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『泥棒…殲滅する』
「私はここの警備を依頼された者です」
『警備?ああ、確かに今日からだっけ?』
やはり桜の守護者でしたか。というのも桜の木が捻れて筋肉等に見えますし、顔も出来上がってますからね。髪代わりの花もとても美しく咲き誇っていますね。
『お前、その手に持つ武器なんだ?』
「これですか?警備するにあたって武器が必要そうだったので私と共に育った桜が使われた呪いの武器を取り寄せてみました」
『いい趣味をしているな』
「闇丸桜と申します。よろしくお願いしますね」
『ああ、共に泥棒を殲滅しよう』