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第十七話『スターラッシュ』

『帝王機が続々出ます』


『それでは本編へどうぞ』

森に来ていた。皇帝から帝国近くの革命軍を潰せと命令来たからな


その前に


「水心子正秀の意味が分かった」


俺は飛舞(とうま)が作った氷の椅子に腰掛けた。これが案外凄くて、溶けず且つ濡れない氷に


「どういう事?。能力はそのままじゃないの?」


俺は頷いて


「水子。つまりは……この刀の妖危種は水子の霊と少女が混じった帝王機


俺がこの姿を続ければ戻れなくなる。簡単に言うと現実に影響してしまう話になる」


飛舞(とうま)は考えていて


「それだと、何で解除しないの?」


簡単な推測……


「俺が異端者だからだと思う。前の所有者ですら危険と感じて封印したんだ


この刀は精神を狂わせるのが作用する……と思う。まぁ、水子の霊だ。ハッキリ言うと危険なのは変わりないけど……


能力の元を考えればな……」


ブラックホールとダークマター……普通ならこんな帝王機に備わる機能じゃない


なら……


答えは簡単だ


少女の憎悪の他に水子と妊娠した女性。お腹の中の暗みが赤子にとってはブラックホールの様に暗い場所


そして、クローン技術自体がダークマターの様な無から複製する技術。ダークマターは全ての代わりになる……


これが混ざったのがこの能力という訳か……


「それなら納得出来るけど……結構無理矢理だね……」


そりゃな……


「まぁ、後はこの帝王機が問題だな」


暗闇を作るだけの『『暗影絶器』刀光剣影』……奥の手も無い普通の帝王機……


他の帝王機が無ければ何も出来ない……


「だから水心子正秀と併用して使ってるのね……」


まぁな……


「んで、面倒だけど……任せてもいいか?。俺、この先の大将に呼ばれたみたいだからな」


立ち上がり刀を抜きながら翼を展開した


「うーん……我儘言うと……嫌。けど、仕方が無いもんね……私はお兄ちゃんの邪魔になる奴を停めればいいもんね……


それが、終夜さんや夜さんでも」


俺は微笑み


「お前……生き生きしてるな。何処か頭のネジ吹っ飛んだか?」


俺が聞くと妹は笑みを零して氷の剣と雷の剣を掴み


「うん。だって……自由で……お兄ちゃんの事が好きで……思想が染ったのだからね」


あっ……これは完全に気持ち悪い……まぁ、良いか……無理にすれば切れるし……放置でいいか


それよりもその殺気……流石に反則だろ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


放電と氷が四方八方に飛び交う中で俺はアジトの中を歩いて殺気の方へと向かった


暫くして扉があったが無視して切って蹴飛ばしてから中へと


「全く……帝国の兵士が来たかと思えば……舐められたもんだな」


拳同士撃ち合いながら立っていた


「これも命令なんでな。それよりも……革命軍はどうだ?。楽しいか?」


ふざけて聞くと


「全く腐ってるからな。俺からしたらこっちのほうが楽なんだ。それよりもさ……お前……流石に俺の好みすぎだろ……」


……


「……お前、頭狂ってるのか?」


俺が聞くと彼は首を横に振り


「いや、それは無い。まぁ、良いさ……帝国の犬なら殺るまでだ」


そう言って向かってくるのを翼を広げて躱したのと同時に鈍い音が響いた


「マジか……」


壁にヒビが入っていて


「マジだ」


そのままの勢いで更に殴られるのを、俺は拾っておいた剣で防いだ……が、叩き割られそのまま頭に直撃して吹き飛ばされる


何とか体勢を建て直して床への叩きつけを回避した


「なぁ、聞いていいか?」


口元を拭いながら俺は彼を見て


「何だ?」


構えた


「何で帝国に居るんだ?」


……


そんな事か……


「壊す為だ」


そう返すと


「なら何で革命軍に来ない?」


そんなの……決まってる


「壊す為だ。俺は全てを壊すからな。だから……」


一気に翼を広げて加速しながら振り上げるが篭手で伏せがれ、殴る挙動されるが、刀を抜いて防いだのと同時に蹴りで頭を狙ったが……


「軽いな」


そのまま足を掴まれて投げ飛ばされる


「全くな!」


そのまま翼で威力を殺しながら地面へと降りて


「お前のそれ帝王機か?。何か異質なんだよな……全てに影響してるみてぇで」


は?


「まぁ、知らねぇけどな!」


向かってくるのを防いだのと同時に何度も撃ち合いになり、傷が増えていく


流石にキツイか?


「能力発動させろよ!」


その言葉と共に俺は一気に振り下ろして、そのまま斬撃で周囲を破壊していく


「なりふり構わないてかよ!」


一気に、走って懐に潜り込みながら引き裂こうとしたが、篭手で伏せがれ


思いっきりお腹を打ち付けられる。それが内臓破裂したような音が身体中に響き口から血を吐き出してしまう


「やはり解除されないて事は……本物か?」


そのまま更に拳が迫るのを、刀で斬り落としてから距離を取った


「……咄嗟の判断……流石だな」


そう言って切り落とした腕を手にして振りながら


「ダメージ量が蓄積されて解除されると思ったのか?」


俺が聞くと


「まぁな。まぁ、無いて事は本物だろうしな」


……


空亡ならバレてたが……全く、此奴の奥の手はほぼ無敵だな……


納めれば解除されるが……


バレなければ問題無い


「不味いな……俺の仲間、ほぼ壊滅かよ」


外を見てから俺を見て


「決着つけるか?」


俺が聞くと彼は肩を竦めて


「流石これ以上殺ると……俺が負ける。これを失うのも惜しいし、引くか」


俺は目を伏せて体勢を解除してから


「おっ?。見逃してくれるのか?」


俺は外に目を向けて


「あの子から逃げ切れるのならな」


一気に引き抜くと彼は苦笑いして


「無理だな。仕方が無い」


そう言って向かってくるのを……


「悪く思うなよ?」


一気に空間を引き裂くと黒い一筋と共に周囲が黒く染まり


「は?」


彼を包む混む様に圧縮されて何も残らず……その瞬間に全て吐き出されたかのように崩れ落ちておく彼が俺を見て笑みを浮かべ


「情だ。お前の帝王機は壊さないでやる」


首に刀を向けて


「はは……『『連続連戦』スターラッシュ』をか……悪いな」


そのまま首を斬り落とした。それと同時に光の粒子となり消えていく


それと同時に壁を突き破って破壊しながら氷を伸ばして


「お兄ちゃん……わざとでしょ?。本当に……手加減しかしないね」


俺は肩を竦めて


「お前が居るからな」


そう返すだけで氷に飛び乗り


「帰るぞ」


妹は微笑みながら瞬間移動した

『解説』

『『連続連戦』スターラッシュ』


妖危種の皮と鉄が混じった帝王機。篭手型


・連続で攻撃を通す度にダメージ量を上げていく。際限なく伸びていく


奥の手


無し


所有者


イスラム


『連打すればする程ダメージ量が増える。途切れる条件は伏せがれるだけです。無作為の連打に対しては上昇しますが、必ず十回以内に一回は相手に打ち込む必要がある』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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