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私を取り合わないでよ! 美形男子達よ!  

作者: 七瀬




___私はごくごく普通の高校一年生の女の子。

名前は、山下 リンネ 15歳、元気で明るい女の子よ!


___私はある時。

何時も通る、学校に行く道のマンホールの中に落ちてしまったの。




___その日、テスト勉強をするのを忘れてて教科書を読みながら歩いて

いたから、まさか!? マンホールに蓋がしていないなんて、、、! 

誰が思うの? そんな嘘みたいな本当の話から始まるの!






・・・そして、私は気絶していたのか?

ゆっくり目を開けると、そこには美男子があちこちといるじゃない!


【___えぇ!? どうなってるのよ!?】




___しかもね?

私の周りに彼らが、集まって来て! 私を心配してくれるのよ!


『___どうしたの? 君は何処から来たんだい?』

『___おーい! 可愛い女の子が何処からか? やってきたぞ~!』

『___Hey, baby! 俺のガールフレンドにならないかい?』

『___いやいや? めちゃめちゃ可愛いじゃん!』

『___ねえねえ、どこから来たのさ~可愛い子猫ちゃん!』

『___オイ! みんなやめろ! 彼女がビックリしているだろう!』

『___レノンさん! ココにどうして?』

『___勿論! 可愛い女の子がいると聞いてきたんだよ!』

『___わ、私、急に、マンホールから落ちて、それから、、、記憶が

なくなって、それで目が覚めたら? ココに、、、!』

『___もう大丈夫だよ! 君を元の世界に返してあげるよ! でも?

もしも? 頭を打っているかもしれないから、ココの病院で診てもらうと

いいよ! さあ~僕が連れててあげるよ!』




___そう言うと? 彼が私をお姫様抱っこをしてその病院まで連れてて

くれたの!



『___自己紹介をしてなかったね? 僕の名前は、レノンだよ! 僕の事は

レノンと呼んでくれ!』

『・・・あぁ、は、はい!』

『___だけど? 本当に大丈夫かい? 他に痛いところはない?』

『___あぁ、だ、大丈夫です! 私こそ、自己紹介をしてなかったですね!

私の名前は、山下 リンネ 15歳、高校一年生です!』

『___なんて! 可愛い女の子なんだ! 僕の方が2つもお兄さんだよ!

僕は高校三年生だからさ~!』




___私よりも2つ上の、レノンさんは物凄く大人の男性ひとに見えて!

私は、彼にときめいてしまったの!


こんなにカッコいいのに、自分を飾らないレノンさんを本当にカッコいいと

思ったからよ!






___病院に着くと?

これまた! イケメンの医師で、ココに居る人達みんな、男性ひとしか

居ないと分かったの! しかも? みんなイケメン男子ばかりだわ~!


___これを! ハーレム状態って言うのかしら?





___私を診てくれた医師によると?


『___どうやら? 君は頭を強く打ったらしい! 1週間ほど安静にして

いないとダメだね! 君のお家の方には、僕から連絡を入れておくよ!

“あと1週間ぐらいはココに、この子をいさせてくださいとね!” 大丈夫!

何事もなく、君を家まで送り届ける事は絶対条件として考えているから!』

『・・・あぁ、ありがとうございます。』

『___でも? 俺の事を君が本気で好きになっても知らないけどね!』

『___オイ、聖夜! そんないい方? 医師が、この子にそんな風に言う事

じゃないだろう? どうかしてるよ!』

『___聖夜はないだろう? 俺はお前のお兄さんなんだぞ!』

『___えぇ!?』

『___俺たち、兄弟似てないだろう?』

『___フン!』

『・・・い、いや、似てると思います、、、。』

『___やっぱり、君は可愛いね!』

『___だから、聖夜! 彼女に馴れ馴れしいんだよ~!』

『___それを言うなら? お前の方だって!』

『・・・・・・』




___なにしろ、私は何故か? 1週間ココに居る事になったの!

すっかりその日は、テストがある事も忘れてたわ!





___何処を歩いても、イケメン男子があちこちにいるわ!


・・・嘘みたいだけど?

段々と私は、イケメン男子に慣れてきているのが分かったのよ!

カッコ悪い人なんか! 一人もいないなんて!

考えた事がなかったわ!


___この世界は、“イケメン男子しかいない世界よ!”






___私は1週間の間、レノンさんの家に泊めてもらう事になったの!

しかもね? レノンさんは、お兄さんの聖夜さんと二人暮らしみたい!


・・・本当に、私が二人の男性ひとの家に一緒に住んでいいのかしら?

不安ばかり募るわ!



『___今日からココがリンネちゃんの部屋だよ! ココにあるモノは?

好きに使っていいからね! 何かあったら? 僕に言って!』

『___あぁ、ははい!』

『___それと? 明日から僕と一緒にココの学校に行こう!』

『___えぇ!?』

『___大丈夫だよ! みんないいやつばかりだし! 直ぐに打ち解けら

れるからさ~』

『___あぁ、は、はい!』




___その日は、私は疲れて早く寝てしまった。

朝起きると? レノンさんと聖夜さんが私の為に朝食を作ってくれていたの!


『___あぁ! リンネちゃん起きた? 顔を洗ってきなよ! 朝ごはん出来

てるよ! 3人で食べよう!』

『___あぁ、はい!』




___レノンさんも聖夜さんも、朝からイケメンで。

ずっと見てても、飽きない綺麗な顔立ちをしていたわ!





・・・レノンさんに連れられて、学校に行くと?

まさかの!? “イケメンパラダイス”だったのよ!


___女の子は、私だけ!

本当に、この世界では? 女性ひとがいないみたい!


それなのに、ここの男性ひと達は、女性慣れしているというか?

紳士的で、レディファーストで、優しく、真剣に私の話を聞いてくれるわ!


『___ねえねえ、キミ? なんて、名前なの?』

『___すんごく! かわいいよねぇ~』

『___ぼくの、彼女にならない?』

『___オイ! 誰に言ってるんだよ、尚弥!』

『・・・レノンさん、どうしてここに、、、?』

『___お前ら! リンネちゃんに手を出すなよ!』

『___マジすっか!? リンネちゃんって? レノンさんの女

なんですか?』

『___なあ? 訳ないだろう! いいから、リンネちゃんに手を

出すな! いいな!』

【___あぁ、はい!】




___レノンさんって? 一体!? どんな人なの?

ここにいる! 男子達をレノンさんの一言で、言い聞かせている

なんて! ひょっとして、、、暴走族の総長とか?





___まあ、1週間こんな感じで、学校に行けば、、、。

私の取り合いで! 私の事で、泣く男の子もいるぐらい。

私は、男子にモテまくり。



___家に帰れば、、、?

レノンさんと聖夜さんの間で、揺れ動く女心。



・・・このまま、ずっとここに居れたらいいのになぁ~

___そんな風に思っていると?





・・・私は、突然! めまいを感じて、、、。

そのまま、そこに倒れてしまったのよ!




___次に目を覚ました時には、、、?

私の部屋のベットだったの!


___私の傍には、お母さんが私の手を握って私が意識が戻るのを

待っててくれたらしい!


『___お、お母さん?』

『___どうしたの? リンネが、学校に行く途中で倒れているのを見た

人が救急車を呼んで病院へ一緒に着いててくれたみたいよ。』

『・・・えぇ!? その人? どんな人だったの?』

『___若い男性でね! 確か名前は? レノンっていう何処かの学校の

男の子だったらしいわ! リンネの事を、凄く心配してくれててね!

リンネを診てくれた先生が、言っていたわよ!』

『・・・そう、なんだ!』

『___でも? これで、大丈夫ね!』

『___うん!』





・・・・・・私は、長い夢でも見ていたのかな?

本当に、レノンさんや聖夜さん、他のイケメン男子と会っていたのかな?


___今は、あの事が、、、?

夢だったのか? 現実だったのか?

私には、分からないけど、、、?


それでも、みんなに会えて嬉しかったなぁ~!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ただひたすらににやけてしまう光景の連続です! [気になる点] マンホールの中にイケメンが沢山いるという図を想像すると、なんだかすごくシュールでいいですね。 [一言] とりあえずどんでん返し…
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