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裏第六話『思い』
『事故の続きです』
『それでは本編へどうぞ』
悠那岐遊璃は俺が庇おうとした女性……
剣道で強く……敵わない相手……
そんな憧れでもありライバルだったのを忘れていた
いや、密かに嫉妬していた
していたからこそ……生きていて欲しかった……
守れたと思った……
のに……
それは違うかった……
また
守られてしまったからだ……
恩返ししたかったのに……
でも……
もう叶わない……
この望み以外……
俺はどんな手を使っても……
君を蘇らせる……
それが禁忌で人の道に外れるとしても……
彼女が好きだったから
『解説』
『彼女についての存在です』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』