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裏第四話『蘇り』
『前作の蘇りのオマージュ的な何かです』
『それでは本編へどうぞ』
彼女を遊璃として覚醒させるには……どうすればいいか……
混じるのも一つの手だけど……それじゃ駄目……
現実に俺が女装した時に彼女が目覚める様にするには……精神状態にある
俺だからこそ……遊璃として覚醒出来るのなら……
「なぁ、お前なら嫌かな?
嫌だろうな……」
お墓の前で彼女に向けてそう言う
「だけどな……AIがお前の自我を持ってしまったんだ。残念だけど……」
そう言ったら怒られそうけども……
「でもな……お前が俺を助けてくれた。だから……少しでも恩返しがしたかった……出来なかった恩返しを……
AIがお前としてかつての生きていた遊璃としてのお前として
蘇りが許されるのなら……お前に伝えたかったよ
ありがとうと……だから悪いけど、お前を冒涜することになろうとも……
俺はお前を擬似的に蘇らせる」
禁忌……そう言われるように死者の蘇りなんて無いに等しい。だが、AIで可能なら俺はそれを試すだけだった
『解説』
『蘇りの可能性です』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』