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01

俺の名前は山原(やまはら) 冬樹(ふゆき)、今は社会人2年次の24歳である。


毎朝6時に出勤して夜の10時に家に帰ってる。もう二年もこの生活をしてるが、とてもつらい。


家に帰ったら少しご飯を食べて睡眠をとって、起きたら仕事に向かう。人間関係も仕事の人以外は、なにひとつもいない。


そういう日常が果たして俺が求めてた人生なんだろうか。最近よく思うことである。


今まで頑張ってきたが 、この先何があるか。わからなくなってきた。途方にくれる。


「⋯あぁ、いっその事、死のうかな」


最近よくいう口癖だ。現状を受け入れられない自分自身が嫌で嫌いで仕方がない。


「⋯俺って、情けないな」


しかし、ある日、不思議なことがおきた。


言葉では形容できない『無限の可能性』を感じ始めた。これはいったいなんだろう。まるであらゆることができるかもしれない感覚だ。


最近までは、脳みその回転が少しだけ早くなっただけだと思っていたが、日が経つにつれ、より多くの情報や理解力が増してきた。


「⋯俺って、こんなに賢かったっけ」


今なら何でもできる気がする。単なる錯覚ではない。なにかがそれを促してるとしか言えない。彼はそう感じた。


他の人からすれば、馬鹿げた話だと思うが、空すら飛べる気がする。でもこんなこと誰にも言えないし、言う人もいない。


「⋯1回やってみようかな」


今考えれば、その馬鹿みたいな考えがあったからこそ現在、自分の能力に気づいたと思う。


そのきっかけがなければ、永遠に自分の能力が単に頭の回転の向上にすぎないと思ってたはずだ。


俺は、仕事終わりに深夜0時の公園に行って、自分の中の不思議な感じが導くままに沿って、身を任した。


その感覚はまるで、片方では何らかの『演算』をしてて、残り片方では空を泳ぐ『想像』を描く感じであった。


「⋯ありえない。」


不可能であるだろうことが実際に行われて、彼は驚きのあまり声を出してしまった。


すぐ周りに人がいないか頭を右と左に順番に曲げながら確認した。幸い誰もいなかったことを見て安心した。

もし誰かに見つかってたら大問題だ。


初めて田舎であることに良さを感じた。


降りる時は意外と飛ぶ前の感覚を思い出したらすんなり降りることができた。


その後も俺は何回か飛ぶことを繰り返してたら楽しくなってしまい1時間くらいずっと飛んだ。


「⋯すごい、、たのしい、、ありえない、、!!!」


もはや彼の体は隅々まで、ドパミンとアドレナリンが支配していて周辺など気にしてなかった。


「⋯このまま、家まで行けるか?」


そのまま俺は家のベランダまで風の匂いを嗅ぎながら向かうことにした。


彼は、飛びながらふと思い浮かんだ。


もしかして、空を飛ぶだけではなく他のこともできるのだろうか。


俺は今後の為にも、この力をもっと知るべきだと思った。


家に着いたら自分の能力を研究するか。


しかし、家に着いた途端、今まで溜まっていた疲労が一気に襲いかかったかのように、いきなり意識が切れた。










初めまして今日から筆者の物語を書き下ろしたいと思います。不束者ですが、何卒よろしくお願いします。


コメントであれ評価であれ善し悪し関係なく率直な感想をくれるだけで嬉しいです。


持ってるストーリーは多いですがそれを正確に言語化できるかは少し不安です。でも小説家になりたいので頑張りたいと思ってます。


今日から毎日、定期的に書き下ろすつもりです。

皆さんの、多くのコメントや評価、関心は私の力になります。

皆さんの日常、ちょっぴりとしたスパイスになれれば幸せです。


悪いところがんがん言ってもいいのでブックマークお願い!


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