理想の彼氏
「ななさん。一緒に帰れませんか?」
地味男が私の教室まで来た
あの男…本気なの?
これまでに地味男に何人も告白されたけど
みんなやはり体目当てでだった
「あんた…本気なの?」
この地味男…いつもの男と違う
好きじゃないけど 思った
結局私はこの地味男と帰った
いちおう付き合ってるってことだから
「ななさん…僕の名前知ってますか?」
私は首を振る
「僕は2年D組の川多しょうです」
「・・・・・そっ」
地味男…
いや
しょうはうれしそうに帰宅道を歩いていた
するとしょうは私に聞きたかったような質問を投げつけた
「ななさんって。。。これまで何人もの人と付き合ってきたんですか?」
私は3と指を出した
「へぇ~。案外付き合ってる人いるんだ…
じゃあ僕を入れたら?」
私は4と指を出した
「4人目か…なんか選ばれたって感じです」
「400」
私は後ろを向いて大きな声で地味男しょうに言った
「400?・・・・なにが?」
飽きれた顔で私はもう一度言った
「私が!付き合った!男の!人数は!399人!あんた合わせて400!」
それを言った私は振りかえって
家へ帰った
地味男、しょうはびっくりしていた
「ななさんって軽いんですね」
私はその言葉にカッとなった
「あんたは理想の彼氏にかけ離れてるの!!
お子さまはお子さまレベルの女と付き合えばいいの
私とあんたの身分は正反対なの
それに私、先生に大切なテストを受けさせてくれるって言われたの
あんたにかまってる暇なんてこれっぽっちもないの、わかった?」
地味男は泣いてた。
弱い男…
気の小さい男…
こんなんじゃ私を守ってくれるはずもない
いっそのこと明日振ろ
私はそぉいって地味男を置いて帰った
私 天道ななの理想の彼氏図
1 私を優先する
2 甘えない
3 守ってくれる
1は私を自由にしてくれる人
2は甘えられるのがいやだから
3は私を守ってくれる人
私がなんでこんな理想を作ったのかは
1人目の彼氏がきっかけだから