第六十六話『繰り返し繰り返し繰り返し』
『にゃ』
『それでは本編へどうぞ』
どう足掻いても間違い……それもあの龍と彼女が原因……
「と言うよりか……選択肢全てアウトじゃない?」
そう考えるのが妥当だけど……
「彼女だな」
どれも彼女によって殺される。となれば……彼女をどうにかするしかないか……
「やるしかない……ね」
そうなると……
『お姉ちゃん……?』
彼女が現れたのと同時に周囲が爆発していく。それを躱し、無数の光の流出により相殺して攻撃を阻止した
『仕留めたと思ったがな。成程……お前、俺の真反対か。ようやく理解した……』
彼奴が歩いて立っていた。それも彼女が横に着いて
「聞くけど……彼女は何時からそっちかしら?。いや聞くまでもないか……
何度も命を殺してもこうして無傷を見ると……死を殺したのかな?」
更に展開し剣を二振り突き刺し
「なら……お前を殺す……」
一気に向かおうとしたら……
「っ……」
すんでの所で手を止めてしまう
『この女は俺の女だ……お前に殺せるか……!』
回し蹴りで一気に吹き飛ばされ何度も地面を叩きつけられる
『殺さないでやる
兄妹だからな?
だが……俺は父の全てを受け継いだ。後は支配するだけだ……!』
そう言って彼女を連れ消えていく
「ねぇ、面倒になってきたからさ……私として彼奴を殺していい?」
遊璃が聞いてきて
「同感だ。が、取り敢えず……国に行ってみてから考えようか?」
何かしらあるとは……
「なぁ、殺していいか?」
遊璃がそう言う……
まぁ、無理もないか……
完全に支配に落ちてるのだから。それに……
「星龍騎士……」
イベントで見たボスが確認出来てしまった。成程……これが狂った原因か……
「あの子が鍵なのは分かった。けど……弱体化する……と、考えれば……」
その瞬間に遊璃が避けるのと同時に星龍騎士が向かって、居た場所へと追撃をしていた
「一旦引こう……」
流石に相手が……
「無理そうよ?」
地面に叩き落とされ蹴りで吹き飛ばされ木々にぶつかり続け、岩肌に打ち付けて崩れてしまう
武装こそ壊れないが……流石に
「……やっばぁ」
意識が暗転した
『解説』
『にゃ』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』