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シルバーコード  作者: 原始人
11/11

目的

最近、忙しくて。なかなか執筆できません。

side レイア



レイア「何故、ハーデスがここにいる?お前は、私達を始末しようとしたじゃないか、ならば私達を助ける必要は無かったはず。」



天使が去った後にレイアはハーデスに質問した。


ハーデス「確かに、そうなんですけどねえ。私には私の目的があると言う事ですよ。」



ハーデスの喋り方はいつの間にか元に戻っていた。



シヴァ「まあ、助かったのは事実だからな一応、礼を言っておく。ありがとう。」



ハーデス「フフフ、貴方も礼儀はちゃんとなっているじゃないですか。

そういう人は好きですよ。」



ハーデスは笑顔で言った。



シヴァ「ば、馬鹿言うな!男に言われても嬉しくねえよ!」



シヴァの顔を真っ赤だった。



レイア「で、ハーデスの本当の目的はなんなんだい?」



ハーデス「私は魔王様に人間界の様子がおかしいと言われて、調査に来たのですよ。」



レイア(人間界の様子がおかしい?でも、確かに天使がでてくるなんておかしいね。しかも私達を殺そうとした。)



ハーデス「天使は本来、人間を守護する存在。それが逆に人間に害なす存在になっていましたね。なにか関係があるかも知れません。」



レイア「ハーデスは、天使を始末するのが目的かい?」



レイアはハーデスが天使と戦っている時に天使は全員始末すると、言っていたのを思い出した。



ハーデス「まあ、それも私の一つの目的ですね。他にもありますが。」



レイア「そういえば、今更だけど魔王の側近が魔王のもとから離れて大丈夫なのかい?」



レイアの疑問は最もだった。なにせ一番近くで魔王を守っていなくてはならない、側近がいないのだから。



ハーデス「ええ、全く問題ありませんよ、親衛隊の方達が私の変わりにいますから。」



レイア「そうなのかい、所で今から道場にいくんだけど、ハーデスも来ないかい?」



ハーデス「うーん、そうですね、そちらによっていくのもいいですね。」



ハーデスは少し考えたが行く事にした。



レイア「そうかいそうかい!じゃあ早速行こうか。」



何故かレイアはハーデスの手を恋人繋ぎで握ってきた。



シヴァ「ちょっと師匠いいんですか!ハーデスは敵ですよ!」



レイア「助けてもらったら恩を返す、その言葉をシヴァは忘れたのかい?」



レイアはいつも馬鹿弟子と言っているがこういう時は、ちゃんと名前をいうのだった。



シヴァ「すみませんでした。そうですね、助けてもらったら敵も味方も関係ないですね。」



シヴァは納得しながら言った。



レイア「そうだよ、馬鹿弟子も分かってきたじゃないか。」



そしてレイアはいつものように馬鹿弟子と言う。


シヴァ「という訳だ、ハーデスお前の携帯の番号とメアドを教えてくれ!」



レイア(いや、何故そこで携帯番号とメアドの交換になってるんだい?)



しかもハーデスも普通に対応していた。



レイア「ハーデス、私の番号とメアドも教えるよ。なにかあったら連絡してちょうだい。」



ハーデス「ええ、分かりました。」




レイア「と言っても今からは、一緒に行動するからね。」



レイアはまだハーデスの手をつないでいた。というか離す気配がない。



シヴァ「ハーデス、一日に一回は俺にメールしろよ!」



レイア「だから、お前は恋する乙女かっつーの!」




レイアはシヴァをゲシゲシと蹴りながら言った。


シヴァ「い、いいじゃないですか。メールぐらい!」



シヴァの態度は出会う前と比べると180度変わっていた。



レイア(全く、この馬鹿弟子ときたら、一度懐いた相手にはとことん懐くからねえ。)



ハーデス「まあ、それくらいにしておいてそろそろ行きましょうか。」



レイア「そうだね、じゃあ馬鹿弟子いくよ!」



シヴァ「はい!」



そして3人は目的地へと向かった。


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