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エピローグ
「我々は全人類に対して宣言する。この世から我々が戦争をなくして見せると、全人類が手を取り合い、互いに生きていける争いのない世界を創ると。世界中の軍組織を壊滅させ、我ら人類の管理者が人類を管理するのだ」
ある日、何の前触れもなく、自らを人類の管理者と名乗る組織が、全世界に対し宣戦を布告した。
それと同時に、世界中の首都に巨大な怪物が姿を現した。圧倒的な力を持つ巨大生物兵器、監視者。
人類の持つ兵器は全く通用せず、各国は次々と国としての機能を停止し、国という概念が消えた。
そして、管理者を始め、圧倒的な化学力と軍事力を有する、管理者の軍に対抗するため、人類は地球連合を組織した。
だが、人類の生存圏はその殆どを管理軍に奪われ、地球連合軍は劣勢に立たされていた。
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