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東方紅魔想-Scarletdevil  作者: 菜花レン
4/5

4話、能力の弱点と謎の人物

頑張りました!

 私が地下に着くと、案の定フランは暴走していた。

「コワス…………コワスコワスゼンブコワシテヤル!」

そう言い放ちフランは私に襲い掛かってきた。

「やるしかないか!」

「スペルカード発動!」

「スターボウブレイク!」

「スピア・ザ・グングニル!」

私はグングニルをフランに向かって投げたが、フランの弾幕に当たり減速。そのまま床に突き刺さった。

そしてフランの弾幕はそのまま私に向かって来た。

「やべ!」

私は間一髪でかわしたが、フランは余裕そう。

「フフフ…………モウオワリ?」

「まだまだ!」

「スペルカード発動!」

「封魔陣!」

私の弾幕は当たるには当たったが、かすり傷程度のダメージしか入っていないようだった。

「レーヴァテイン!」

フランのレーヴァテインは私の足に少し深い傷を作った。

「これじゃあ満足に動けない…………自分の所に弾幕が到達したら間違い無く負ける!」

「ソウダヨ。ワタシモカンガエナシニコウゲキシタワケジャナイ。」

「こうなったら!」

「スペルカード発動!」

「フフハハハハハハハハハハ!」

「スペルカード発動!


「スターダストレヴァリエ!」

「もう一度スターボウブレイク!」

2人が弾幕を放つ。私の弾幕はギリギリでスターボウブレイクを相殺、ほんの少しだけだがフランに向かっていき直撃した。

「ウワアアアアアアアアア!?」

そして、私は勝利した。しかし………

「良かった…………あ…れ…?」

その瞬間、私は倒れてしまった。


「…………亜!霊亜!」

その声で私は目覚めた。

「えと……霊夢、どした?」

「どした?じゃないわよ!霊亜あなた倒れたのよ!」

あーそういえばそうだったっけ。

「それよりも大丈夫なの?」

「うん。何ともないよ。」

レミリアに話を聞くと、どうやら様子を見に来たら私とフランが倒れていたらしい。

「あっと…………なんかごめんなさい。」

「レミリアのせいじゃないでしょ。おかげで能力の弱点が分かったし。」

「能力の弱点?」

霊夢の質問。まぁ説明しようかな。

「今回、私はスペルカードを連発した。倒れたのはそれが原因。」

私の能力にも上限のようなものがあり、それを超えると倒れてしまうのだ。

「なるほどねぇ」

「それよりも霊亜、私の館に住んでる人を集めて来たから紹介するわ。」

「まずは私の妹のフラン、ミント、ミリアよ。皆、自己紹介して。」

「まずは私から。私はフランドール・スカーレット。フランって呼んで。後…………さっきはごめんなさい。」

「大丈夫、大した怪我もしてないし。」

「はぁ。良かったぁ」

フランはもの凄く安堵した様子だ。相当心配していたみたい。

「次は私ですね。私はミントスフィア・スカーレットミントとお呼び下さい。」

「宜しく!」

すごい礼儀正しい子だな。

「…………ミリアドールスカーレット。宜しく。」

「よ、宜しく。」

あんまり心を開いてくれてないなぁ。

「後はあの子とパチェ、小悪魔ね。」

「ごめんレミリア!遅れた!って霊亜!?」

遅れてやって来た彼女は霊亜を見た瞬間、驚きで固まっていた。霊亜も同様だ。

「え?なんであいが?」

「あなた達、知り合いなの?」

霊夢の質問。驚きながらも頷く霊亜とあい。

今更だが彼女は聖宙あい。霊亜が幻想郷に来る前、外の世界の友達なのだ。そしてあいは1ヶ月前に行方不明になっていた。

「ここに居たんだ。」

安心した様子の霊亜。あいが居なくなってから、ずっと心配していたのだ。

「霊亜も紫に連れて来られたの?」

「うん。」

「2人が再開した所で質問何ですが…………」

「霊亜さん。何故あなたからフレアお姉様の魔力がするのですか?」

(どうする?言っちゃう?)

『言って。』

(分かった)

「それは私がフレアだから。正確に言うと、フレアと私は一緒の存在なの。」

「それってどういうこと?」

「お姉様…………なの?」

「フレアと交代すれば分かるかな?」

「急に交代しないでくれよ。そして…………久しぶり。皆。」



次は再会の話です。

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