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第四話『原因』

『今回二つあるので……最初に出てきたヤツを後書きに』


『それでは本編へどうぞ』

取り敢えずはゴブリンの発生原因を突き止める為に行動することになるけど……


「どうして元に戻るの?」


夜……ヨミにそう言われて


「いや、普通に行動する時はこった方が良いんだ。それに……戦闘だけは楽な方を選びたいんだよ」


そう言うと終夜に


「確かに女装すれば現実でも見分けがつかなくなるくらいに可愛くなるけどさ……ここに来てまでするとは思わないだろ?」


此奴……何時か殺ってやる……


「それ知らないけど……?」


ヨミがそう言うと


「かなり昔の事だからね。知らないのも無理ないし、何故か当時は男に人気だったからなぁ……」


おい……それは初耳だぞ?


てか、マジかよ……


「お前に恋してた男共は砕けた後に新たな性癖を開拓されていたな」


止めろ……聞きたくない……


「それよりも……あれだと思うけど……どう?」


そう言って指さした方向に視線を向けると……


「そうだろうな」


終夜が剣を手にしていた。その先はゴブリンの巣窟と……その先にゴブリンから進化したのか大きめのゴブリンが立っている


「弱い奴だけど……厄介だから。私の攻撃が通るかと思えば……通らないと思うから任せていい?」


俺に聞いてきて


「俺は巻き込むからパス」


そう返すと


「俺しかいないじゃないかよ……仕方が無いか」


そう言って地面に突き刺すと


「『『悪鬼修羅』ディストラシオン』!!」


そう言うと鎧が出て来て身にまとっていた。何と言うか……蠍を模してるような……そんな感じで


「素材がそうだからな……と、んじゃ……行ってくるわ」


そう言って一気に突っ込んでいく。それを見届けてから


「で、どうする?」


聞くと刀を抜いていて


「私も行く。ユウは?」


俺も刀を抜いて少女の姿となり


「広範囲の攻撃だから上手く躱してくれよ?」


ヨミは笑み浮かべて


「期待してる」


そのままお互い一気に走ってゴブリンの方へと突っ込んでいく


そのまま斬るのは面白く無いから……


「終夜!夜!高く飛べ!!!!」


そう叫ぶのと同時に二人は俺見てから言葉通りに高く飛ぶのと同時に思いっきり振るった


その瞬間に黒い渦が発生し、視界に映る全てのゴブリンが黒い渦の中へと引き込まれるのと同時に圧縮し全てを無にしていた


「マジかよ……」


その言葉と共に


「攻撃は終わってない」


その瞬間に黒いモヤが一気に放出すされるのと同時に残りのゴブリンを全て切り裂き飲み込んでいく


「凄い……と言うよりか……最初の帝王機だから強すぎる……」


そう言って降りてきて


「だから巻き込むから無理だったのだ」


二人共納得していた


「奥の手はあるの?」


夜に送られたメールのあれか……


「有る。ただ、その1つが性転換みたいだな。もう一つが……」


ゴブリンが投げて来た投擲を手で防ぐ。普通なら出血多量になるが……


「さっきのブラックホール使った数秒間は俺の体はダークマターで殆どの攻撃を無効化出来る」


そのまま、振り返ってゴブリンを叩き斬る


「わお。流石は最初の帝器だ」


そう言って投げ飛ばしている終夜を見て


「取り敢えず……俺で吹き飛ばせばいいんだな?」


確認を取ると


「えぇ」


俺は一気に走ってゴブリンを斬りながら進化したであろうゴブリンまで向かった


そしてそのまま首を狙って一気に落とそうとした時に弾かれて吹き飛ばされる


「遊飛!」


ゆっくりと立ち上がり、口から血を吐いてから拭って


「大丈夫だ。それよりも効かなかったぞ?」


発動する前に防がれる感じがしたから……此奴の?


「多分……何かしらの兵器を使ってると思うぞ。調べた情報通りなら、何十個は行方知れずだからな!


お前の帝王機みたいに!」


そういう事か……なら厄介この上ないか……


「何かあるの?」


夜がゴブリンを斬りながら言うと


「今、ブラックホールで過去の持ち主が何か残してないか見てる


だから、時間を稼いで欲しい」


二人は俺を見てから頷いて向かっていく


こう……都合良くある訳ないが……もし、前の持ち主がそのままの人なら必ず何かあると思う……


その可能性を信じて


「マジで?」


奥の手だと思った性別転換……偽装や体をダークマター化させるのがそうだと思ったけど……


これが普通の能力……と言うよりか偽装された能力……


「とんだ化け物なもちぬしだったんだな……」


ブラックホールから伸びてくる一本の刀。俺が扱っていた刀は偽装に過ぎない……


だから、死ぬ事だってあるし、対応しきれないことだってある


でも、それ自体が偽装された刀だとしたら?


本物の水心子正秀が……あるとしたらなら?


「終夜、夜……奥の手やる」


一気に掴み引き抜いた。その瞬間に黒い筋が空間を割いて、全てを引き込んでいき、そのまま進化したであろうゴブリンを飲み込んでいき


空間事圧縮される瞬間に大爆発を引き起こし全てを弾け飛ばしていた


そして、生き残ってる進化したであろうゴブリンに更に空間から二本目の帝器を抜いて


「『『暗影絶器』刀光剣影』」


最初の帝器と最後の帝器の対になる帝器……


偽りの刀は消えていき、俺の手元には水心子正秀と刀光剣影が握られていて


「有り得ない!」


一気に加速し、二振りの刀を振るう。その瞬間に周囲は暗くなり、全てが闇へと包まれるのと同時に全てを引き込み飲み込んで


全てを消し去った。それと同時に弾き飛ばされて地面に何度も叩きつけられて刀二本が俺の目の前に突き刺さっていた


「大丈夫か?」


少女の姿のままの俺を抱えて


「まぁな……まさか、全て偽装されてるとは思わんだろ……」


終夜は刀を手に取ると納めてくれてくれ、元の姿に戻る


「全くな……まさかもう一個の帝器が出てくるとは思わんだろ……」


夜が歩いてきて刀を納めていて


「全く……にしても、ボロボロだね」


俺は目を伏せていて


「悪い……内蔵ボロボロだから一旦殺してくれ」


終夜はナイフを手に俺を一突きで殺した。躊躇いくらいあってもいいだろ……


再び復活すると二人は黙々としていて


「悪いな……それで、何でそんなに大人しいんだ?」


気になって聞くと


「俺と此奴は敵同士だからな……


まぁ、それに……目的があって今回はたまたま会えたが……戻らないと行けないからな……」


夜も頷いていて


「私な場合は……少し面倒だから長くなる……」


なるほど…………


「は?。なら何で普通に共闘してるの!?」


二人は俺を見てからお互いを見て


「お前の強さを見たかったのもあるけど……偶然だし、このスタンピードはお互いでメリットしか無かったからな」


そう言うもんか……


「それに俺達は遊飛の気分に任せるしな」


……結局はそういう所で落ち着くのか……まぁ、良いけど

『解説』


『『悪鬼修羅』ディストラシオン』


詳細不明。『妖危種』『昆虫種』『『猛毒崩壊』スコルピウス』を素材にしてる。鍵剣の鎧型


・不明


所有者


シュウ


『詳細は伏せますが……一応素材で分かる通り、毒と崩壊の能力です』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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