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第八十話『原点』

『最初で最後の帝王機』


『それでは本編へどうぞ』

何かが影を差して飛んでくるのが目に入り下がるのと同時に地面がエグれ、脇腹を抉られるように何かに狙撃され地面に叩きつけられる


ゆっくりと立ち上がる……その時に目の前が暗転……


「すると思うか?」


俺はキューブ型の帝軍王機を起動させて、無数の羽を展開した


『ほう。この世界の人間の技術と星龍の力を合わせた機械か』


鎧を着た星龍……


言葉を発したと思えば……感心した様な目で見ていて


「まぁ、これが俺達の結晶だからな」


羽の展開が終わるとキューブ型の帝軍王機は起動を止めて俺達の周囲を浮かぶ


『だが、どの程度通用するか楽しみだ!』


そう言って向かってくるのを、キューブ型を展開し剣を引き抜くのと同時に周囲が侵食し斬撃が飛び交う


それを騎士は全て弾き返して、更には斬撃を飛ばしてくる


それを……


「遊璃!」


俺が叫ぶと、遊璃はキューブ型を操作し剣……それも……


『『天地開闢』エヌマ・エリシュ【空気(エアー)】【侵食】』 となって黒く染っていた


それを振りかざすのと同時に衝撃により爆風が舞い上がる


それが広がり黒い風が更に舞いあがる


『ほう。大気中の風を上げる帝王機か。ただそれはおかしな兵器だな』


当たり前だ……


侵食されてるんだから……


────


帝軍王機


『『侵食帝機』シーキューブリック・ミューエ』

……侵食と星龍と各帝王機の素材により作られた帝軍王機。キューブ型


……帝王機を侵食させ変質させる事が出来る


奥の手

……無し


侵食帝王機


『『天地開闢』エヌマ・エリシュ【空気(エアー)】【侵食】』

……侵食してる場所のみ大気圧を操る事が出来る


────


そのまま纏った風を突き抜けて突き刺そうとするが金属同士の重たい音が鳴り響き弾かれる


そのまま後ろへと飛び引いて騎士を見ると堂々する風貌で立っていて


『卑怯な手は使わん。正々堂々と来い』


どの口がほざくか……


「遊飛。そうさせてもらうね?」


そう言うと『『天地開闢』エヌマ・エリシュ【空気(エアー)】【侵食】』を直して


そのまま……


『『約束勝利(プロミネンス)』エクスカリバー【剣勝】【侵食】』


に持ち替えて構えていた


「悠長にしてる場合じゃないぞ?」


遊璃は笑みを浮かべ


「こんな楽しい事を無視出来ないし……何よりも……」


強く握り


「振ってないとは言え、ほぼ私と同じくらいの感覚を常にしていた遊飛の体なら問題無く終わらせられるからね」


……


「好きにしてくれ……」


話を聞く気がないのは分かっていたが……まさかここまでとは……


まぁ、互角の撃ち合いしてるとなると……止めるに止められないしなぁ……


それに……試したい事が有るし……そっちをやろうかな


「楽しい……楽しい!」


撃ち合いしてるのを傍目に黙々と準備をして……


「うわぁ!?」


遊璃から離れて……と、攻撃されても受け切るとか反射神経バグってるなぁ……


「何する……へぇ。なるほどね」


俺の姿を見て


「預けるから変な事をするなよ?」


歩いて向かうと


「はいはい。無理矢理だからね。本当に意識が二つあって良かったよ……心置き無く


殺せる」


その声が聞こえるのと同時に爆発音が響いていた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


本体置いてきたけど……


「ほぼ帝王機で人間作れるとは思わなかったけどな……」


────


『『骨肉骨格』スパルトイ・スケル【侵食】』

……侵食している自身に全身の対応する機能を底上げし引き出す事が出来る


『『無限再生』ハートレス【侵食】』

……侵食時のみ無限の再生をしほぼ不死性を得る


『『五肢精神』マインド【侵食】』

……侵食してる対象者のみに視界に捉えた相手の精神を支配し操る事が出来る


『『血死支配』クイーンレッド【侵食】』


……侵食してる対象者と自身のみに、自身と相手の流してる血を操る事が出来る


『『強肢戦服』イクサバ【侵食】』

……周囲を永続的に侵食させる


『『百足触手』サウザーワーム【侵食】』

……侵食してる部分のみに触手を生やし操る事が出来る


『『千里開眼』ヘビィドーシス【侵食】』

……侵食してる一人を対処に全ての情報を見る事が出来る。ただし、偽装された、もしくは偽装する帝王機の場合は偽装の情報が優先される


『『熾神光輪』セラメタロ・ザフラキエル【失楽園(ロスト・ワールド)】【侵食】』

……侵食してる周囲の生物を支配する事が出来、命令に関する全てを実行する事が出来る。死亡時に解除され、復活など生物の許容を超えるような命令は不可能


────


何で女の子の姿なのか運営には話したいけど……


仕方が無いよな


「形見の女の子の遺品何だし」


仕方が無いとはいえ、流石に本体じゃないこの状態で何処までいけるのか……


「……」


立ち止まり確認をするまでもなく誰かを認識して目を向ける


『待ってたよ。でも……それは知らないよ?。何でかな?』


俺は目を伏せ


「そりゃ……この時代の人間じゃないし……何より……」


『『侵食帝機』シーキューブリック・ミューエ』を掲げて


「帝国と侵食が作りあげた兵器でお前を止める為だ。星龍」


俺が遊璃と個別で動けるようにする為と……遊璃が全力でやる為だけに作り上げた兵器


本来なら遊璃に持たせるべき帝軍王機だけど……


「悪いが……手加減出来ないぞ?」


そのまま変形させ新たな帝王機を呼び出した

『解説』


『侵食にしか意味の無い帝王機です』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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