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第九十七話『イヴ』

『修正中』


『それでは本編へどうぞ』

走っていく未夢(みう)を見届けてから


『彼女……可能性あるけど?』


私は手を伸ばし、触手を広げて


「目覚めさせないよ。何せ……危険だからね」


そのままゆっくりと目を瞑ると


『仕方が無いね……やってみるよ』


入れ替わり、私はイヴに任せた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


走って化け物に向かって構えてスライドさせる、引き裂こうとしたが、目の前に手が迫って吹き飛ばされ


叩きつけ……られずに浮遊する感じがして


『大丈夫?』


触手の上で座りながら私を見てる未来……さんが居て、困惑してると


『イヴね。それよりも……あの動きを止めるから任せるけど……大丈夫?』


私は頷いたけど……彼女を見て


「何でしない……?」


彼女は目を伏せ、手を伸ばし触手で拘束していく


『私より貴女がした方が良いし、何より、派手にやりすぎると……私や未来が厄介な事になるからね』


……


「良いけど……」


ナイフを手に突き刺して、ディスクをスライドさせて構えた、一気に振るおうとした時に触手が絡みついてきて、振り返ると微笑んだ彼女が指をさして


『但し……力を貸すことは出来る』


その瞬間になにか突き刺さる感じがしたのと同時に視野が広がり


『それでアリスと合わせてみて』


何が言いたいかは何となく分かる。だから、私は頷いて一気に走った


先輩が弾くのと同時に引き裂いた


そして、再度……『連続曲(ラヴェル)』で、走り出し攻撃を仕掛けたのと同時に


未夢(みう)!」


先輩の声が響いて、私の横が何かを通り過ぎるのと同時に……突き刺し、私はそれを手にして引き抜き、さらに走った


ナイフを飛ばし、先輩の刀の刀身に突き刺し発動させ


「無理矢理すぎよ」


その声を聞いて微笑み、逆手持ちにして、先輩の刀を思いっきり投げ飛ばしたのと同時に加速して貫く


貫いたのを見て、そのまま振り上げて斬撃を飛ばして、斬り落とし


再度『連続曲(ラヴェル)』を使い、一気に駆け抜けて化け物の首まで迫り、両手で持って振るいながら引き裂く


斬撃の衝撃波が首を中心に回りながら広がり、爆風と共に吹き飛ばされる


見上げると、落ちていく頭を見てゆっくりと目を瞑ろうとした時に、体が勢いよく吹き飛ばされ、地面に叩きつけられそうになるのを


抱き締められる感覚と共に衝撃が来ずにうめぐ声が聞こえて


「っ……イヴ……助けてくれてもいいじゃない……」


先輩が木に叩きつけられた状態で私を抱えていて


「先輩!?」


慌てて離れ先輩を見ると立ち上がるのと同時に触手が上から降りてきて


『でも生きてる。それよりも……どうする?』


その声と同時に咆哮なのか轟音が響き爆風が更に吹き溢れ吹き飛ばされる


が……


未来さんの触手なのか、固定してくれてそれ程までに吹き飛ばさずに済んだ


「多分残ってるのは私達だけだろうし……


このイベント……規定数減らしたら起きるレイドボスじゃないかしら?」


彼女は目を伏せて


『かもね。張り巡らせてるのを見ても、私たちだけ。となると……アレが本来の状態かしらね』


そう言うと私達を見て


『邪魔は居ないだろうし、さっさとやって終わらせよ』


それしかない……とは思う


けど……


『安心して。戦えるから』


そう言うと消えていき


「まぁ、イヴがそう言うなら大丈夫だし、私は合わせるから任せるね」


そう言えば……


「未来のお気に入りだから畏まらなくても良いでしょ?」


なるほど……作ってたと……


「それじゃ、第二回戦始め……」


言いかけた時に、化け物は動かなくなりゆっくりと煙を出してる


先輩は考え込み始め


「嫌な予感する。私を抱えてアレの所まで行ける?」


先輩が私に聞いてきて、頷いてから先輩を抱えて、ディスクを手に『椿姫(ジュゼッペ・ヴェルディ)』をスライドさせて走った


一気に飛び上がり、空中の上を浮かびながら下降しようとした時に、触手が伸びてきてその上に着地を


そのまま先輩は見下ろしてると


「やっぱり……


このイベントはアレを模倣してる。めんどくさい……」


……


「先輩!」


巨大な化け物の拳が向かってくるのが目に入り、弦を手にしようとしたら、先輩が私の腕から抜けると、刀を抜いて一気に弾いていた


その時に衝撃波が発生して二つの影が差していて、気が付くと拳が吹き飛ばされていた


「未来先輩……見えてたのかなー」


目を見開くのと同時に何かが巨人の頭に直撃し膝まつかせていて


「そりゃ、未来だから。それにしても……これの為に隠れずに堂々とやれるのは気分が良い。まぁ、相方は普通に死んでたけど……何してるのやら……」


茜と……星空彗星先輩が居て


「やっぱりかぁ……


にしても、彗星。あの子……死んでないから」


そう言って指を指してると


「勝手に殺すなー。でも、何で未来はわざわざ私達を?」


覡夜先輩が聞くと彗星先輩が降りてきて、斧を地面に置いて面倒くさそうに


「そりゃ、戦力だからでしょ?。下手なプレイヤーよりは……軍王機持つ私達と帝王機持つ後輩が倒せる確率あるからでしょ


まぁ、問題なのは……」


そう言って化け物の方を見ると、まだ動き始めていて


「だにゃ……


はぁ、守るから彗星。任せた」


そう言うと指を鳴らして何かを展開していて


「えー、やだよ。だって……あれ、私では倒せないし……


だって……」


そう言うと指を振るうと無数の隕石が落ちてきて直撃するがほぼ無傷で動いていて


「だにゃ……」


私の方を見て


「どうにかなるのなら任せた。取り敢えず動き止める」


そう言って指を鳴らすのと同時に斧を振るい一気に向かっていた


私は先輩を見ると


「放置。さて、やるかぁ」


刀を握り直してから歩いて向かう。私は戸惑ってると


「ほら、行きなさいよ。私がどうにかするからさ」


夜先輩が私の背中を押して、私は夜先輩を見て頷いて、ナイフとディスクを手に変幻した


ナイフでありディスク。気が付くと手に持っていた。でも、それが何なのか分かる


突き刺してディスクをたたみセット。そのまま変幻していく


「先輩達が頑張ってる。なら……」


姿が変化していき、髪みたいな無数の帯が広がり、鎧の軽装ドレス。仮面を被り周囲を侵食していく


「面白いね」


夜先輩の声が聞こえたのと同時に一気に踏み込んで飛び上がる


「これで無理ならもう手が無い……」


攻撃を仕掛けてる先輩を見て、私はセットしてるナイフディスクを手に弦をセットしてスライドさせる


「『楽聖音神(ミューズ・ムーサ)ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン』」


弦から大剣の用な長い刀身に手元は鍵盤が円のようになっていて、柄の先からは刀のような薙刀の刃先が着いて


もう片方の手には普通だけど鍵盤のようになってる刃先で殺傷能力こそは無い


「……やるか」


発動させたまま化け物を見て構える。ゆっくりとステップを踏むようにして巨大な化け物へと向かって行く


化け物は動かずにただ置物のようになっていて、それを見て、手にしてる剣をそのまま振り上げると一気に振り下げる


大きく広がった斬撃が大きくなりながら巨大な化け物を引き裂いて斬り捨てていく


そのまま爆発する様に爆風が周囲を吹き飛ばしていき、周囲をなぎ倒していく


気が付くと夜先輩に受け止められていて、隣には彗星先輩が


「倒した?」


私が素で言うと彗星先輩が目線をこっちに向けてから化け物が居た方向へと向けて


「いんや。普通に生きてる。ただ、厄介かもね……」


そう言った


「もう一回……」


動こうとした瞬間、激痛が走り座り込む


「夜。任せた」


そう言って彗星先輩が斧を手に走っていく。私は夜先輩に背中をさすられながらそれを見ることしか出来ずに


「すいは大丈夫よ


私の軍王機『『極楽浄土』無名』があるから。暫くはね?」


夜先輩を見ると微笑んでいた


「すいの軍王機は『『銀河惑星(ステラ)』ゴースト』。あまり教えてくれないけど……強いよ」


だけど……


「言いたい事は分かる。でも、今は……お願いよ」


私は唇を噛み締めて小さく頷いた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夜に任せたのはいいけど……


「……どうやったら倒せるのかな」


斧を振り回しながら攻撃を仕掛けるが……


『人型』の目の前の人物には攻撃すら届かずに、全て弾き返される


軍王機は性能こそは帝王機と劣るが……それでも、強い筈なのに……


国王機もほぼ破壊されてるし……


「いや……」


手には使い切りの国王機が。ただ、使うにしても……夜が何処までカバーしてるかによる……


けど、まぁ、仕方が無い……


「ふっ……使い切りとは言え、流石にまだだす訳にはいかないっか!!」


そのまま振り上げて弾き飛ばし、もう一つの国王機を手にあさっての方向へと投げ飛ばした


「付き合ってもらおうかね……!」


『解説』


『今回は特に無し』


『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』

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