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第五十二話『偽装』

『明日は裏話を可能な限り投稿です……多分……』


『それでは本編へどうぞ』

かつて皇帝が居た場所にプレイヤーが座り待ってる


「お前か……文句か?」


言いたいことは分かってるようで何よりだ……


「俺は壊しに来ただけだ」


それだけ答えて抜いた。何を使ってくるか分からない。ただ、警戒するよりも……


「先手に動いた方が早い……と?」


二振りの刀が大剣によって金属音と共に押さえつけられて、蹴りで吹き飛ばされる


流石に血まではいかないが気持ち悪さが残ってしまって嗚咽してしまう


こんな事無かったのに……


「なるほどな。お前……VR適性が異常に高い方か」


何の話……


「どうでもいいが……さっさとその座を寄越せよ」


一気に攻め込もうとしたが、そのまま刀身が目の前まで迫ってるのが急に来て、反射的に、片腕を捨てて横へと避けて攻撃を仕掛けようとしたが


「無駄な足掻きだ」


そのまま蹴りで吹き飛ばされ壁に叩きつけられ、ゆっくりと崩れ落ちながら地面へと座り込み俯いてしまう


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目を開け……る……


「何で、またお前が?」


彼女が呆れた目をしながら俺を見ていて


『見てられないからよ。私が認めたのにあっさりと……それに……プロトタイプすらなれない……


本当に私の目は駄目だったの?』


否定して欲しいが真実と認めたくない目で見てきて


「悪かったな。だけど、流石にお前の本当をまだ知らないから」


そう答えると


『それを見つけるのが貴方よ。私がプロトタイプてだけでも見つけれたのは貴方だけ


後は……私を見つけないと駄目よ』


……


「ならさ、一言だけ言わせてもらう」


俺は彼女にそう言うと彼女は微笑み、軽く歩いてから俺の目の前で来ると


『良いよ。その代わりに……私を見つけてくれたら……貴方に一生に誓って忠誠をしてあげる』


……


「お前……めんどくさい女だな」


彼女は微笑み


『それを言ったからには守ってもらうよ』


……


「必ずな」


それだけ答えると彼女は消えた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ゆっくりと目を開けるのと同時に金属音同士が鳴り響き


「全く……楽にはさせてくれないとはな……」


一気に押しのけて立ち上がり


「楽にさせてやるからもう立つなよ」


俺は睨みつけ


「悪いが……俺に取り憑いてるこれのせいで立たないと行けないんだわ」


本当に何時になったら教えてくれるのだろうか……これと思っても偽装……


能力の信用の話じゃなくなってくる


この子がいい加減……本当の事を言ってくれるまではこの偽装された効果でやるしか……


「全く……大人しくしてれば良いものの!」


大剣が横なぎ払いで向かってくるのを、受け止めるがかなり上方向へと吹き飛ばされ宙を舞ってしまう


帝王機をほぼ向こうに渡してこれだけだから……


「しくった……」


そのまま地面に大剣ごと叩き落とされめり込む形で上へを見上げていた


影が……それも剣を突き刺す形で突っ込んでくるのが目に入って


「……せめて……」


暗闇さえ……


……


「なるほど……」


それと同時に俺へと直撃して一気に意識が吹き飛ばされた


「なっ……何を……」


俺の目の前には二振りの一振が握られて受け止めてる俺の今の少女の姿に似た姿の何かが立っている


『私が言いたかったのはそうじゃなかったけどな……!』


そのまま押し返して回りながら俺を見て


「でも出て来た」


彼女はつまらなさそうに


『えぇ、まさか暗闇から見つけてくるとはね……あんなに逃げてたのが馬鹿らしいわ』


そう言って手放すと黒い闇が広がり海のように周囲を包み込んでいく


「聞いてないぞ……何だその帝王機は!」


彼女は面倒くさそうに


『生きた帝王機だね。更に簡単に言うと……私は人間で妖危種で……そんでもって水子に取り憑かれた……化け物よ』


そう言うと手を回し、無数の黒い渦が向かっていくのを、防いでいたが……


気が付くと吹き飛ばされ壁に


そして俺が手にしていた刀を手に


『教えてあげるよ。この帝王機の本当を


『『希絶水神』水心子正秀【刀光剣影】』は本当の名


能力は……


黒い海を生み出し操る。そして、飲み込んだ全てを取り込み自在に出し入れする


奥の手は……』


そう言うと俺の目の前に臓器が散らばる。口を抑えるのも躊躇う程の量で、目の前の男は血とも言えないモノを吐いていた


『対象の全ての臓器を取り出し、複製し水子として襲わせる』


そう答えたのと同時に臓器が組み合わさり赤子の様な異形の姿になると一気に向かっていく


本来なら倒せるが……


「クソ……が……!」


大剣を振るおうとするが、異形の化け物は弾き飛ばして首を掴むと何度も乱雑に殴りつけていた


『これが本当の力よ。水子に臓器をあげるなんて健気な人ね』


それ……お前が言うか……


『あー、それと……その子も能力は有るし、そのままだから


それよりも約束守ってよね?』


……


「分かってる。じゃ、好きにしてて良いから……呼んだら来てくれよ?」


彼女は刀を納めると


『分かってるよ。貴方の帝王機だから』


そう言うと俺に触れると中へと入っていく


「全く……ずっとになるとは」


髪が更に伸びて先になるにつれて白くなり、着崩れた着物に、黒のタイツ、そして赤い瞳に染まり


「クソが……!!」


俺の横を異形の化け物が過ぎていき鈍い音を立てていた


「何だそれ……お前……お前のそれは何だ!!!」


さぁな……


「分かるのは……ようやくだったな!」


一気に向かって抜刀したのと同時に無数の斬撃による引き裂きですれ違い


「……そう言う……事……かよ……っ……!」


そのまま攻撃を仕掛けようとしたのを、腕を斬り落として


「全ては偽りだ」


刀を一突きし、絶命させた


────


『希絶水神』水心子正秀【刀光剣影】』


黒い海を生み出し操り、飲み込んだ全てを取り込み自在に出し入れする事が出来る


奥の手


・対象者の臓器を全て奪い水子を作り出し攻撃をする


・所有者含む全てを偽造し全く新しい能力を作り上げ現実にする

『解説』


『水心子正秀は偽装しまくってるせいでどれが本当なのかどれが偽物なのか歴史に消えてます』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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