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棄てられた楽園 駆竜人ピウィ  作者: 青河 康士郎 (Ohga Kohshiroh)
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サクラアゲハの頃ー3

 霧裂崖の向こうに広がるアルサ海に陽が昇る。平原に広がる草の葉が朝風にそよぐ。輪郭を朝日に切りとられ、平原に浮かびあがる黒い塊。ロンタ山は平原に落ちて来た岩のように、忽然と置かれた山である。山体に無数に埋め込まれた受陽石はオレンジの光を存分に吸い、導光管を伝った陽気は山中の天蓋に設置された輝精石に送り届けられる。


 山中とは正に言葉通りであり、ロンタ山の中をくり抜いた山の中の大空洞という意味である。この大空洞にロンタ村はある。陽光が輝精石に吸い込まれゆったりと輝き出すと、いつものように点灯夫の仕事が始まる。村の天井に張り巡らされた通路を伝い、夜を照らしていたほのかに光る蓄光石を収納し、輝精石の覆いを次々に剥がしてゆく。大空洞が白い光に照らされ始めると、薄暗い山中に横たわるロンタ村の輪郭が現れた。村を覆う岩肌の屋根は次第に輝きを増し、今はまったく空と見紛うばかりとなった。村は目覚め、生活音が大空洞にこだまする。


 明日はロンドローに青巫女の大行列が通過するというので、村の中央を流れるポピート川の下流では出発を待つ数々の船が列を成していた。今日ロンタ村を出立するのは、ロンドロー入りする最終組となるだろう。


 今、鄙びた旅館『サグヤ』の入り口前に小さな帽子を乗せた従業員服の若い女性が客の見送りに立つ。奥から人影が現れると、女性は深々とお辞儀をした。

 背の高い竜人族の女性に引き続き、護衛に囲まれた麗人が姿を現した。その女性は手振りで護衛を下がらせると、宿の従業員に声をかけた。


「見送りはしなくともよいと申したはずですが」


「本来ならば大旦那様、大奥様はじめ主人、従業員勢揃いでお見送りいたさねぱならない、大事なお客様。見送りはいいとおっしゃられても、こちらも譲れぬ一線がございます。せめて若女将のわたくしのみでもお見送りせねばと思いまして、なるべく目立たぬ装いで参りました。今回はお忍びの旅程とお聞きいたしましたので致し方ございませんが、今度はゆっくりとお越しくださいませ。こんな急では満足なおもてなしなどできはしません。大変不本意でございます」


「まぁそう怒るな。こんな無茶な事は親戚筋だからこそ頼めたのだ。それに不本意に感じる事はない。文句のつけようのないもてなしでありました。今度は予約をして、ゆっくりと宿泊すると約束しましょう」


そういうと、麗しい女性は颯爽と宿の正面の桟橋に向かい、ひらりと白い船に乗り込んだ。


 平凡と言えるほどシンプルながら、隅々に目立たぬ彫刻を施した白いクルーザー。よく知る者が見れば、これがただの高級クルーザーでは無いことが分かるはずである。主人が乗り込むのを待ち構えていたのか、船は即座に桟橋を離れ、居住区を貫く水路を静々と水門へと進む。護岸上の両脇に立ち並ぶ住居の窓が映す内空の光に紛れ、人影がちらほらと見える。この気高い船に気付いた者は皆、顔を窓に押し付け、感嘆のため息を吐く。


 水門上の警笛が開門を知らせる。列を成していた船は、一斉に気従機関を起動し、ポピート川を下り始めた。漁船、商船、遊覧船、そしてこの時期に大挙して隣市に押し寄せる客船と個人所有の船。


 壮大な『サクラ舞い』が始まる季節に重ね、今年は天晶精霊院入りのための青巫女の行列がある、というのでこの一帯は空前の賑わいとなっている。


 白い船はよほどに強力な気従機関を有しているのか、速力を上げると前方の船を軽々と追い越してゆく。見栄っばりで血気盛んな貴族、名家やその子らは、後ろから迫る純白の船に負けまいと船足を上げさせるが、勝てる船は無かった。我慢ならない船主は船室から飛び出して睨みつけるが、相手の船首に佇む竜人の姿を見ると、上がりかけた血の気はみるみると下がった。


 平原の彼方に高層建築群が見えてきた。目指す街、ロンドローである。


パロムージュ街道に散在する街は『浮き町』とも呼ばれる。飲食店街に遊園地、サーカスなどの娯楽施設、賭博場、花街が充実し、心浮かれる町であることも由来の一因と言われる。が、そう呼ばれる要因は他にある。


これらの街は実際に地面から切り離され、浮いているからだ。街々は森の住人との接触を避けるため、10ロピテ(約10.5m)ほどの幅を持つ空堀に囲まれる。それはよくある普通の空堀ではなく、街全体を半球状に取り囲み、宙に浮かせている点が普通とは大きく異なる。


街の下の土地は半球状のお椀で、中央の底には大きな穴が開く。空堀の空間を隔て、そのお椀から伸びる無数の柱が支えるのは街を乗せる半球の土地。このお椀と半球の土地、それを支える無数の柱、という構造物から街は成り立つ。


この構造物がいつから存在していたのか、正確に判断できる文献はこの世界に無い。歴史が霞む彼方の昔からそこにあった、というだけのことだ。


これらの構造物には摩擦が無い。よって何物もこの柱を渡る、登る事は不可能であり、空堀に落ちたら最後、下に開いた『下穴』に落ちる他はない。


街の規模を表すにはその柱の数が使われる。三万本と言われる柱が支えるのがこのロンドローである。ポピート川は、厳重な水門を潜り抜け水道橋で街に引き込まれる。街中に水路が行き渡り、ロンドローは水の街とも呼ばれる。


 白い船は特別に誰何されることもなく、ロンドローの水門を抜けた。


 揺れる窓の景色。川岸の遊歩道。川風にたなびく並木。明るいベージュの煉瓦の住居街。その向こう。濃い青空に小さな雲。窓からの風に揺れる髪。


  操舵輪を握る男は、確認のため後方に座る女性に視線を送った。が、その横顔に目が離せなくなった。こちらに気づいていないのか。このまま気づかなければ良いのに。


「何か」


かの女性は静かにこちらに向き直りながら男に尋ねる。男は平静を装い


「ホテル水路、入り口です」


頷くのを確認すると、伝声管へ少々ぶっきらぼうに気従機関士へ指示を出す。


「減速」


この船の機関士は優秀な男で、気従技能に優れている。左手を気従器に触れたまま、左足のペダルで動力の伝達を切り、右手でギアを入れ替える。スクリューが逆回転を始めると、船は軽く前方へ反動を受け、減速した。親指でひたいの汗を拭う。隣に座る竜人族を意識することなく、いつも通りの作業を滞りなく行えたことに、機関士は満足を覚えた。


「微速前進」


膝丈のパンツ、ハイソックス、切り揃えられた髪の少年が船室に入った。迷わず竜人族の女性に近づくと、よほどの教育を受けているのだろう、完璧なリローム(グワルパ行政区)語で話しかけた。女性は微笑むと書類を渡す。少年はこれを綺麗に丸めると、壁にいくつか固定されている金属筒を抜き取った。先端の蓋を外し書類をこれに収めると、再び蓋を閉め壁の金具に固定した。


少年は紐を引き「チンチン」と鐘を鳴らし、左舷を窓から確認すると回転レバーを下へ回した。すると、船の左舷に沿って伸びていた長いアームは、筒を船室から外へ引き出し、大きく左へスウィングした。先端の金属筒は歩道に設置された大きなラッパ状の筒に飲み込まれると、ラッパの上に小さな赤い旗が立った。アームが船に戻されると、蒸気音とともに破裂音がした。金属筒はラッパから続く管を通り、水門番小屋へと送られたようだ。


ドスッ、「チーン」小屋に響く音。年老いた門番は手慣れた様子で中の書類を確認すると、使い古した双眼鏡を両目に当てる。音を漏らさずその口は「ほうっ」という形を作った。大きくはないが、気品溢れる船だ。造船所、製作者、使われた材、全てが一流の貴族の所有物であることを物語っている。門番はメモを同封すると、金属筒は再び蒸気の力を借りてホテル本館へ送り出された。


船室の竜人が口をひら開いた。


「レイサ様、貴族であることをこれほど誇示するのも珍しいですね」


「今回は緊急のことでもあることだし、仕方ないでしょう。まぁ貴族であることは信用保証なのだし、利用しない手はない」


風格、威厳、したたかさ、ゆとり、竜人に『ずいぶんと成長なされた』と思わせしめるほどの女性となったことを密かに喜んだ。


「サーリマシューラ、貴族的な振る舞いも作戦開始までのことです。敵対的な行動ではないことは、この地の者には判断できません。軍事的な行動と悟らせぬよう、徹底してありますね」


サーリマシューラは青く金属光沢を放つ中指と人差し指を絡め唇に当てた。了解のサイン。そして心でこう付け加える。


『ただでさえ竜人族を連れているのだから』



 白き高貴なクルーザーがホテルロンターノに入った翌日、ロンドロー市の産んだ英雄ロンターノを記念し讃える広場には、環道に群がる観客の中でも最大の群衆で溢れかえっていた。


 60年ぶりという青巫女の牛車到着は、広場まであと半月時(約1時間)というアナウンスがなされた。が、すでに列の先頭が見え始めていた。いったいどれだけの長さの行列なのか。


待ちに待った沿道の人混みからどよめきと歓声、感嘆、大きなき拍手が沸き起こった。


足首を絞ったゆるやかなシルエットの薄紫色のズボン。サイドスリットの入った白いロングドレス。足元も乱さず、清めの舞で邪なる気を祓う10人の舞い姫達。手にした大きな扇子が一糸乱れず宙に舞う。太陽を表す金の丸が額から陽の光を反射している。


舞に合わせ、20人の吟詩人が銀詩を謳う。破邪厄除け舞の乙女達は前後左右と立ち位置を変え、まるで宙を舞っているかのようだ。詩人の後ろは100人の女官。歌に合わせ手にした杖を地に打てばチリーンと鳴る鈴の音、楽手の掻き鳴らすハープの音色も美しく、その音を辺りに響かせた。


群衆の熱は、期待は、いよいよ高まる。激動の歴史において永らく精霊院を堅く守り続けるルイテモン衛士団。その姿が見え始めた。手拍子、拍手は一段と高まり、歓声が耳を塞ぐばかりとなる。騎士団が女性ばかりで編成されること自体珍しいが、その強さは紛れもなく、世に名高い。白い外套を纏ったエメルタインが4機、巨大な牛車を囲んでいる。この暑さのせいだろうか、兜を後方へ跳ね上げエメルテ(機乗者)の顔が露わになっている。沿道の人々は本を持つものに集まり、双眼鏡でエメルテを確認しては大きな声を上げ、その興奮を隠そうともしなかった。


「アロータ様ぁ」 「みろ、やっぱり一番機は風格が違うな」


「ルイテモン衛士団、ウォーダー(万歳)!ウォーダー!」


団長アロータ・レフィヨンドは、小さな宮殿とも見える白牛車の右後方に付いていた。彼女は戦士として磨き上げた心に、先程から湧き上がる予感を消せずにいた。アロータは共振膜のコラン石にワールを通すことを決めた。石がほんのり光を持つと、4機の共鳴膜に固定されたコラン石は見えない伸縮糸で緊縛され、音を伝え始めた。


「アロータより、全機。襲撃が予定される地点に未だ達していないが戦闘準備に入りなさい。天巫女様の予言に別の因子が入り込んだようです」


牛車左前方のエメルテがこれに応えて


「いよいよですねアロータ様、他国の操甲兵と協働なんてワクワクします」


受け答えはのんびりと聞こえるが、対峙する相手には手厳しい打ち込みをみせるオトネ。


「しかも、春雷のミナルなのでしょう」


これは、右前方の機体、俊敏なるニヨニだ。


「慎みなさい、ニヨニ、オトネ。それに他国の武将を呼び捨てにするものではありません」


「彼の存在はニヨニにとって別世界の住人のようなものなのです。事のついでです、イフィヨラ、二人には私から伝えておきましょう。ミナル様はおいでのようですが、残念ながら今回はエメルタイン“春雷“とニヨニ注目のその佩刀にはお目にかかれないでしょう」


イフィヨラが後を継いで


「かの機体はグワルパ国軍の召し上げ機となっています。今回は天巫女様よりオービル卿へ個人的な依頼という形を取らざるを得ませんでした。となれば国軍機を動かすわけには行かない。それ故に春雷、雷撃にお目にかかれないというわけです」


「そんなぁ、この炎天下の道中、それを楽しみにしてきたのに」


とニヨニ。オトネが穏やかに


「相変わらずイフィヨラ様の情勢研究に対する熱意には頭が下がります」


「各国の内情に通じているのは大切なことですよ。それにそれほど残念がることはないかもしれません。シバイカ家から個人的に所有の操甲体と専用の佩刀をお持ちになるようですから」


若い二人は期待に膨らむ顔を見合わせた。


「話はこれまで。調整に入りなさい。終了」


アロータ自身も調整に入る。鼻から天頂に上るよう吸気、口をすぼめ細く長い呼気、この呼吸法を繰り返す。


通常全身に神経網が滞りなく行き渡っていれば、足の先から頭の先までそこに体の各部位が存在していることを把握できるはずである。ヨルトに意識を通し、マノンを解放する。ワールが流れ出す。すると自身の全身から送られてくる存在の情報が消えてゆく。拡張神経網“オーグ“が目覚める。感じ慣れたワローリン全身のコラン石をオーグが捉えた。身体に対する認識が再構築される。エメルタインはすでにアロータの身体となり始めた。



「はっ、これは」


白牛車の部屋に、鈴の音のような声が響いた。


「パミラ様、どうかなさいましたか」


青巫女行列の中心、白牛車は広いパロムージュ環道を覆い隠すほどの屋敷である。


その大広間は、柔らかい白を基調に、淡い緑、青、黄色で色彩された壁、家具、調度品でしつらえてある。広間の中心に、簡素ながら細部にまで彫刻を施した広台とその上にゆったり巨人が座れるほどの椅子。その椅子にちょこんと背筋を伸ばす小さな少女の姿がある。アードラ族であろうその少女から、小さな驚きの声が漏れた時、そばに控えていた人族の女性から、少女に向かって気遣いの言葉が発せられた。


かつて巨人族まで座していたこともあるソファにいるのだから、その小ささが一際目立つ。大きく空いた隙間を埋めるようにたくさんのクッションが積まれている。その少女の両手には、巫女の手始めとして与えられた水晶円板。3つの水晶球に支えられたその円板が何を見せたのか、少女は身をこわばらせた。考えをまとめ終わったのか、小柄な少女はゆっくりと頭を巡らしお付きの者の視線を捉えた。


「調和の流れを乱す存在が近づいてきているようです」


モセナと呼ばれた女性は極力表情を抑え、これに応えた。


「真でございますか」


「水晶版に不慣れとはいえ、これほどあからさまに流れを乱されては、気が付かないわけにはいきません。そして、それを知った貴女には何の乱れも見られない。あなたはこの行列の進行が始まる前から知っていた。あなたがいるのはこの時のためなのですね」


やはり特別な力をお持ちだ、天の配剤の妙よ。

そこまで思ったモセナの脳裏に言葉が浮かんだ。


『天意の流れは変わりなく、ただ従うのみ』


天巫女様の言葉だったことをモセナは思い出した。

青巫女として白羽の矢を立てられてからどのように過ごしていたか、黄爪城内の精霊院での生活はどのようなものか、など互いの話を交わしてきた。日を重ね親しみを育て合ってきた二人であったか、その関係ももはや終了の時を迎えたようだ。


「お気付きになったのでしたら、何も隠しは致しませぬ。」


「でも、言う必要がなかったから言わなかった。あなたはそう言う人だと感じました。アードラ族の私が青巫女に選ばれ、旧国の人々は不吉な予感を抱いているはず。それさえあなたは私の耳に入らないよう気遣ってくれていました。あなたは優しい人です」



青巫女がこの世に現れる。その意味するところを皆はわかっている。がそれを不吉と感じるものはいない。青巫女様がいてくれるからこそ、人々は心の拠り所を得る。しかし、アードラ族の青巫女となると、少し意味合いが変わってくる。


この子は人を魅了する美しい心の持ち主であったが、それだけではなかったようだ。これまで気に掛かっていたピースを一つ一つ組み立て、そして先の水晶板の光景から、ひとつの確信が組み上がったのであろう。そう、華々しい舞、歌、衛士団主力のワローリンを4機、全てこの行列の格式高さ、精霊院の威厳を示すことと、というのが表向き。実際はアードラ族のパミラが青巫女となることへの民衆の不安を散逸させること。これが裏向き。そう思ってくれれば十分であった。が表と裏とそれだけではないことを、聡明なこの方は気付いてしまった。


「そうです、何事か起こります。万全を尽くす、とは言葉の綾、何をしても万全とは言い切れぬのが世の常。ですが現段階で可能な限り手を尽くしております。ここを乗り越えることができるのであれば、この後の方向が大きく変わります」


乗り越える、ということがどういう意味なのか、なんとなく、そして次第に体にまとわりつくように逃れられぬ実感として理解した。どうやら自分の命が的となっているようだ、ということ。

えもいわれぬ震えが腰から背筋を走る。両腕で身体を包み無意識にそれを抑えようと試みる。


「私が生き残る、それが乗り越えるという意味なのですね」


モセナは頷く。パミラはひとつ大きく息を吐くと、どういうわけか震えは収まった。


「このわたくしのため、手を尽くしている方々に祈りを捧げられます。名を」


理不尽な出来事に、理由も訊かず受け入れようとしている。聡明で慈悲深い、モセナはパミラに対する評価をこう付け加えた。

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