称号とスキルを貰う
「ここからは、あなたの転生先について話します。吹雪君、あなたは剣と魔法のある世界に転生します。その世界であなたには、魔王になってもらいます。」
魔王って何したらいいんだ?
「そんなに気にしなくていいですよ。魔王といっても称号に魔王と入るだけですし自由に何をしてくれても構いません。」
「称号とは、何ですか?」
「ごめんなさいね、あっちの世界にはステータスと言うものがあるの、基本的には」
名前
種族
レベル
力
器用
持久力
敏捷
魔力
知力
精神力
運
称号
スキル
「この様に、名前、種族、レベル、その他もろもろステータスとして表示されるの。そこで吹雪君には魔王の称号を与えて魔王になってもらいます、魔王になるとステータスが普通より格段に上がるの、後、私からプレゼントをあげるわ。」
「大体わかった。」
「じぁ、魔王の称号と私からのプレゼントを与えるわ。ステータスって念じてみて。」
今、きずいたがエリスの口調が変わってる。
「あら、ごめんなさい、最初の口調のほうがよかった?」
「いや、別に気にしないから大丈夫だ。」
「じぁ、このままでステータス出てきた?」
「あぁ、出てきた。」
現在のステータス
名前 新崎吹雪
種族 魔王
レベル 0
力 150
器用 100
持久力 100
敏捷 150
魔力 300
知力 300
精神力 100
運 100
称号
(魔王)
スキル
エクストラスキル
(ステータス略奪)
「でたぞ。」
これって凄いのか解らないな。
「後、これが向こうの世界の一般人の平均ステータスは大体全部10ぐらいだから普通に吹雪のステータスは高いわ。」
「凄い高くないか?」
「だって魔王だもの!」
「まあ、高いに越したことはないか。」
「スキルとか称号の詳細が知りたかったら、その気になる物を押せば詳しくわかるわ。」
(魔王)
魔族の王、強力な力を持つものだけが、この称号を手にいれられる。
(ステータス略奪)
対象を殺した場合相手のステータスを全て奪う。ただし、スキルは奪えない。
え?このスキルヤバくないか。
「凄いスキルでしょぉ。」
「確かに凄いスキルだな。でも、こんな物貰っていいのか?」
「良いわよ、強くなってね。」
「あぁ、わかった、強くなるよ。」
「それじゃ、そろそろ向こうの世界に転生させるわね。」
「あぁ、短い間だったがありがとう。」
「ふふ、じゃね、」
エリスがそう言うと俺の意識が途切れた。
「どれぐらい強くなるか楽しみね。」