第八話『腐り』
『伸びないけど仕方が無いかぁ……』
『それでは本編へどうぞ』
飛霞姉さんはログインするのと同時に楽しむと言っていたから……俺は……
「やっぱりお姉ちゃん来たんだ。と言うよりか、僕と飛嘩の主治医になるとか言ってたから本気だと思う」
なるほど……
「まぁ、仕方が無いか……兄妹の最強来ちゃうからな……まぁ、それは良いとして……状態」
飛嘩は笑みを浮かべ
「真っ黒。いや、腐敗してるからそれが当たり前だったから面白くもなかった。プレイヤーもクソだからこっちで良かった」
なるほど……
「まぁ、俺達は俺達で楽しくやろうか」
飛嘩は頷いて
「だね。と、誰か来るみたいだけど、いいの?」
俺は立ち上がり
「見てくる」
刀を抜いてから突き刺して歩いて出ていく。偽装ならバレる心配無さそうだし
何より、あの刀……俺の事が気に入ってるのか他の人に触れられたくないみたいだしな……そんな事はどうでもいいか
「人が居る……」
声が聞こえて振り返ると二人組のプレイヤーが立っていた
「君……どうしてこんな所に?」
俺は少しだけ笑みを浮かべてから
「用事」
それだけ答えると、二人組の男性の方が困惑しながら
「用事……?、女の子が一人でこんな所で……」
そりゃ、そうか……まぁ……
「俺はプレイヤーだ。それよりもお前達は誰だ?」
そう聞くと口調にびっくりしたのか目を見開いている。まぁ、こんな少女がそんな口調したら驚くか……
「いや、プレイヤーなのか……俺達はこの周辺を調べる事を任せられてるんだ。革命軍て分かるか?」
……
「それを示す証拠は?」
そう聞くと
「いや、持ってないな……」
嘘ついてるかもしれない。そう疑うのがこのゲームの本質じゃないか?
だって……このゲーム、胸糞悪い最悪のゲームなんだろ?
なら、証明する為の証拠なら持っていてもおかしくないか?
「そうか。なら……」
俺は腰に刺してあった刀を抜いて一人の首を跳ねた
「……!?」
そのまま驚いた男の方を見て
「おい、いきなりは何だ!?」
……
「帝国かもしれないからな?。なら、殺す方が手っ取り早いだろ?」
そのまま振りおろそうとしたら
「待ってくれ……」
そのまま首のギリギリまで止めて
「帝国の現状を知ってるのか……?」
俺は微笑み
「あぁ。だから信用してないんだ」
そのまま首を跳ねた。革命軍かもしれないが……正直な話ウンザリするほどどうでも良かった
「さて、戻るか……」
取り敢えずは戻って
「なにも殺すことないのに。ひょっとしたら味方かも知れなかったのに」
俺は刀を納めてから
「お前……いや、良いや。これで向こうに知って来たら御の字。警戒されて来なくなっても良い
どの道……この村を開拓するて決めた以上はな?」
飛嘩は目を伏せていて
「それもお兄ちゃんらしいが……」
まぁ、どっちでも良いけどな
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気が付いたら組織の拠点にリスポーンしてた。それから暫くしてから
「いきなりかよ……」
まぁ、仕方が無い
「アレは俺達が悪かった。それよりも……」
報告しようかと思ったら
「珍しく死んだと思って来てみたら……何してる?」
ボスが居て
「未開の地のプレイヤーに殺された」
そう言うと納得していて
「あぁ、最初の帝王機を見つけたプレイヤーか」
……は……?
「見えるからな。まぁ、運が無かったと思えば良い。で、帝国を滅ぼす鍵になりそう?」
……
「信用とならないと確実に両方潰しそうな少女だった」
そう返すと驚いたのか
「聞いていた話では男だと……変だな。本当に少女なのか?」
俺は頷いて
「間違い……」
いや、遭遇した時に鞘だけ腰に付けていたのが違和感を感じたが……
まさか……
「なるほど……こっちの味方に引き入れるならそれなりの交渉材料が要るみたいだな」
それだけの情報で……
その時に扉が開き
「その子……私の弟かもしれないからさ、私が行くよ。勿論……弟の条件は必ず呑む条件で」
昨日入ってきた女性……ボスは女性を見てから
「任せる。どの道……まともな組織なんてそんなに無いからな
帝国を滅ぼす為ならどんな条件でも望むつもりだ」
そう言うと笑みを浮かべ
「お二人共ごめんなさいね。弟……警戒心が強いんじゃなくて、本当に誰も信じてないから。近くにもう一人居なかった?」
聞いて来て、俺は相方を見ると
「気配だけは……」
そう答えると
「なら確定ね。場所教えて。向かうから」
それだけ言って、俺は場所を教えると
「ふむふむ。確かに幼馴染の子の言っていた通りね。ありがとう。じゃ、交渉してくるよ」
そう言って歩いて出ていく
「大丈夫なのか?」
聞いてみると
「大丈夫だろ?」
そういう問題なのか……?
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無理矢理刀を抜かれて少女の姿で飛嘩に押し倒されて
「お姉ちゃん……やっぱりこの姿のまま居て?」
……
「お前なぁ……限度はあるぞ?」
首を掴もうとした時に腕掴まれて無理矢理俺の手が飛嘩の頬に触れて
「駄目よ。お姉ちゃん」
本当に……此奴は……
「茶番はお終いだ」
そのまま退かして立ち上がり刀を抜いてから水心子正秀を抜いて歩いた
『『鳳雛飛翔』ファルファニア』が起動するのと同時に黒い翼が開いたのと同時に周囲の建物が吹き飛ばされ
「今度は何だ?」
翼で防いでゆっくりと下ろすと仮面を着けた女性が立っている
警戒するのと同時に、目の前の女性が消えると横へと吹き飛ばされて壁を突き抜けていき地面に転がってしまう
ゆっくりと見ようとするのと同時に上からの衝撃で地面へと抉り込まれていき
「ファ……」
その先を言おうとしたのと同時にお腹を蹴られて一気に蹴りを蹴り込まれ吹き飛ばされるが
刀を無理矢理振って圧縮したブラックホールで周囲を巻き込みながら攻撃をしたが……
「はぁ……?」
全てをかき消されるのと同時に上から円柱が女性を突き刺して放電していた
だけど……女性はほぼ立っていて、手を振り下げると全てが無効化されたのと同時に
俺の支えるように飛嘩が来た
「どうする?」
刀を構えてから
「何かしらの帝王機持ってると判断していいだろうな」
翼を広げて翼を黒い炎に染めて構えた
その瞬間に、目の前の女性はゆらりと動くのと同時に俺と飛嘩の間に割って入っていて、左右へと吹き飛ばされる
そのまま刀を突き刺して、翼を広げてから羽を四方八方へと飛ばすが、瓦礫の金属の棒を手にした女性がそのまま全てを弾き落としていた
「マジかよ……」
そのまま構えるのと同時に目の前に金属の棒が迫っていた
『解説』
『今回は主人公を
遊飛で苗字は伏せてます
性格は大人しい代わりにかなり歪んでます
飛舞、飛嘩は信じてない代わりにかなり好きでいて大切な存在』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』