼっ」

「何を仰っているのですかセナ・アステリオ。イヴは私の足元にも及ばない炎魔術使いでしょう?」


 疑問を浮かべ訂正しようとするセナの口を、ぼくの意図を察してくれたテレジアが勢いよく塞いだ。

 レイラを敵視するわけではないが、ヨハンナの一件がある以上油断は禁物だ。もし彼女がぼくたちの敵となる可能性があるなら、ぼくが個人のオリジナル以外全ての魔術を扱えるという絶対的な手札を晒す必要はない。

 それに、今回はテレジアが前もって「炎魔術で彼女に勝てる生徒はいない」と前提を設けてくれた。ぼくはそれに乗っかって、それほど脅威ではない生徒として彼女に認識されることにした。


「そうだよセナ。君がイヴを信頼しているからといって嘘はいけない」


 テレジアの一連の行動に首を傾げていたアルミリアは、ぼくがレイラに疑いの視線を向けているのを確認し、テレジアを援護する。

 ぼくが氷魔術を扱うこと、魔法を扱えること、そういった手札は少しでも隠しておきたい。

 あぁだめだ、疑心暗鬼な自分が本当に鬱陶しい。

 というか、流石にこの誤魔化し方は無理があると思うけど―――


「テレジア・リヒテンベルク……アルミリア・グランヴィル……本物だぁぁ……」


 レイラには、気にしている余裕はなかったみたいだ。

 冷静に考えてみれば、権力の世界ではいがみ合っているリヒテンベルク家の後継者とグランヴィル家の後継者が一緒にいるのはかなり異質だとは思う。彼女たちを知る者からすれば、夢みたいな光景だ。

 だからってさ……ここまで盲目になることある??


「でも不思議です。どうしてグレイシアさんは、わたしに嘘をつくんですか?」

「えっ」

「あ、ごめんなさい、理由があるならいいんです。ただ、わたしの目には、グレイシアさんの魔力が薄い青色に見えて……」


 素朴な疑問を投げかけてくるレイラの両目にあったのは、魔法使いが持つ魔眼だった。

 といっても、ぼくの右目にあるようなマナを知覚する能力はない。

 精々、他者が持つ魔力や魔術の素質を色として浮かび上がらせる程度の役割しかないもの、魔法を使うには不十分。それでも、ぼくの嘘を見抜くには十分すぎる。

 どうするか……どう言い訳しても、疑った事実は覆せない。


「もしかしてグレイシアさん、自分に合った魔術、知らなかったんですか?」

「えっ、あ、あぁ……うん、そう、みたい。ぼくに氷魔術の素質があったんだ、へぇ……」


 見苦しい言い訳かもしれないけど、レイラが勝手に勘違いをしてくれたからそれに全力で乗りかかろう。

 ひとまず、ぼくが彼女を警戒しているということはバレていないみたいだから、そのままで。


「お疲れさまっす、先輩方。いやぁすみません、授業長引いちゃって、遅れました」


 そこに話の流れをガラッと変えられそうな助け舟がやってきた。


「……そっちの人が、例の編入生っすか」

「レイラ・ユスティティアです! えっと……教室にはいなかったから、後輩の子かな?」

「うっす、クロエ・フラガラッハっす。フラガラッハって言いづらいと思うんで、クロエでいいっすよ」


 いつもの調子で自己紹介をするクロエは、一瞬だけ訝しむような視線をレイラに向けた。

 レイラはそれには気付いていなかったようだけど……まさか、二人は知り合いだったりするのだろうか。


「シオンは一緒じゃないの?」

()()()()、後から来ます」


 クロエはシオンの名前を強調して言った後、レイラの反応をバレないように窺っていた。

 彼女は賢い子だ、きっと何か考えがあるのだろうけど、その行動は彼女に疑念を向けているように見えた。


「クロエちゃんは、どんな魔術が得意なの?」

「あたしは―――」


 クロエは一瞬、ぼくに視線を向けた。

 レイラを疑っている彼女なら、正直に手の内を明かそうとはしないだろう。わざわざぼくを見たのはおそらく、ぼくもレイラを怪しんでいるのが伝わっているんだ。

 だからぼくは、隠したところで意味はないと首を横に振った。


「風っす。脚の速さ、瞬発力なら自信あります」

「おっ、速さなら私もなかなかのものだよー?」

「なら勝負してみるっすか?」

「わ、私も速さなら誰にも負けませんっ!!」


 クロエがレイラを挑発し、セナもそれに乗っかる。

 それだけを見れば微笑ましい学生のやり取りとも見えるかもしれない。レイラが気付いているかはともかく、クロエからは数々の牽制が飛んでいるはずだ。


「皆さんお疲れ様です! 今朝はご心配おかけしました、シオン・アストライア、堂々の復活です!!」


 と、そこに今朝から様子のおかしかったシオンがやってきた。

 少し心配だったけど、それはどうやら杞憂だったらしい。今朝ぶりに見る彼女は完全に回復していて、いつものシオンに戻っていた。

 戻っていた……はずだった。


「ダメだシオン! 来るな!!」


 クロエの制止の声は僅かに遅れ、笑顔のままぼくらに向き合うシオン。

 だけど、新たに加わったレイラの顔を一目見ると、その表情はみるみるうちに青ざめていった。


「……なんで」

「えっ?」

「なんで……あなたが、ここ、にっ……」


 状況が呑み込めていない様子のレイラに対して、シオンの息はどんどん荒くなっていく。

 胸をぎゅっと押さえて過呼吸を繰り返すシオンは、膝からその場に崩れ落ち、蹲る。


「シオンっ!!」

「はぁっ……はぁっ、はぁ……なんで、なんで、ここに……なんでっ」

「シオン落ち着いて! ゆっくり息を吐いて、大丈夫、ぼくがついているから!!」

「なんで……なんで、なんで、っ、なんで、なんで、なんでなんでなんで、なんでなんでなんでっ!! なんでぇ!! なんでなんだよ!! なんで、ぼくは、なんで、くそっ、ああぁっ、あぁぁあああっ!! うぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 学院の食堂に、シオンの絶叫が響き渡る。

 傍で見た彼女の表情は尋常じゃないほど怯えていた。いつも笑顔だった顔が恐怖に歪んで、一目で何か、彼女の踏み抜いてはいけないスイッチが押されてしまったんだと察した。

 シオンはひとしきり泣き叫んだ後、プツリと糸が切れたかのように意識を失った。

 ぼくは気を失ったシオンを連れて、クロエと一緒に医務室に向かうことにした。

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