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58.エリート千人部隊


 俺達は、大河の近くで、ランド王国兵士と戦闘になった。彼らはさほどレベルも高くなく、ただの斥候なのだろう。

彼らの処遇について家族会議を開くこととなった。


 「先ず、兵士たちの処遇ですが、我々兵士でもない一般人を殺そうとしたのですから、後顧の憂いを絶つ意味も込めてここで全員殺害がひとつ。

次に、今生きているものは、戦闘に不慣れで強制徴収された可能性が高く、自分の考えとは裏腹に職務を全うせねばならなかったとして、助ける。の二点ですかね。

ご意見のある方挙手願います」

「はい、僕は殺すべきだと思います。偶々僕たちが強かっただけで、弱ければ犯され殺されたです。自分はいやいや犯して殺したから許すなんて考えられないです」


うーん、この世界を生き抜くには、最もな意見だ。


「はい、おらは条件付きで助けてもいいかなと思うだ。剣を抜くとき躊躇いがあったし、躊躇いのない奴は大河に放り込んじまっただ。彼らに戦士の覚悟が見えなかっただ」


オーキお前って顔に似合わず甘ちゃんタイプだな。


「ん、どちらも正解のような気がするけど、普通では、テンコちゃんの意見に賛成かな。

でもね、選択の余地を与えられる場面なんて普通は無いわ。普通なら問答無用で自分の命を優先させて反撃の余地は残さない。

 彼らがもし、戦争に関わらず帰れるような場面であれば、もうこんな事はしないと思うの。何百年も生きると生と死がゼロとイチだけではないような気がして来るの。

 これから、テンコちゃんもダースでチーム作るんでしょ。今までいろんな人を見て来たけれど、自分の子も含めて全てがいい子とは限らないわ。わが子がこの場面に出くわしたら助けて欲しいとどうしても願ってしまう。今日ゼロにする事で次に繋がる命さえゼロにするのは、選択できる今の状況ならだけど考えてもいいんじゃないかしら。


 だって、私達、殺人狂じゃないでしょ。


 いつかわが子を抱いた時、いつも殺伐としていていいのかなと思ってしまったの。ちょっと甘ちゃんかも知れないけど」


「僕もいい”かっか”(お母さん)になりたいです。”かっか”は、厳しいけど悪いことしても許してくれたです。、、、特別に今日だけ許すです」


決が出たようだ。

「では、今回は特別という事で、許すことにしますが、治療して戦線に戻られては困るので、骨折部に副木を当てる治療のみとします。治るのに2,3週間かかるので今回の復帰は無理でしょう。

あと3週間分の食料と水を置いていきます。

周りには、魔物除けの香木を置いておけば運が良ければ帰れるでしょう。

で良いですかね」

「「「異議なし」」」

まあ、ちょっと甘い気はするが、後で遺恨が残ったとしてもリスクは少ない気がする。

残った8人の中で本当に帰る奴と甘ちゃんだと思ってしっぺ返しをする奴がいるかも知れないが、跳ねのける力は大分付いてきたと思う。

まあ、国に居れなくなったら別の国に行けばいい、最終的には賢者の森で暮らしてもいいかなとこの頃思うようになった。

やっぱり嫁が出来て、殺伐とした世の中は好きにはなれない。


8人は助けた。暫くは動けないだろうが何とかなるだろう。魔力紋を確認し、後々何かしたら只じゃ置かない。


帰ろうとすると、フラウに呼び止められた。

「タケオ、どうするのよ」

「へ?何が」

「何がじゃないでしょ。ニアの町に軍隊が攻めて来るのよ」

「国と国の戦いに首を突っ込むのはどうかと思うんだが。自分達ですら何時も死にかけてるのにそこまで手が回らないよ」

「そういう事言ってるんじゃないの。少なからずお世話になった人もいるわ。ここまで事情を知っているのは私達しかいないのに何の手も打たず帰ったら気持ち的にあの町に住みずらいでしょ」

確かに、いい人もいる。こんな侵略戦争でその人達が死ぬより相手が死んだほうがいい。


しかし、本当にフラウは優しいな。俺には勿体ない自慢の嫁だぜ。


 知らせに行ってももう準備は間に合わないだろうし、信用度の低いF級冒険者の話を聞いてくれるとは思えない。先ほどの斥候のようなレベルが低い奴が本隊のはずがない。

通常の戦争なら3割も戦力が落ちれば終わるだろうが、決死隊のような部隊は、殲滅か全滅かだ。

この人数で仕掛けても返り討ちは必至。

「いい事思いついた。テンコあのな・・・・ごにょごにょ。オーキはごにょごにょ・・・フラウは、真ん中で・・・」

「ええー、僕の大事な・・・・天罰が・・」

「煩えー、尻尾ずっぽずっぽするぞ」

「ああん、マスター僕は、天罰なんてへっちゃらですー」

◇ニア攻略拠点

侵攻前夜

「明日の昼、拠点を移動しながら夜を待ち、夜襲をかける。明日は忙しくなる、今日は、たらふく食ってゆっくり寝るぞ。」

「「「「はっ」」」

野営では煮炊きが一番重要だ。食べ物に毒でも入れられれば全滅もありうる。なので周りを兵が囲んでいる。


”バキバキバキ” 「ガオー・ガオー」

オーキ演技が下手過ぎるだろ。ガオーガオーって。

タケオ「オーガが出たぞー」

総隊長「何、第三部隊周囲100mオーガ方面警戒。第一部隊突撃、第二部隊本営を守れ」

”バキバキ” 「ガーオガオ?」

煮炊き場には、周りを警戒するものが殆どいなくなった。

弓矢がオーガの前に突き刺さる。

段々オーガは遠ざかるのであった。

「コーン・コーン」

目の前の森の茂みの中に、耳と尻尾がぴょんと立ち上がる。

「お、狐か。今日は景気づけに狐も鍋に入れるか」

煮炊き場の警戒兵が狐を追いかけ始めた。

「コン・コーン?」


そして暗闇から”ぽちょん・ぽちょん”10個はある大鍋に何かが入れられた。


「ち、狐に逃げられた。」

「こら!、現場を離れるなと言っておろうが毒を盛られたらどうする」

「大丈夫ですって、毒探知出来ますから」


「毒探知」

そう、この世界で貴族や野営などでは、煮炊き場に毒探知持ちは必須なのだ。

「はい、問題ありませんよ小隊長」

この世界の野営では、2交代で3時間あけて食事をする。

これも毒や食中毒が起こった場合、全滅を防ぐためである。

「今日の飯は旨ーな」

「お、何だこの黒?いや紫の根っこは」

「それ、当たりらしいですぜ、隊長たちにもみんな配ったそうです。とにかく旨いって」

”はぐ・はぐ・ぽりぽり”

「本当だ、甘味が凝縮していて何か体中からエネルギーが飛び出しそうだ。旨めー」


何事もなく夜は更けていった。

”チュンチュン”

野営上では誰も起きてこない。

総隊長「行かなければ、行かなければ、早く行かなければ」

「そ、そ、総隊長、隊長たちの半分が血を吐いて動けません。私も含め隊の殆どが顔が黄色くなって立てません」

「だ、だ、大丈夫な奴がいるのか。それは誰だ」

「今回、夕飯を食べさせなかった荷物持ちの才能の低い連中20人です」

「やっぱり夕飯に何か入っていたのか」

「それが、毒探知をしても何も出ませんでした」

「その20人に隊長たちを担がせろ。任務を遂行しなければ、俺達は一族郎党殺される。皆を叩き起こせ、死んでも進軍するぞ」


「は、」

ーーー

彼らが食べたのは、テンコが集めている”どす黒紫の根っこ”である。※参照 49.魔獣襲来

これは、滋養強壮の根でギンギンドリンクと同じで毒ではない。但し、栄養失調や虚弱体質のものには薬となる。とある地方では、老化で衰弱しているものが元気になり長寿の薬とされている。しかし、健康なものが食べると肝臓、腎臓、脾臓等々が活性化され過ぎて血反吐を吐く。落ち着くまで安静で過ごさないと命に係わる。ましてや、根っこ毎食べてしまうと最早手遅れかも知れない。

薬も獲り過ぎれば毒になる。

ポーションは、臓器が破壊されれば効くが、直ぐまた悪化する。

毒探知には反応しない。だってこれ薬だから

ーーー

俺達は、その日の朝、ニアの町に帰って来た。

ギルトにて領主の使いの方に報告した。

「ファイアアントはニア側の大河付近を探索しましたが、おりませんでした。ただ、森の中に1000人規模の軍隊がいました。見た限りではランド王国の兵のように見えましたが、危険なので近寄りませんでした。」

「そ、それは本当かね。嘘だったら只じゃすまないんだぞ」

「だから嫌なんです。見た限りであって軍人でもない只のF級冒険者が分かる訳ないでしょ。ただ1000人規模だったのは間違いありません。」

「これは大変だ。この辺でマケラ帝国の兵士がそんなに派遣されていることは無いんだ。即領主に報告して派兵してもらわないと」

「ええ、あくまで曖昧な情報ですから1000人規模の鎧を着ていたのは間違いないです。」

「ああ、今すぐ領主領に早馬を出す。ギルド長を呼んでくれ後衛兵長も呼んでくれ」

俺達は、ギルド長と衛兵長に同じ話をした。

衛兵長は、何かあってからでは遅いからと冒険者を出来るだけ警備に参加させてほしいと言ったが、ギルド長は、F級冒険者の証言では信憑性がないと取り合わなかった。俺も絶対とは言わなかったので責める気はない。

それでも衛兵長は、ギルドにいる冒険者を雇い警備を固める決意をした。

それから夕方になり、森から”ガチャガチャ”大勢の鎧兵が現れた。

手には白旗を持ち、みんな肩を抱き助け合いながら向ってくる。「ニアの衛兵たちは、門を閉じ門の上では、弓兵や魔術士たちが構えている」

「そこで止まれ、それ以上前に進むと弓を放つ」

町の塀から、門の前に白旗を上げ、両方から支えられた人物が声を上げた。

「助けてくれ、俺達は何もしない。そちらの捕虜になるから助けて欲しい。」

これだけの人数を町で収容できる牢屋は無く、思案の末、町の空き倉庫にベッドを置き隔離することとなった。ベッドが足りないので即席で木箱や丸太を集め皆を寝かせた。

装備は剥ぎ取り、全員ベッドに括りつけられ治療を受ける事となった。

診療をした町一番の治癒士によると、これは毒ではなく強壮剤の取り過ぎだと分かった。

解毒方法はなく、只ひたすら具合の悪い者にポーションを飲ませるしかない。なるべく水を飲ませ、栄養の付くものを与えてはいけない事となった。

栄養を与えると元気になり過ぎて症状が悪化するそうだ。

次の日には、ケニス公爵軍3千人が到着し、警備にあたる事になった。

公爵軍の領軍長は何とバルト将軍である。

ーーー

バルド将軍は、辞職した後マケラ帝国に将軍を慕う者達も含め拾われた。

バルド将軍を慕う者達は総勢10万人、実際の軍人は3万人、他は、祖父母、嫁、子供などで構成されている。

不憫に思った当時のケニス公爵は、10万人を一手に引き受け、やりたい職業に斡旋した。当時平和だったケニス領という事も有り、3000人の領兵だったが、殆ど魔物退治や灌漑の土木工事などあまり兵としての役割はして来なかった。

全員を受け入れてくれたバルド将軍は、ケニス公爵に深い感謝をし、必ずこの領を守り切る守護者になると深く心に刻んだ。

一つの都市で抱えると負担も大きいので各都市や町に分散していった。1万人は、各町の衛兵や冒険者に成ったりしたが、2万人は領兵として土木工事、魔物退治も含めて兵役に就いた。

ーーー

「貴方はバルド将軍ですか」

「今は、ケニス領軍長のバルドだよ。辛いようだが事情聴取させてくれ」

バルドは、ベッドの横に腰かけた。

「お前が総隊長でいいのかな」

彼はベッドに寝ながら上を向いて答えた。

「はい、総隊長は、この行軍中に息絶えました。隊長格で生き残った中で総隊長代理となりました。」

「まあ、軍事では話せんだろうが、一応聞く、どうしてこちらに来たのだ」


「話す前にお願いがございます。我々は討ち死にした事にして頂けませんか」

「それは、まず受けられぬ相談だ。実際に戦ってもいないのに全員殺したなど町の者も見ているのに出来る訳がない。ランド王国にそちらの軍を全滅させたなど煽るだけで損に成る事はあっても得にはならぬ。それについ数日前に領主が代替わりした。儂も面識がない故簡単に進言も出来ん。儂らは、先代に救われたランドの亡命者なのだ。この領の損に成りかねない取引は儂は一切しない。この身が朽ちても守り抜くと、このケニス領に絶対の誓いをしたのだ。助けには成れぬな」

そこに、領主エミリーが現れた。エミリーは、ファイアアントとこの件に繋がりがあると感じ速攻ではせ参じたのだ。

「領軍長、私が新しい領主のエミリーよ。今の話聞いていたわ」

バルドは片膝をつき、この世界の臣下の礼をした。

そして、即座に右手拳を握る恰好をするとエミリーの周りに30人のフルプレートの騎士が瞬時に盾を構えた。

「は、私先代より拝命賜りました領軍長バルドにございます。大変失礼ですが、ここは敵軍のいる中、場所替え願えないでしょうか」

「いいのよ。貴方達が、守ってくれるでしょう。」

「しかし、どこに忍びがいるとも限らず、そこに大将を据えるは軍人の矜持に反すれば」

「今は、彼に聞きたいの。命令聞いてくれる」

「は、閣下が望むならばこの命に代えましても」

「じゃあ、OKね。そちらの総隊長代理に聞きたいんだけど

どうして死んだことにしたいの」

「はい、最初の命令は、可能性だったのですが、最後には決死隊になってしまったようです。それでは、捕虜になれば一族郎党斬首になる事は、バルト様はご存じのはず。どうかご慈悲を頂きたく、もし叶わなければ全員自害する覚悟でこちらに参りました」

「いいわよ死んだ事にしてあげる」

バルト「そこは、深慮頂きたく」

「バルト、彼らは白旗を上げて投降してきた。つまり生殺与奪は、私の手にあるという事。お爺さんが良く言っているわ。"縋る者に与えられなくて何が領主だ。民の為の領主であって領主の為の民では無い”と。ちょっとお爺ちゃんかっこ付け過ぎよね。実際そんなに上手く行かないのにね」

「は、我々はその寛大なるお言葉で救われし者にございますれば」

「まあ、それは置いておいて、私なりの仮説を話すわね。反論があったらどうぞ意見しても結構よ。

 まず、第一に彼らを本当に処刑した場合、ランド王国側が仕掛けたのだから何らおかしなことではないわね。

 第二に彼らの言う様に殺したと見せかけて、自由にさせる場合、今更国に戻って兵士などしたら敵前逃亡罪で死刑ね。つまり第一と何も変わらない。

 第三に彼らを捕虜として王国に引き渡した場合、バルトの話だと慰謝料どころか何も貰えない。だって何も損害がないもの。それにそのまま帰したら、弾避けに使われて、また攻めて来る人数が増える可能性だってあるでしょ。

 第四に交渉の材料に出来るかだけど、どう考えても決死隊では交渉の余地は無いわね。相手は帝国を攻める気満々なんだから。

他にも幾つか考えられるけど、総合して考えれば、おじい様の理念に則った方が利がある可能性が高い。これでどうかしら」

「は、領主様の意のままに」

「じゃあ、今後も領軍長を宜しくね。いない時はセバスと話してくれればいいから。

後、バルトに命ずる。彼らの今後を考え上手くやって頂戴。

彼らを死んだ事にするのは、ここから出る時死亡した事にすれば 簡単よ。その後の事はセバス相談すればいい。

以上これでいいかしら。敵軍の総隊長代理」

「はい、ありがとう御座います。ありがとう御座います。」

総隊長代理は、只々大泣きした。

「あんまり感謝しないで、それで今回の件話してくれるんでしょう。」

「はい、先ず作戦ですが・・・」

彼は、今回の作戦と結果の全貌を話した。先ず命令者はカリス将軍でファイアーアントを放つ予定だったが、大河の間のロープは切られ、失敗したこと。

次に作戦失敗にもかかわらず、強硬侵攻しようとしたが、今回の全員状態異常でこの有様に成った事。夕食に何かあったとの事。

 今後の予定は、ニア陥落後、5万の兵とニア陥落隊と挟み撃ちで森の国境を奪取し、橋頭堡を作る事。その後王都軍5万が合流しケニス領を確保する。領民は全員皆殺しにし王国民を入植させる。この後は戦闘次第との事。

「本当にランド王国は、えげつない事考えるわね。自分がされたらどう思うのかしら。

セバス、お兄様に今回の件のあらましを送って頂戴。それから国境警備の周辺警護はうちの領軍も参加するって書いといて特に森の中ね」

「承知しました」

◇町長宅

そしてエミリーとセバス一行は町長宅に泊まった。

「それにしてもバルト領軍長をあんなに信用していいんですか元ランド王国の将軍ですよ」

「彼は、ランド王国を亡命した。彼が王国に帰れば即斬首よ。我が帝国の兵よりよっぽど信用できるわね。彼に後ろに下がれる場所はないもの。御爺様が私に残してくれた宝物だと思っているわ」

それにしてもこれはラッキー過ぎだわ。

「セバス、まず、ランド王国のファイアアントの襲撃を阻止したのはやっぱり勇者じゃない誰かが阻止した。

千人隊を無傷で再起不能にし、ニアには一切被害を出させなかった。

こんな事、私絶対できないわ。貴方出来る?」

「絶対できません。こんな凄い事をやってのける参謀と言うか協力者がいたら相当心強いですし、それにニアを陰ながら守っている様ですから味方の可能性大ですね」

 しかし、オーガが出たりあの辺にいない狐が出たそうだけど何だろう。物の怪の類だろうか。



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