第五十三話『女装?』
『新章です』
『それでは本編へどうぞ』
欠伸をして背伸びをした。流石に丸一日女の子の姿とはいかないだろうし……する気も無いが……
「あのなぁ……味をしめたとかで用意するのはの何だ?」
俺は目の前の……義妹……飛舞に言った
「お願い」
……
「やーだ」
そのまま飛舞を押して部屋から追い出してから着替えた
流石に容認したらエスカレートするのが目に見える。全く……家の姉達と義妹は……
「……今度は終夜かよ」
インターホンが鳴って出てみると終夜が立っていて
「暇だろ?。遊ぼうぜ」
……
「分かったから、そんな目で見るな」
終夜の暇で暇で死ぬの目をしていたの見て諦めて出掛ける準備をして向かう事に
姉達は姉達で親睦会ならぬ会で楽しんでるみたいだし……
それで良いか
「んで、急にどうしたんだ?」
終夜が頭に手を組みながら
「いや、何となくだ。お前、あの後ログインしてないだろ?」
そう言われて
「まぁ、完全燃焼したからな。後はイスラムに任せてほぼログインしてないな」
終夜は笑って
「だろうな。あの後は普通にお祭り騒ぎしつつも後処理が大変だったからな?
お前の目的を達成とかで消えるとかで半分切れてたぞ?」
別にいいけどさ……
「ただ、ゲームとしては成り立たなくなるとかじゃなかった。普通にゲームはゲーム。自由にしつつも、前みたいな傲慢な感じは無くなったな」
なるほどな……
「んで、久々にログインしてくれないか?」
は?
「何だよ急に……」
終夜は俺を見てから
「お前の気分で良いから。それに深い意味は無いしな
あるとするなら……戦争が始まるかもしれないて事だ
興味があるのなら……の話だし、何よりも帝王機の組織はほぼ解散のように自由にしてるみたいだしな」
……
「何かあったのか?」
終夜は首を横に振って
「そういう訳じゃない。帝王機持ちの考えとして誰かに着くことなくただ、自由にすることにするてさ
それがキッカケか分からないだけだ。まぁ、お前の気分次第だ。そこは気にするな」
はぁ……
「で、結局は何だ?」
終夜は笑みを浮かべ
「だから、遊ぼうぜ」
本当にそれだけの理由かよ……
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……
「流石に疲れたぞ?」
此奴……元気すぎだろ……
「まぁな……と、クラスメイトの奴だな。流石にこの付近となると会うよな」
そう言って終夜を見ていたのは、確かに教室で見るクラスメイトだった
俺もあんまり覚えてないし……
「お前の場合は興味が無いだけだろ」
うっせぃ……
「……こっち見たぞ?」
マジですか……
「来てるな」
あぁ……来てるな
「こんにちは……と、二人が仲良いのは珍しいね」
……
「幼なじみだからな。それよりもそっちこそどうしたんだ?」
彼女……
累空……名前とは裏腹に普通に活発なクラスメイト……
「暇だから散歩しつつ、ゲームの試行錯誤かしら」
アレか……
「やってるんだ。何処所属?」
彼女は俺を見てから
「帝国を二回滅ぼしたプレイヤーにどう勝つかかな?」
……
「なるほど……所属言わない辺りは察しておくとしても、勝てると思う?」
彼女は肩を竦め
「分からないわ。ただ、勝ってみたいだけよ」
何と言うアバウトな……
「面白な。それで完全燃焼した遊飛君はどうかな?」
俺に振るな
「さぁな。まぁ、頑張れよ」
それだけ言って目を瞑った。多分話してるんだろう声だけを聞いて
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昨日する気にはなれなかったから今日久しぶりに。と言っても長期休みのほぼ最終週だけど……
んで、ログインしてみて分かったのは……ほぼ復興終わったのと同時にイスラムが国を動かしつつも、普通のVRゲームとして機能していた事
「なるほどな。確かにこれは……戦争する感じは有るけど……俺の出番は無いな」
終夜の言う通りだった
ログインしようがしないが……これは普通に帝国が勝つと確信してしまうからだった
「じゃ、のんびり……」
と思ったけど……帝国の外の外れまで歩く事にした
「さっきからつけてきてる奴……何の用だ?」
俺が聞くと仮面を付けたプレイヤーが出てきて
「帝国を二回滅ぼしたプレイヤー?」
そう聞いてきたのと同時にこの聞いた事のある言葉……
「偽装してるから分からないか……まぁ、仕方が無いよな。空」
俺が現実の名前を呼ぶと明らかな動揺していて、俺は偽装を解いた……正確には彼女である水心子正秀が出て来て
「好きにしていいとは言ったが……まさかこの意味とはな……」
仮面のプレイヤーを見た
『だって自由だから。それよりも私が同調してなければ……分からないでしょ?』
……
「まさか……遊飛君だったとはね……今すぐ戦いたいと思ったけど……
それじゃ、勝てるビジョン……思い浮かばないわ」
そう言って両手を挙げていた
「んじゃ、目的は何?。俺、何もする気ないけど?」
そう言うと
「二つの内の一つは遊飛君と会って戦うこと
もう一つは……
イギニリアスに一緒に行って内部から一緒に壊して欲しい」
……
彼女はそう答えていた
『解説』
『本人は抵抗しつつもこういうのに慣れてるせいで抵抗できない体になってると思います?』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』