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第八十四話『クリア』

『年末!。この後の6時くらいから次の章の前日譚を』


『それでは本編へどうぞ』

確認してから軽く飛んでから一気に走り出した。イベント中で、弱体化のアナウンスが無かった所を見た感じ……


「現在進行形だよね?」


俺は頷いて


「俺の侵食(ブラント)で何処まで行けるかは分からないけど……イスラム達の帝王機が変質してる事を願うだけだ」


もし出来てなかったから……最悪、これでどうにかなると思ってるけど……


まぁ、最悪の場合だし……何よりも、現時点では帝王機の侵食(ブラント)されてないのは推測してる状態……


「見えてきた!」


うっすらとだけど、星龍と交戦してるプレイヤー達が見えてきた


そのまま、『『剣箱星龍(スターキューブ)禍箱(シーキューブリック)星喰(スターゲイザー)反転侵食(スターブラント)】』を抜くと周囲が黒く染まり侵食していく


それを見たプレイヤーが俺達を認識して攻撃を仕掛けようとした時と同時に立ち止まり


「見ないうちに変わってるけど、お前何処に居た?。それとイギニリアス側と聞いてるが……?」


イスラムの横に立つと他のプレイヤーが攻撃をしてこない


「それに応えられないが……一つだけ言えるのは……過去に行ってたから来れなかっただけ


それと……弱体化させてたの俺だしな。んで、アレだけど、弱点を作ってある」


イスラムは俺を見てから攻撃をし続けるプレイヤーを見て


「面倒だけど、帝国の王がそう言うなら聞くか」


それ知らないけど……


「その前に……帝王機は?」


イスラムがスターラッシュを見せてくれて


「何か問題があるのか?」


聞いてきて


「いや。説明するけど……侵食は何処まで理解してる?」


イスラムは黒くなった周囲を見て


「デバフなのは分かるが、それ以上は分からない」


そう答えると


「デバフだけど、侵食による効果がある。俺が使うこれがそうだけど……


侵食は星龍。つまりはアレが主体の妖危種。異生物だな


んで、俺はどうやら過去の時点で星龍扱いになってるみたい」


イスラムは俺を見てから


「だろうな。んで、それの何の関係が?」


そう言ってくるから俺は侵食のスターラッシュを見せた


「……なるほどな。自身は強力のバフで敵には強力なデバフになるわけか」


俺はスターラッシュを装着し


「んで、肝心の弱点だが……侵食を反転させてアレの心臓に直接叩き込む。ただ、そのスターラッシュは何処まで上がってる?」


イスラムに聞くとイスラムは言いにくそうに


「常に解除されてあまり伸びてない。せいぜい4倍だな」


4倍か……足りないか……


「せめて三桁欲しかったけど……仕方が無い


俺が無理やり上げる。んで、反転。つまりはその弱点以外はダメージが通りにくい。これについては悪いとは思ってるが……


あの星龍。ラスボスなんだわ。俺が原因で」


イスラムは納得したのか


「ただのラスボスじゃないんだろ?」


俺は頷いて


「正確に言うと実装する予定だったラスボスをこのイベントに引っ張ってきた」


イスラムは納得して肩を竦めて


「で、心臓は?」


俺は指を指して


「真ん中。それと……悪いけど、組織な、名前決めたから


後、面倒だからこれ以降の話は黙っててくれ」


イスラムは俺を見てからため息をついて


「了解と。この後は引き続き潰す為か?」


分かってるのなら良し。取り敢えずはイスラムに目配せしてから地面を思いっきり叩きつけたのと同時に動いた


イスラムはそれの意味を理解したのかスターラッシュで打ち込み始めた


まぁ……


『お前か……あの時は良くもやってくれたな』


露出した心臓……もう星龍とは思えない面影になっていて


「殺しきれなかっからな。最高に惨めだな兄」


スターラッシュを思いっきりぶつけて走り出し向かった。相乗効果とはいえ少ないのは少ない


だから……イスラムに賭けるが……


「あの露出だろ?。硬すぎて前衛が言ってたが……帝王機でどうにかなるのか?」


……


「当たり前だな。俺の反転のせいで……これ以外通用しない」


侵食させてる訳だからな。最大のデメリットになってしまってるが……


「んじゃ、意味ねーじゃねか!」


いや……


「唯一と言っていいほど……壊れる可能性があるスターラッシュだけは可能性がある。だから……」


岩を殴りつけて


「そういう事か。タイミングは?」


放たれる砲撃を裏拳で弾いて


「任せる」


そう答えるとイスラムは笑みを浮かべて走り出した。それを見て、俺は手をかざして


『あの時のようには行かないぞ!!!』


そう叫び、帝王機の主導権を奪おうとするのを


「イスラム。新しい兵器だ」


黒い雫が落ちると周囲を侵食し全てを黒く染め、俺の両手にはめられていたスターラッシュは消えて、イスラムの両手に


そして、今まで……俺が倍以上に溜めた攻撃を……


「そういう事かよ!!!」


そう叫ぶのと同時に露出してる心臓へと殴りつけていた


イスラムに通常の帝王機のスターラッシュを上げるように言ってたのは全てはこの為


お陰で……


『やってくれたなぁ!!!!!』


そう叫び攻撃をしようとしたが、その場で止まりゆっくりと崩れていく


俺はそれを見て


「俺の兵器はお前を殺せる。それを甘くみただけだ」


星龍の瞳が消えるその時まで見て俺は目を伏せた


────


『星龍王の追憶』


……クリア……


────

『解説』


『前日譚は主にグロ?と少しの性癖を混ぜた話です』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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