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第五十一話『叛逆』

『のんびりが一番で低くてもいい』


『それでは本編へどうぞ』

お互いがお互い牽制する。まぁ、それが妥当だとは思うけど……


「よりによって貴方とはね」


私は彼を見て、剣を突き刺し塚で手を添えてる威風堂々たる姿


革命軍の副リーダーであり2番目に強いプレイヤー……


「お主がそっちとはな。不満でもあるのか?」


不満しかないけど……


「言っても変える気のない答えはしない。それに帝王機の大半は剣というけど……」


副リーダーのプレイヤーは……説得の余地無さそうね。仕方がない……奪うか


「正義執行だ」


剣を手に取ると鈍い音と共に向かってくるのを躱し、体制を立て直そうとするが既に目の前に居て


剣で叩きつけられるのを見て、上へと飛び上がり背を向けて躱しながら手から無数の糸を絡ませて縛るが……


「無駄だ!」


全てを引きちぎられ、更に攻撃を仕掛けてくるのを


「全く……そんなだから帝王機の意味が無いのに……『『煉獄監獄』レッドクリムゾン』が泣くわよ」


そのまま上へと躱そうとしたが、剣の背面で叩きつけられられるのと同時に爆発で一気に吹き飛ばされ壁に叩きつけられる


「お主の『『狭門天門』アンドレジット』も性能を引き出せてないみたいだが?」


はぁ……全く……鬱陶しいこの上ない


「まぁ、意味の無いて事は分かっただけでも言いし……」


少し長い短刀を手に構えた


「ん?。帝王機を使うのを止めるのか?。全く……諦めの早いものだ」


……


「帝王機だけどね。ただ……消耗が激しいから使わなかっただけ」


そのまま一気に向かうと迫ってくる剣を短刀で防ぐのと同時に帝王機にヒビを入れた


「……」


そのまま爆発させてくるかと思ったけど……流石にそこまでは馬鹿じゃないか


「『『武器破壊』ブレイカー』そのまま……ありとあらゆる武器と認識してる武器全てを破壊する事が出来る


お前の帝王機も私は武器として認識してる」


そのまま一気に走り込み攻撃を仕掛けようとした瞬間に爆発し吹き飛ばされて壁に叩きつけられる


「……っ……は……」


土煙が晴れると姿が見えなくなり意識が遠のいていき……気絶してしまった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目を伏せて歩いてくる音を聞き


「お前……誰だ?」


目的の……まぁ、アスモの推察通り逃がすと『分かってて、尚且つこの道を通る事』を見てなければ逃げられる所だったな……


感謝だな……本当に


「表沙汰にならないこのゲームで言う所の始末屋だ。それと……あの『軍神』のアスモの右腕と言えば分かるか?」


何か分かったのか後退りをするが……引けないのかプライドなのか……向かってくるのを


「貴方の自由を否定しないけど……他者にまで束縛するのは辞めて欲しいな……」


件を突き刺したのと同時に目の前のプレイヤーは血を吹きながら倒れ込み消えていく


「鎧の帝王機『『鎧袖一触』アナクサンドリデス【反逆(ファランクス)】』


自身より格上の相手に対して自身の身体能力の向上と対象者に絶対の服従をさせる


俺は君に死を願ってもらっただけだ」


そのまま歩いて出ていく


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


地面に降り立つ。まぁ、大方想像していたが……


「やはり終夜が此処で待ってるとはな」


俺は鎧を着た終夜を見た


「だろうな……お前が来ること自体は予想出来てるし……殺りたくないけど……」


その時に登ってくる音が聞こえて


「ユウ。私が殺る。流石に約束を反故しすぎだから」


夜が出て来て俺は目を伏せていて


「……悪かったよ。だが……こっちにも……」


そう言いかけた時に


「私もよ。ただ……帝国が滅びて見て分かった。このゲームは変わるべきだとね


いい加減……良いなりの終夜は見たくは無い」


そう言って構えていた


俺は歩いて終夜の横にすれ違う時に


「夜はキレてるぞ」


それだけ言うと


「分かってる」


そう返して、俺はそのまま歩いて向かった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


終夜を見た。理由は分かってるしこのゲームの根幹は人間の欲と業……


だから否定は出来ないし、止める事も出来ないのは分かってる


だけど……


「そんなに怖いの?」


昔の私ならゲームの流れで逆らえないし……恩だって有る


けど……それを理由に縛るのは間違ってる。だから……


「それは違うな


俺が此処に居るのはお前が理由だ。あの時の……


お前が好きだった事だからな」


……


「そんな事の為に?」


違う……


「あぁ。諦めきれないし今だってな……お前らが再び付き合う事になったのだって……祝福していても心の中ではな……」


なるほど……


「諦めさせてくれと?。馬鹿じゃないの?


そんなどうでもいい事のためにこんな所に居て……


本当に馬鹿だね」


私は『『劇薬猛毒』黒死鴆(こくしぜん)』を手に構えた。鎧を着た終夜が向かってくる


分かってる。相性が悪い事だって。ただ……


「私も意地があるからね」


一気に走り出し攻撃を仕掛けた。どう足掻いても勝てないのは明白


だからこそ……どうするか……


「相性悪くても来るてことは……意地なのか!?」


蹴りが顔に迫ってくるのを、弾いて攻撃を仕掛けるが鎧で伏せがれる


ユウの帝王機なら……他のプレイヤーの帝王機なら……どうにでもなるはずなのに……


「どうしてもこれだけは譲れないからね!」


そのまま攻撃を仕掛ける


皇帝……帝王機を集めていた理由が分かった気がする……これは兵器であるのと同時に……手に負えない為の救済処置


まぁ……中には……だけど……


「流石に殺られる訳には行かないから……!」


槍が目の前まで向かってくるのを、弾いて


「帝王機の奥の手を引き出させる為の相手になってもらうから」


一気に攻め込んで、回しながら急所を狙う


だけど……終夜も理解してるのかそれを躱して攻撃を仕掛けてくる


流石に読み合いは互角以上で無駄になりつつあるから……


ここからはアドリブか……


「お前がこんなにも無意味な戦いを挑むようになるとは……それに俺も……」


……


「だから殺り合うんよ」


金属音が弾く音が響くだけで決定打に欠けてしまう。それ所か……無意味な攻撃ばかりで意味の無い攻撃……


それも終夜は分かってるのか……


まぁ、どちらにせよ……


「急にどうしたんだ?」


納めて


「降参よ。私では無理だし……何よりも……」


歩いてくる音……それも女性の靴の音。誰かはハッキリと分かる


分かるからこそ……


「寒っ!?」


部屋の体温が急激に下がる。周囲は凍っていき、氷なのに炎が舞い上がってる


「ユウの妹が相手するみたいだしね」


私の横をすり抜けるのと同時に終夜が吹き飛び壁に叩きつけられる


が、そのまま氷が終夜を突き刺して壁に張りつける


「どうでもいい事で喧嘩しないで欲しい


それに……」


撫でる獣人……トウマの側に仕えるかのように立っている乖離……


「お姉ちゃんも何してるの?」


冷たい目で見ていて


「……うーん。終夜のどうでもいい盲信に付き合ってた」


そう答えると


「悪かったな……諦めがようやく着いたからな……」


そう言うと氷が解除され鎧も解かれていた


「ねぇ、今の革命軍のボス倒せると思う?」


私が聞くと終夜は肩を竦めて


「少なく見積って帝王機使い複数人は必要だな」


……


「帝王機使い?」


終夜は首を横に振り


「国王機だ」


そう答えていた


『解説』


『とある漫画のキャラの異名がカッコよくてつい……


それともう一話と明日辺りに裏話連続投稿しようかなと……』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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