じゃがいも掘り
どんより曇り空が広がり、そよそよと風が吹く午前9時。
これはいい天気だな。
最高のじゃがいも掘り日和だ。
最近は朝でも太陽がとても元気で、体が溶けそうだったから、今日のどんより曇り空に本当に感謝である。
お義父さんとお義母さんは畑で、すでにじゃがいもを掘っている。
私と旦那は出遅れながら、手には軍手、足には長靴を装備して畑に向かった。
じゃがいも掘りは初めてだ。
畑に着いたら、すぐに指示をもらえた。
お義父さんもお義母さんもせっかちなのだ。
私はいつも、そのせっかちにすごい行動力とエネルギーを感じている。
私は仕事だとせっかちだが、仕事以外の私生活はのんびりしているのだ。
大丈夫だろうか…
心配していたか、畑に着いたら、いつの間か仕事モードになった。
指示された仕事は2つ。
じゃがいもを土から掘り出していく仕事とそれを袋に入れていく仕事だ。
私は、じゃがいもを土から掘り出していく仕事。
旦那は、それを袋に入れていく仕事。
役割分担は決まった。
土からはいろんな虫が「こんにちは」している。
嫁に来てからは虫レベルはかなり上がった。
攻撃的な虫以外は大体大丈夫だ。
おとなしい虫は、カワイイと思うまでに私は成長したのだ。
じゃがいも掘りは宝探しみたいで楽しかった。
特大じゃがいもを見つけては、はしゃいだ。
旦那は淡々と袋に入れていて、表情は無。
「交換しようか?掘るの楽しいよ。」
「いや、いい。」
じゃがいも掘りは40分ほどで終わった。
30リットルの袋が4袋。120リットル。
すごい量だ。
今日からじゃがいも食べ放題である。
じゃがいも掘りの後は草むしり。
エンドレス草むしりがスタートして、10分。
終わりにした。
エンドレスはデンジャラス!!!
強制終了だ。
みんな汗が止まらない。危険な暑さだ。
水分補給して、家に戻ることにした。
畑仕事は大変だと私は思う。
その大変さを知ってからは「いただきます」がより大切に感じるようになった。
感謝を込めて、畑で取れた野菜でカレーを作って、みんなで食べた。
サラダももちろん全て畑のものを。
普段はお弁当持参のお義父さんとお義母さんだけど、今日は私が準備すると伝えておいたのだ。
カレーは万能選手でいつでも大活躍だ。
…料理レベルを上げたいと強く思った。
じゃがいも料理からスタートしようと思う。
おまけ。
カレーは前日に何回も味見をして作ったのに(普段使わないルーだったので不安)当日、いつものルーと水を足して調整した。カレーフィーバー。
余ったカレーはお義父さんとお義母さんがテイクアウトしてくれて助かった。