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だけど姫は謝らない  作者: ジフワラー
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01話 だけど私は手に入れた

普通の社会人だった私に、ある日運命の転機が訪れる…!


という出だしで始めさせていただきます。

乙女向け恋愛ファンタジーが主題ではありますが、女性も男性も気楽に楽しんでいただけるような作品を目指していけたらと思います。

 私、姫城(ひめしろ)ひのめは、人に謝るのが嫌いだ。


 苦手ではなく、嫌いなのだ。

 そりゃもう、本当に、死んでもしたくない。


 なぜかと言われても困るが、したくないものはしたくない。

 それが親でも、上司でも、同期でも、後輩でも、赤の他人でも、相手とどんな関係でもだ。

 相手が男だろうが、女だろうが、もう歳も性別も関係なくだ。

 それほどまでに、人に頭を下げることが大嫌いなのだ。


 そんな私だが、今は東京でしがない看護師として働いている。

 実家近くの短大を卒業し、社会人となって2年目の21歳、春。

 看護師として、日々上司に怒られながら、過ごしている。

 怒られながら、それでも私は悪くないと心の中で思いながら、謝っている。


「こんな生活、もうイヤだ~!!!」

 

 夜勤明けの真昼間の帰り道、ついに人の目も気にせずに思わず叫んでしまった。


 悪くもないのに人に謝る今の生活を選んだのは、他でもない私だ。


 いや、それでも私は悪くない!


 人に謝る仕事ばっかりの、現代社会が悪いのだ。

 何も落ち度はないのに理不尽に起こる上司が悪いのだ。

 労働法を無視した勤務時間が当たり前だとされている職場が悪いのだ。


 悪くない悪くない悪くない、私は悪くない…!


 人に謝らなくても済む人生になるには、どうすればよかったのだろうか。

 常に人の上に立つことができる、上級階級の人間になればよかったのだろうか。

 残念ながら私の出生はいわゆる庶民階級であり、開始時点ですでに超えられない壁があった。

 その後も努力をしたのだが、私のスペックの限界か、一流大学並みの学力を身に着けることはできず、トップアスリートレベルにスポーツを極めることもできず、結果その辺にいるような普通の看護師に収まってしまった。

 

 ならば他人の神輿に相乗りするしか。

 いわゆる玉の輿狙いで、ハイスペックな彼氏を探した。

 その結果、生まれて21年間彼氏無しの私がいる。


 どうしてこうなってしまったのか。

 客観的に見れば、人並みの生活を私は送れているのだろう。

 だがそれは、人並みに人に謝る人生だ。


 イヤだ!

 

 イヤだ!


 こんな人生!変えてやる…!!



 だがどうすればいいのだろうか。

 神頼みとばかりに空を見上げた時だった。

 キラッと光る何かが、空から落ちてくる瞬間を見てしまった。


 何だろう。

 光の方へ、衝動的に足が動いた。

 直感だが、あの光は私の運命を大きく変える…!


 そして、運よく公園に落下した、光の正体を見つけた。

 それは2つの指輪だった。

 ブランド物ではなさそうな装飾だが、埋め込まれた宝石はどこかこの世のものではないような、不思議な魅力があった。



 このリングとの出会いが、私を世界の理のその先へと導くこととなる。

読んでいただき、誠にありがとうございます。

今後も話を早めに広げていけるよう精進していきますので、ぜひよろしくお願いします。

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