第二十四話『酷死』
『ネタがぁ……』
『それでは本編へどうぞ』
ログインしてから帝国に入っていた。翼を広げて黒く漆黒に染めた
「『『生死呪怨』姑獲鳥』……」
サウザーワームと同じ間違いを犯さない……
サウザーワームが破壊されたのは……サウザーワームの持つ生命を全て奪い枯渇させたから
これを起動させて分かった
能力は生を吸い付くし死を与える能力。確かに……これは破壊する力があるか……
「まぁ、仕方が無い。補填という形ならこれしかないしな」
屋根から飛び降りて翼を広げて一気に待ち合わせの場所へと向かった
乖離は飛嘩の病室でログインしてるらしいし……何でかは知らないけど……
「お兄ちゃん!」
飛舞が手を振っていたのを見て俺は降り立ち
「あれ?。何か変わった?」
……
この妹……気づくのかよ……
「まぁな。それよりも……乖離か?」
白銀の髪に白の瞳孔に赤黒い結膜の……まるで陶器の様な感じの少女が立っていて
胸元から顔に広がるまでに紋様が広がっていて
「お兄さん。こっちでは初めまして」
そう言って頭を下げていた
「なんと言うか……俺の昔の女装を知ってる知り合いがこうも普通にされるとかなりショックだが?」
そう言うと
「結構素敵でしたよ?。終夜さんやお姉ちゃんも惚れてましたし……」
彼奴ら……
「お姉さんの方はどうですか?」
飛霞姉さんか……
「飛舞?」
俺が聞くと
「お医者さんと話してる。多分……今後の事だと思うけど……深くは知らない」
なるほどな……
「まぁ、良いや。取り敢えず……飛舞。任せていいか?」
俺が聞くと
「良いよ。お兄ちゃん頑張ってね?」
全く……
乖離を撫でてから翼を広げて飛び立ち、一気に向かった
この帝王機……姑獲鳥が何故俺を殺せなかったか……サウザーワームを意図的に殺せたのか……
理由は簡単だった。奥の手のせいだった。まぁ、使うのは……助けてからか
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飛んでいくお兄ちゃんを見てから
「じゃ、カイリ。始めていいよ」
カイリは頷くとゆっくりと目を瞑り、変幻していた。私が使わずに上げたお兄ちゃんから預かっていた帝王機が……乖離の手に
「初めてだから……上手くいくか分からない」
犬のような耳と犬の様なフサフサした尻尾を生やし、両腕は獣の様になっていた
そして足も多少は変化し、靴をはかなかった理由だった
「まぁ、『『神聖神獣』大口真神【天照大神】』だからね。それじゃ……」
私は手を挙げて一気に振り下ろすのと同時に氷が周囲を包み込み
領域を犯した
「クソいきなり……は……?」
乖離がすれ違うのと同時にプレイヤーの男が真っ二つになり、乖離は血の着いた手を舐めて
「不味……」
そう言うと残像を残すようにして更に移動していた
「流石……さて、私の相手は……」
ゆっくりと視線をずらして
「お前が……て、少女かよ……何をする気だ?」
私は微笑み、半分を氷に、半分を放電しながら歩いて
「別に。お兄ちゃんの頼み事で……このギルドを壊滅させる事にしただけよ」
一気に走る瞬間と同時に放電し瞬間移動をした
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そのまま首を180度回して殺しながら、肩を掴んで躱す
さっきまで居た場所は半分に切れていて……
「仲間……じゃないの?」
そのまま、掴んで投げ飛ばしたのを、弾いて吹き飛ばし
「それが?。これが俺たちのルールだからな」
しゃがみ込み一気に前へと行こうとした時に、私の前に飛舞が私の前に降りてきて、しゃがんでいて
「アレ?。乖離……?」
飛舞が聞いてきて
「何してるの?」
構えるのを辞めるのと同時に鞭が飛んでくるのを、私は飛舞を抱えて飛び引いた
「全く……あの鞭……私の氷と雷を弾くから……帝王機だと思うけどなぁ……」
なるほど……
「なら任せて……」
飛舞を私の相手の方へと投げ飛ばして、私は鞭のプレイヤーの方へと降り立つ
「今度はお前が相手か……その姿は……帝王機か」
私は目を伏せるのと同時に
「本気で行く」
冷気が周囲を凍らせてく。これで……飛舞は動きやすくなる……
「へぇ、全て……」
一気に前へと進むのと同時に周囲が飛舞の氷で作られていて、周囲の足場へと使って一気に高速で動く
「そんなに動いても、分かるんだな!」
一気に向かってくる鞭を私の腕を縛るが……その鞭が凍っていき、男の腕へと到達する前に手放される
「は?。何故だ!」
一気に引っ張り、砕け散るのと同時に
「さぁね」
立ち上がり、しゃがむのと同時に男のプレイヤーへと一気に向かって、首を狙い爪を振り上げるが
「させるか!」
伏せがれるが、剣は凍っていき砕け散るのと同時に血飛沫が舞い
「せめて……!!!」
そのまま振り上げ、振り下げる動作をしたのを、振り返り……氷の剣で首を跳ねて、更に拳で吹き飛ばした
「……私はお兄さんの味方でお兄さんの剣だから」
ゆっくりと立ち上がり風が靡く。後ろを見ると氷が弾け飛ぶのが見えて
「はぁ……」
呆れつつも微笑み歩いた
『解説』
『飛舞の今後については……結構動きますのでお楽しみにくださいまし』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』