表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

過去のお部屋

じゃがいも掘り

作者: スタジオ めぐみ

どんより曇り空が広がり、そよそよと風が吹く午前9時。

これはいい天気だな。

最高のじゃがいも掘り日和だ。

最近は朝でも太陽がとても元気で、体が溶けそうだったから、今日のどんより曇り空に本当に感謝である。


お義父さんとお義母さんは畑で、すでにじゃがいもを掘っている。

私と旦那は出遅れながら、手には軍手、足には長靴を装備して畑に向かった。

じゃがいも掘りは初めてだ。

畑に着いたら、すぐに指示をもらえた。

お義父さんもお義母さんもせっかちなのだ。

私はいつも、そのせっかちにすごい行動力とエネルギーを感じている。

私は仕事だとせっかちだが、仕事以外の私生活はのんびりしているのだ。

大丈夫だろうか…

心配していたか、畑に着いたら、いつの間か仕事モードになった。


指示された仕事は2つ。

じゃがいもを土から掘り出していく仕事とそれを袋に入れていく仕事だ。

私は、じゃがいもを土から掘り出していく仕事。

旦那は、それを袋に入れていく仕事。

役割分担は決まった。

土からはいろんな虫が「こんにちは」している。

嫁に来てからは虫レベルはかなり上がった。

攻撃的な虫以外は大体大丈夫だ。

おとなしい虫は、カワイイと思うまでに私は成長したのだ。


じゃがいも掘りは宝探しみたいで楽しかった。

特大じゃがいもを見つけては、はしゃいだ。

旦那は淡々と袋に入れていて、表情は無。

「交換しようか?掘るの楽しいよ。」

「いや、いい。」

じゃがいも掘りは40分ほどで終わった。

30リットルの袋が4袋。120リットル。

すごい量だ。

今日からじゃがいも食べ放題である。


じゃがいも掘りの後は草むしり。

エンドレス草むしりがスタートして、10分。

終わりにした。

エンドレスはデンジャラス!!!

強制終了だ。

みんな汗が止まらない。危険な暑さだ。

水分補給して、家に戻ることにした。


畑仕事は大変だと私は思う。

その大変さを知ってからは「いただきます」がより大切に感じるようになった。


感謝を込めて、畑で取れた野菜でカレーを作って、みんなで食べた。

サラダももちろん全て畑のものを。

普段はお弁当持参のお義父さんとお義母さんだけど、今日は私が準備すると伝えておいたのだ。

カレーは万能選手でいつでも大活躍だ。


…料理レベルを上げたいと強く思った。

じゃがいも料理からスタートしようと思う。

おまけ。

カレーは前日に何回も味見をして作ったのに(普段使わないルーだったので不安)当日、いつものルーと水を足して調整した。カレーフィーバー。

余ったカレーはお義父さんとお義母さんがテイクアウトしてくれて助かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ