表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/110

第五十五話『変化?』

『FGOのイベントでアーキタイプインセプションクリアまでやってました……』


『それでは本編へどうぞ』

今凄く気分が沈む……


(うつろ)に関しては顔を赤らめてるし……


「適応した結果がこれとは……」


姿が変わった……と言うよりかは今までの状態から二本の刀が腰に差してあり、漆黒の和装を身に纏っている


そして、何よりも……仮面で顔を隠していて、肩出しの和服で引きずる形で羽織ってる……


まるで日本人形を表したような姿になっていた


「何だ?」


(うつろ)は視線をずらして


「予想外すぎたのよ」


そう答えるが口調は完全に動揺したような声


「……」


流石に言おうか迷って言うのを諦めた


『結論から言うと、私でも無理だった』


水心子正秀は骨喰藤四郎を机に置いてそう答えた


「さっきの言葉は……嘘なの?」


彼女は首を横に振り


『私は確かに偽造をするが……偽造するには正確な情報が必要になる


読み解くには本当の情報を見た上で最適な偽造するけど……


これに関しては私の知る情報とは掛け離れたモノ


つまりは私の許容範囲を超えてしまったのよ』


そう言って闇が包み込むと飲み込んでいく


『彼女はこの軍王機……器から抜けたからこそ、これは抜け殻の様なもの』


瞳が淡く光ると骨喰藤四郎は消えていて


『もっと、これの情報が欲しいな』


……


「出来るか?」


(うつろ)は俺達を見て


「可能だけど……それは……あの子次第だから。それに時間を頂戴。明日は空いてる?。現実で話したいし」


……


「構わんけど……何で現実なんだ?」


聞くと周囲を見て


「これでも、あの子の所有者……見張られてるのよ」


そういう事


「この会話だって、その子によって何とかなってる様なものよ」


……


『私の持ち主が気付かないのは癪だけもね』


うっさいわ……


「分かった」


はぁ……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の日になり、約束の時間の指定された場所に。そこにはラフな格好な割に今までの(うつろ)とは思えない姿……


「何?」


クール系の服装だった……


「以外だったから」


彼女は満更でもないのか


「夜さんには負けるけどね」


そう言って歩いて向かう事にした。カフェかと思えば……


「楽しい所でしょ?」


水族館だった……


「お前……」


俺が言おうとしたら


「夜さんには許可取ってる。それに……私だって少しは楽しみたいしね」


そう言って2枚のチケットを俺に見せびらかしてくる


「因みにもうワンセットは夜さんに渡してあるから」


……


「罪悪感で死にそうだけど……仕方が無い……か」


そのまま入園し水族館の中へと。色んな魚が泳いでいて、(うつろ)は大きな目玉になる水槽に手を当てていた


「この中の魚は本来は海で生活し自由だった。ただ人間の身勝手な理由で鑑賞し生きる為の全てを与えて堕落させる……


私はそんな世界を見たいとかは思わなかった」


そう言って手を離すと


「私が見たいのは……全ての自由で全ての権利……つまりは……等しくある権利


魚には魚の権利……人間には人間の権利……


あの世界は権利は無いが……権利を主張する。そして業が全てを壊す


この水槽のように」


……


「何が言いたい」


彼女は俺を見て


「私は彼女の為なら何だってする。それが……君と戦う事になっても。私はね


君は……」


……


「さぁな。俺は俺のやりたい様にやる。それだけだ」


それしか答えれないから


「そっか。あの後……彼女と話したけど……駄目だった」


なるほど……となれば……


「俺なりにそっち側に行けばいいんだろ?」


彼女は目を見開いて


「だけど……」


簡単な話


「イギニリアスの地図と一つだけ。彼女に言ってくれないか?


後悔する事になると」


彼女は少しして


「分かった……でも、遊飛君の帝王機は割れてる筈……どうする気なの?」


そんなの決まってる


「偽装の帝王機だ。俺だってどれが本当の能力が分からない……分かるのは偽装だけだ。それを利用するだけだからな」


まぁ、簡単な事じゃないけどな……


「そう。もう少しだけデートしよっか」


そう言って歩いていくのを俺は着いていく


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


彼氏……と言うよりかは復縁したのかしてないのか……でも、気になったからこっそりと行くと……


「夜が気になるからて来たけど……雰囲気的には微妙だな」


終夜がそう言って


「まぁ、遊飛と(うつろ)だからね」


二人が滅多に会話しないわ、関係がほぼ皆無だから特に無かったのに……


「それにしても……あっち側とは」


……


「耳いいのは知ってたけどさ……何で分かるのよ」


終夜は微笑みながら答えなかった。まぁ、どうせだろうし……


ただ……


「分からないのはメリット無いんだよね」


考えれば考える程メリットが無い……


「それが遊飛だからな。まぁ、俺としては……密かにサポートするだけだし」


……


「帰る」


もうなんと言うか見ていてもデートと言うよりかはただ遊びに来ている感じがしてきたから……


「だな」


まぁ、そういうもんだろ……あの二人は……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


家に送り帰ってると


飛舞(とうま)?」


飛舞(とうま)が駅まで来ていて


「どうだった?」


大人びた感じ……飛嘩(とうか)の雰囲気を出していた


「普通だな。それよりも大丈夫なのか?」


飛舞(とうま)は頷いていて


「大丈夫。それよりもお兄ちゃんのデートがつまらない上にあの二人が来ていた事に気づいていたの?」


……


「さぁな。それよりも暇なのか?」


飛舞(とうま)は笑みを浮かべ


「お兄ちゃんと遊びたいからね?」


そう言って俺の手を引っ張られ歩いた


「何処行く気だ?」


無理に振り払おうとせずに素直に連れられるが……本当に分からない……


「此処だよ」


昔来た事のある展望台……飛舞(とうま)は振り返り


「お兄ちゃんのしようとしてる事を考えたの。考えて……考えた結果。お節介を焼こうと決めたの」


そう言って笑みを浮かべていたのを俺は


「……任せるよ」


そう返した

『解説』


『女装は慣れてます。この人は……』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ