第九話『星空』
『この先のある物とは関係ない……かもです』
『それでは本編へどうぞ』
夜と帰る時に
「ねぇ、遊璃の命日だからさ……
プラネタリウム行かない?」
突然そんな事を言われて
「良いけど……何でまた?」
夜は俺を見てから
「その時に話すよ」
そう言って引っ張られ連れられる
プラネタリウムを眺めながら
「遊璃と最後に来たのよ
その時に言われたのは……ユウは遊璃の事が好きで……そして断った事」
目を見開いて夜を見る。けど、夜は星を見ていた
「私は迷ったのと同時に不思議と納得してしまったよ
何せ……好きな人が遊璃の事が好きだったんだから……」
……
「あの事故が無ければ……どうなってたんだろうと……
思いを蓋して接していたのよ?
悲しかったし辛かった……君よりもね」
……
「何で告白してきたんだ……」
遊璃が死ぬ前の数ヶ月前に告白されてOKだけ出したけど……
「正直……アレは失恋からのどうでも良くなってOKしただけなのにさ……」
彼女は俺を見て
「遊璃に言われたのは……私しか居ないと。遊璃は初めから分かっていたのかもしれない
こうなる事が……」
……
「俺は……」
その時に星が光り輝くと
「私はそれでも良いの。最善の選択が出来たかと言われれば出来てないと思う
けど、遊璃の選択にはなったと思う」
……
「……」
もう何も言えなくなっていた
『解説』
『恋難しいです』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』