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2/1  作者: ひめいち
1/2

夢現

……君は、誰……?


わたくしは、お前だ。』


何言ってんの……? 僕は僕だよ……


『可哀想に。世界に自分は一人だと思っているのか?』


当たり前だろ……? 僕がもう一人いるっていうのか?

可哀想なのは、君の方だろ……


『……ふふっ』


そのひとは、小さく笑った。

何が可笑しいのだろう。


おかしいのは貴様よ、たね……くはっ、本当に……貴様は可愛いのだな。』


どうして、僕の名前を知っているの?

それに僕、可愛くないし……

一体、君は何なの……?


『くふっ』


彼女は、また笑った。


お前(あたし)あたし(お前)だよ、たね……。

あたしがあたしを愛しく思って何が悪い?』


女の口調が変わる。

悪くはないけどさ……


『お前は、お前が嫌いなのか? ねえ、胤くん。たーねくーん。あはは、胤くん胤くん胤くん胤くん胤くん胤くん!』


名前を呼ばれるたびに、ぞくっとする。

体の隅々まで、寒気が走る。


『胤くん……胤くん胤くん胤くん胤くん胤k』

作者です!!

どうでしたか?(笑)


へったくそですが、見守って下さいw

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