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第十六話『侵入』

『今日の分です』


『それでは本編へどうぞ』

部屋に案内されるのと同時に俺は刀を納めてから


「さて……上手いこと入り込めた訳だけど……」


彼女自身は何をしてるのか分からないし……まぁ、どの道……何があれば俺が仕留めれば言い訳だし……


それよりも……面倒だな


「……行くか」


俺は夜が居るであろう場所を探す事にして部屋から出た


『ん?。ヨミか?。いや、見てないな』


て事は知ってる。成程……有名なのは有名か


「なら、居た場所は分かる?」


俺が聞くと


『お前が体……』


顎を打ち抜いてから再び聞くと


『今、抜けて居ない……行方不明だ……』


そう答えられた。成程……となると、居ない訳か。面倒だな……


流石に終夜と夜相手するのは無理だし


「奴隷買える場所とか無いわけ?。例えば……優秀な奴隷とか?」


気になって聞くと


『あるにはあるが……この国で奴隷が回るのは滅多にない』


成程……殺すからか。となると……


「俺達みたいな人物とかは?」


プレイヤーとしてなら……


『ああ、それなら居るな。頭の狂った奴とかな』


成程……


決まりだな


「仕方が無いか……嫌だが」


俺は護衛の人の胸ぐらを掴み口付けをした。護衛の人は困惑した表情で座り込み


「これぐらいしか出来ないが礼だ」


そのまま歩いていく。たく……男なのに何で男としないといけないだ……全く……


まぁ、楽しそうだし……暴れてみるか?


刀を抜いて皇帝の部屋の扉を叩き割り


『何だ……ユウか。お前、余が皇帝と知っての行動か?』


俺は刀を納めて


「簡単に殺せないだろ?。帝王機三つも扱う人材がこっちに手を貸すと言うんだからな?


殺して奪っても彼女が簡単に扱えるとは思えないからな」


皇帝は黙ってから暫くして


『何の用だ?』


俺は椅子に座って膝を組んで


「牢獄とかに居る俺と同じ奴の解放をお願いしたい。簡単に言えば……俺と組むやつを俺が決めるから」


皇帝は俺を見てから


『無理だな。拷問とかに回してほぼ残って無い。強いて言うなら成れの果てなら居るが?』


悪趣味だな


「構わん」


俺は立ち上がり部屋から出ていく。まぁ、無礼しても問題無いだろ?。だってお前を殺すのだからな


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


内部に入り込み成功したまま、めんどくさいけど……牢獄の前に


ここまで自由にしてると殺されると思うけど……敬う気持ちなんぞ無いし、やる事は決まってる


「珍しい……何でプレイヤーが来てるの?」


牢獄に居るプレイヤーを見て


「さぁ?。それよりも壊れてると聞いたけど?」


俺が聞くと目の前の女性は笑みを浮かべて


「演技した。それだけ


それよりも何で来たの?。中身知って来てるのなら……相当悪趣味だと思うけど?」


そりゃね


「こっちの都合だからな。そもそもソロとしてやってるしどっちも組みする気は無い


今回は事情でこっちに組みしてるだけ


それよりも何やらかした?」


彼女は笑みを浮かべ


「皇帝を殺そうとして失敗。処刑決定でこうして待ってる訳」


死ねば戻れると考えてか……悪くは無いな


「んじゃ、皇帝殺したら終わりか?」


彼女は悩みながらも


「ただ面白くないからそうしただけ。その後は知らない」


成程……


「なら、革命軍を潰すてのはどうだ?」


彼女は目を見開いていて


「意味無いと思うけど?」


まぁ、傍から見ればな。俺だってそう言う


「持ちろん俺はその目的でやるつもりだし、そうなったら俺は全員殺すけどな


目的なんて……俺の欲望を埋める為だけ。それ以外無い」


彼女は目を伏せていて


「楽しそうけど、それは堂々巡りになると思う」


まぁな


「まぁ、それはお前の考え方次第だろうしな。俺は別にそれで構わない


まぁ、それだけだ。と言うよりか出たいなら殺してやろうか?」


刀を抜いて


「頼む」


そのまま首を跳ねた。さて……誰かは居ないし……


「戻るか……」


仕方が無い……二人相手にどう立ち回ろうか……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


暫く考えてから一旦ログアウトすることにしようとしたら……


「お兄ちゃん。暇だから来た」


飛嘩(とうか)が来ていて


「お前……」


俺が何かを言いかけた時に抱き締められ


「私はお兄ちゃんの味方だから」


この喋り方……


「お前……飛舞(とうま)か?」


彼女は微笑むと口付けをしてきて


「うん。飛嘩(とうか)に頼んで変わって貰ってる。後、ここでは私はアリスだからね?」


はいはい……


「んで、急にどうしたの?」


彼女は俺の胸元に顔をうずくめると


「お兄ちゃんの全てを破壊するのを見届けたいから。だからお姉ちゃんにお願いして戻ってきたの


私はお兄ちゃんが居ないと駄目だから」


成程な……


優しく撫でて


「お前……楽しんでるだろ?」


飛舞(とうま)は微笑み


「私……結構執拗いからね。こうして自由になれる時が……」


怖い怖い……


「仕方が無い……飛霞姉さんがどう動くかによるな……」


俺は立ち上がり


「皇帝の所に行くぞ……流石に隠し通せるわけないしな」


そのまま飛舞(とうま)の腕を引いて向かった


全く……俺の可愛い妹は我儘なんだからな……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


まぁ、説明した訳だけど……


『まさか、同時使用が来るとは思わんだろ?』


素が出てる……


「俺の妹だ。手を出したら殺すからな」


そう言うと


『ここで失うのは損失だからな。まぁ、構わん』


あっさりと了承された。そのまま頭を下げずに出ようとしたら


『お前の心情何てハッキリ言ってどうでもいい。この国がどうなろうとな。もし、お前が従わないのなら余はそれを利用するぞ?』


俺は無視して部屋から出た


「大丈夫なの?」


飛舞(とうま)に言われて


「やれるものならやってみろよ。俺の大切な妹に手を出したら……この国滅ぼすから」


妹を見ずにそう小声で言った


「お兄ちゃん……女の子の姿でそれは怖いよ?」


お前……


頭を抱えた


『解説』


飛舞(とうま)は病弱ながらも普通に過ごしてる分には健康です。ただし、動き回ったり過度な運動すると入院が必要になる可能性があるので普段は入院生活してます。原因自体は分かってません


飛嘩(とうか)飛舞(とうま)の別人格で、飛舞(とうま)と違って体自体の中身丸ごと変わる為に、健康で普通に外出も過度な運動も出来ます。これも原因は分かってない』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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