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唯一無二の冒険者  作者: 鷹の亮
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プロローグ

なるべく毎日投稿を心がけます。

小説を書く練習で投稿させて貰うので、生暖かい目で見てくださると嬉しいです。


二十年前、突如として、世界中に出現した巨大な五つの塔。


 迷宮と名付けられたそこは、人類が未だ嘗て見たことのない「未知」に溢れていた。


 不思議な力の宿る植物、魔物という新たな生態系の発見。

 迷宮で手に入る物はすべてが新鮮で、貴重だった。


 そして何より、魔石の発掘。



 各国の研究者がやっけになって魔石の解析に取り組んだ結果、魔石にはマナを溜め込む性質があることがわかり、

 これにより、それまで社会から蔑まれていた魔術師に注目が集まり始めた。


 気中のマナを自在に操り、魔法の力を持つ者たち。


 人々は恐れていた。

 何もないところからさまざまな現象を起こす魔術師を。

 彼らは、マナが見えなかったために魔術師が行なっていることを何一つ理解できていなかったのだ。


 あの巨大な塔は魔術師によるものだ。奴らがこの世界を滅ぼそうとしているのだ。


 誰かが言った。


 その声は世界を駆け回り、魔術師に国を、暮らしを、家族を奪われると思った人々は大昔に習って「魔術師狩り」を計画する。


 いざ実行しようとした矢先、世界に報道された魔石の存在がそれを留まらせた。


 魔石を加工する技術を確立させれば、近い将来、全ての人が魔法を使えるようになる。


 世界に衝撃が走った。


 魔法を排除するか、それとも自分たちが魔術師となるか。

 魔法がもたらす影響が大きいことは周知の事実。

 だからこそ、強大な力を持つ魔術師を殲滅しようと論んでいたのだから。


 二つを天秤にかけた時、魔法存続を選んだのは言うまでもない。


 あれから二十年。


 迷宮出現と魔術師に関係性がないことは既に皆が知ることであり、

 魔法は世界に無くてはならないものとなった。


 世界が平和に包まれ、次に各国は迷宮に目を向ける。

 本格的に調査を進めようという腹づもりだ。


 だが問題が起きた。

 迷宮があまりにも広すぎたのだ。


 内部は天然の迷路になっていて、

 また、危険な魔物も徘徊しており、調査は難航した。




 そこで世界最高機関である国際魔導連盟は各国に迷宮探査専門の職を作り人員を確保することを考え、冒険者組合を結成した。


 こうして新たな職種「冒険者」が誕生したのだ。

 ……

まだまだ始まったばかりですよ。これからです。

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