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俺達の最終目的地はオアシスの東にある神殿だ。神殿からオアシス、オアシスから俺達が出発した町へと文明が進化したと考えられている。実際に街では俺達が向かう神殿を発展させたと思しき建物もあり、壁画や象形文字もかなり残っている。そして、このオアシスでもところどころ残る壁や、湖に沈む敷石などに図が刻まれいるのだ。その中でも俺が行った南門に刻まれている図柄は、町の神殿の象形文字にかなり共通点があるのだ。

ただ、俺達が向かう神殿には文字と思しきもは一切見つかっていない。象徴的な図のようなものがところどころに彫られているが、それはあくまでも"図"と言った感じで標識やマークというニュアンスが強い。だが、神殿ははがせる床石はすべてはがして床下まで探しても何も見つからなかった。ゆえに、神殿からオアシスの間に文字が発生する文明があったのではないかと予想されているのだが、上空から調べても、ブロックに分けて地中をさらっても食器や旅の装具、装身具など小間物は発見されるが、石版やましてや町・村跡などは発見されなかった。

でも、改めて南門を目の前にすると、町の神殿よりは落ちるものの無駄がない。やはり、このオアシスで文字が発生し発展したとは考えにくく、その前の段階があったというのが正しい気がする。

「・・・でも、見つからないんだよな」

「っ」

実は俺、考えていたことを語っていました?というタイミングでハロルドがぽそりと言う。

びっくりして俺は口をあんぐりとあけて、ハロルドの顔を見た。

「どうした。変な顔になっているぞ」

変ってと突っ込みたいが、我ながら間抜けな顔になっていた自覚はあるので、「いやっ」と言って俺は顔を前へと向ける。

「そうなんだよ、大掛かりな調査がされているのに見つからないんだよなぁ・・・」

オアシス以前の文字が見つかれば、それは大発見なのでかなり熱心に・・・それこそ旧神殿の東側かなり先まで調査範囲は広げられていたが、やはり何も見つからなかった。

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