詩 曖昧世界
「あなた」
「わたし」
「そして誰か」
ぼやけた 世界 まわるように
探している どんなに 曖昧になっても
ふわふわ ぐらぐら かたむいて
魂にきざまれた あしあとたどって
思い出す 思い出す
あなたは誰ですか?
わたしも誰ですか
ふんわり 包まれて 移動する
あたたかく なって ここちよくもなる
不安定だけど安定していて
不安だけど安心できる
「ようこそ」
「ようこそ」
「たくさんのわたしたちがいる世界へ」
「ストーリー」
全く知らない未知の世界へ行こう。
きっとそこは、常識では測れない、世界だ。
無事で帰ってこられる分からないけれど、知りたいから行くよ。