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材料取りに行きます!

 荷物の整理を終えて私はかごを背負って外に出た。


 これから錬金術に必要な材料を取りに行く。


 錬金術に必要なのは自然にある物、草とか土とか鉱物とかだ。


 人工的に作られた物でも錬金は出来るけど質が落ちてしまう。


 これが錬金術の難しい所でありやりがいがある所だ。


 私は近くの森へと入っていった。


「うんうん、やっぱりこの地を選んだ事は正解だったわ」


 森に生える草木を見て私は実際に見て思った。


 婚約破棄されて追放が決まった時、脳内で錬金術に向いてる場所を探した。


 で、この地に目をつけた。


 自然豊か=錬金術に適した地、という事だ。


 こんな事を考えていたから王太子が何を言っていたかなんて覚えていない。


 自分で言うのもなんだけどかなりいい加減だと思っている。


 私はかごの中に草とか枝とかをどんどん入れていく。


 ある程度溜まったら家に帰り錬金術の準備を始める。


 錬金釜に水を入れて火をつける。


 グツグツと沸騰し始めたら持って来た草を入れ杖に魔力を込めてでかき混ぜる。


 杖を通して釜の中に魔力が伝わり魔力反応が起こるのだ。


 そして出来上がったのはポーションである。


「出来た! 第1号ポーション! さて効能は……、おぉ、回復に+がついてある」


 ポーションは基本的に『回復』と『強化』に分かれている。


 これに+がついている、という事はポーションとしてはかなり良い物が出来た、と言ってもいいだろう。


「幸先の良いスタートね♪」    


 

 



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