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第十九話『嫉妬』

『のんびりのんびり』


『それでは本編へどうぞ』

そのままのんびりしてると飛舞(とうま)がお腹の上に乗ってきて


「私以外の女と居た」


そう言う


「そりゃ、俺の本当の雇い主だからな。大切なのはお前で、惚れてるのは雇い主の方だから」


こう言える俺もかなり最低か……


「本当に……それよりも今日は何するの?」


俺は暫く考えてから起き上がり


「会いに行くか……」


面倒だけど……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


男の……元の姿で向かった。欠伸をしながら扉を開ける。何か知らんが……俺の方にメールが来ていて、場所を教えてくれた訳だけど……


「おっ……て、誰だ?」


聞いてくるから


「この姿でなら初めてだな」


そのまま少女の姿になると目を見開いて


「お前かよ……てか、男なのかよ……目覚めるとこだったぞ!?」


うるせぇ……


元に戻りながら


「んで、俺の雇い主に会ったか?」


二人共頷いていて


「驚いたけど……よくあんなの手懐けれてるな……」


……


「一応……帝王機三つ持ち。目的は人類の殲滅。まぁ、今は大人しくしてるみたいだし、暫くはな


んで、結局……目的は?」


俺が聞くと


「俺は面白そうな方」


彼女は……


「同じく。それに……こっちの方が良さそう」


アバウトな……


「帝王機持ちなのは分かるけど……まぁ、良いけどさ……俺は勝手にさせてもらうぞ?」


そのまま出ようとしたら


「それがこの組織の方針だからな。まぁ、お前なら大丈夫だろうしな」


……


扉を閉めると


「大丈夫?」


飛舞(とうま)……


いや……


飛嘩(とうか)か。瞳が赤い


「まぁな。はぁ……何もしてないのになぁ。んじゃ、暇つぶしと行こうか」


俺は空亡を手に動いた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


空亡を身に纏ってから革命軍……では無く、帝国の面倒い奴を仕留める為に


『全く……さて……始めるか』


俺は空亡の鍵を手に一気に走って首を落とした


『なっ……?』


そのまま、蹴りで吹き飛ばして破壊した


「さて……」


そのまま走って使用人、無関係な……人は彼女が殺していた


『最高ね』


血を舐めながらそう言う彼女を見て身の毛よだつけど……


『私の為に働いてね?』


……


「全く……我儘なお嬢様な事」


更に振って一気に建物に無数の亀裂を走らせて倒壊させていく


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


欠伸をしながら皇帝に呼び出されて歩いて向かう


少女の姿だけど……


『聞いての通りだ。昨日……大臣の屋敷が崩壊し、大臣が殺された』


……


「だから?」


俺はそう返すと


『殺った奴を探し出し殺せ』


なるほど……


面倒だし……それ、俺だしな


「了解……次いでに革命軍潰してくる」


そのまま部屋から出た


「どうするの?」


そんなの決まってる。帝国がやる手を使うだけ。まぁ、殺るのなら殺るだけだし……帝王機使いじゃない革命軍を狙うか


そうなると……プレイヤーではなくこっちの世界の人間になるか


「俺の情報が出回る前に殺しに行くか」


まぁ、手遅れだろうけど……それよりも……


「俺一人でやるから好きに遊んでいいぞ?」


そう言うと飛嘩(とうか)が俺の手を引っ張って


「無理な話。僕だって一緒に居たいから」


……はぁ……


少女の姿のまま彼女に頼んで飛んでもらうことにした


「んで、ここで良いのか?」


妹に聞くと


「うん。調べた通りならプレイヤーは居ない。帝王機は分からないけど……それ以外は大丈夫」


本当かな……


まぁ、良いけど……


「殺ろうか」


翼を広げて一気に向かった。そのまま扉を破壊して乗り込むのと同時に翼で額に全てを穴を開けた


『敵襲だ!』


声が響くのと同時にサイレン?鐘の音が響いた。それと同時に無数の人数が向かって来たのを


「水心子正秀」


一気に空間を振り払うと一筋の黒い空間が広がり一気に吸い込んでいく


『帝王機持ちか……!!!』


ヒラヒラと布が落ちていくのと同時に斧か何かが飛んでくるのを弾いてから


「お前もか……」


斧を手に取ると構えていた


『そりゃ、そうだろうよ!!!』


一気に向かってくるのを横にずれて躱して斬ろうとしたら瞬間に飛び引いたのと同時に、斧持ちの男が吹き飛ばされていた


「成程……男と聞いていたけど……まさか女の姿になるとは……」


構えた瞬間に


「ユウ。ストップ。これは味方。それよりも……何してるの?」


……は?


「てか、何で!?」


その瞬間に飛霞姉さんのレーザーが俺を襲うとした男に突き刺さり穴を開けていた


「いやー、色々とねぇ。それよりも……これは此奴らに任せて話ししよっか」


……


めんどくさい事になったなぁ……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


崩壊する建物を背景に


「こっちがイア。元革命軍になるかなぁ……」


……


「うん。意味が分からん」


そう言うと


「そりゃ、そういう反応になるからね……アスカ君


私はイア。君の事が気になって抜けて来ちゃった」


テヘ……じゃねえょ……


と言うよりか中性的だな……


「まぁ、冗談はさておき。私は君の事を評価して、何より……帝国の事と……革命軍を踏まえてこっちに鞍替えることにしました」


は……?


「どういう意味だ?」


俺が聞くと


「今の革命軍は……国の組織で言うと賛成派、中立派、反対派に分かれてます


更に簡単に言うと、温厚派、中立派、過激派」


いや、そういう意味じゃなくて……


「どうしてそうなってる?」


俺が聞くと


「革命するには多少の犠牲もやむ無しと言う事ですよ」


成程な……


『解説』


『ゲーム内で本名言ってますが……相手からしたら、ただプレイヤーネームが聞こえてます


個人情報かなり言っていますが……全て保護されて偽装されてますので大丈夫な様になってます』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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