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第四十六話『偽り』

『後、6日で頼んでいた絵が来る……楽しみだなぁ……』


『それでは本編へどうぞ』

引き抜くと後ろへと下がっていて


「何が……何をした?」


水心子正秀を肩に置いて


「言ったろ?。プロトタイプと……無理矢理完成させたから不安定だが……


上手くいってるな」


終夜は地面に突き刺していた刀を見てから動き始めたが……


俺は手を刀の方へと突き出して


「お前……理解してるのか?。終夜……分かってると思うが……此処は俺の領域だぞ?」


晴れているはずの空が黒くなる。終夜は見上げて立ち止まり


「遊飛……お前、何した?」


俺は歩いて


「話してる間に仕込んだ。それと……お前が知り合い事だけど……アレ、母さんなんだわ」


俺は笑みを浮かべ刀を振り上げて斬撃を飛ばす。勝ったら話すと言ったけど……


そんなつまらない事をメリットにするわけ無いのにな……


相変わらず……詰めが甘い


「はぁ!?」


斬撃を弾こうとした終夜は……弾かずに半分引き裂いていて、ゆっくりと座り込んでいた


「……何……」


目の前まで歩いて刀を振り上げて


「少女の怨念だよ」


振り下げて頭を斬り落としていた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この帝王機の製作者は……少女と水子の妖危種を利用した。人の命を使う事は否定してまでも


ただ、彼女の願いにより生み出された帝王機は余ったどの帝王機の素材になろうと……この帝王機を自己強化した


その素材は長い期間帝王機として素材としての役目を果たすと必ず戻る


製作者だった彼は……この帝王機は執念と憎悪のみで自身が帝王機になっても尚膨らませていた


この偽装だってそうだった……乗っ取る為に生まれた奥の手……


なのに


「まさか、俺と前の持ち主を認めるとはな……」


消えていく終夜を見てから、そう呟いてしまう


『『希絶水神』水心子正秀【刀光剣影】』これが彼が作ろうとし、彼女が怨念のみで生み出した帝王機


暗闇を生み出し、周囲を飲み込む闇を生み出す事が出来る二振り一刀の帝王機


そして……俺を乗っ取るのを止めて俺を、自己強化し少女の全てを俺に写し顕現した妖危種


「全く……」


俺は二個目の心臓を手に見ていて


「これの為に俺はゲームを始めた訳じゃないのにな……」


黒いモヤが包み込むと消えて、俺は納める。姿は戻らないが自我的には問題無かった


義姉と従姉と姉と義妹しかない……


諦めるしかないか……


「さて、面倒だしさ……革命軍側を潰そうか」


歩いて……元帝国だった場所に向かった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


向かったのは良いけど……何故か拠点に戻されてる……


「なぁ、これはどういうつもりだ?」


あの悪魔三人が俺を愛で始めていて身動きが取れなくなってる


「知らねぇよ。それよりも……いや、それは言いや。イギニリアスの帝王機から依頼来たが……」


軽く説明されて俺は……


「何当たり前の事を依頼してくるんだ?


勝手にしてろ。そもそも……帝王機を集めてる訳じゃないしな……勝手にお前らが気に入ってくるだけだろ?」


イスラムは肩を竦めて


「それについては否定しないが……軍王機についての情報がな……」


そう言われ、説明された瞬間に……酷い痺れが腕に走って押さえた


彼女……あの子が酷く怒ってる事に……


「それも影響なのか?」


俺は頷いた


「まぁな。代償とも奥の手とも言えるな。なるほど……取り敢えずは……帝国だ」


俺は三人の姉を別の場所へと暗闇の中で引きずり込みつつも立ち上がり


「その前に……協力者が欲しいからさ……その依頼してきた奴を此処に呼んでくれないか?」


イスラムは目を伏せて


「一応出来ないことも無いが……何でだ?。俺達の目的に……意味の無いとは思うけど……」


俺は目を伏せるだけで……そして……


「簡単な話だよ。親友を助けたいからでしょ?」


飛霞姉さんがまともになり代わりに答えた


「どういう事だ?」


……


「簡単な話だ。革命軍側は革命成功したらクリアだしその後は自由。ただ、一つはメリットが大きい事。もう一つは……帝国の表の理由と同じで犯罪しないで国を守れだ」


イスラムは首を傾げていて


「それの何処が悪いんだ?」


……


「自由が無い。それだけだ。このゲームは自由だろ?。俺だって世界を……イギニリアスと革命軍を壊すつもりで動いでるのに……


制限されたルール何て……何が面白いんだ?


それにさ……革命軍は革命して終わりなのだからそこからは自由にさせないと……何時か、帝国みたいになるのにさ」


俺は振り返り


「面倒だからさ……デュークを呼んでくれ」


俺はするつもりのにない事をしようとした。勿論……帝国が普通なら何もする気もしない……


ただ、革命軍が堕ちてなければ……の話だが……


「終夜からのメールで……革命軍は皇帝強いては民に不利益になる人をなる前に粛清してると


簡単な話……危険な事になる前に始末してると。俺も悪いとは思わないしそれが正しいと思うが……


問題は関係者……強いては家族も全てだ


流石に帝国と同じだからな?。だからイギニリアスよりも帝国優先だ」


本当に……引っ張られるなぁ……まぁ、壊す壊すと言っても革命軍とイギニリアスで世界自体滅んで貰っては困るしな……


仕方が無い……


「世界平和と行きますか……」


やりたくないけどな……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


デュークとレオも呼んで……


「あの村をか?。俺が同行する訳じゃなけど……お前……国作りする気になったのか?」


俺の姿を見ても変わらない事に安堵しつつも説明……話をした


「まぁ、簡単な話……デュークが王で俺が下っ端。帝国からわざと誘い、もしくは勧誘を受けるように誘導するだけ


後はデュークに任せる


俺は帝国を滅ぼすだけにするからさ」


ざっくりと言うと


「簡単に言うけど……資源とかは?。財源は?。どうするんだ?」


そんなの決まってる……


「皇帝を使うのだよ。俺は皇帝を殺した。革命軍は実績だけをパクったが……証拠は俺が持ってるからな」


部屋の片隅に皇帝の証拠を出した


「だろうな。革命軍が頑なに出さない理由だからな


分かった。けど、お前は良いのか?。お前なら上でも良いのに」


俺はデュークを見てから


「俺は自由が好きだからな。それじゃ……帝国攻略開始だな」


メールを送って俺はそう宣言した




『解説』


『解説が解説じゃなくなってきてるので……現在進行してるのは……


イベントの分岐ルート(短編短め)ですね……』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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