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プロローグ

有馬瑞樹。

今年27歳になる、四捨五入したらアラサーの独り身。

大都会で、バリバリのキャリアウーマンとして働いていたのだが。

結婚秒読みだった婚約者に浮気され、挙句に捨てられ。

落ち込んでいるときに、仕事でも営業から別部署への異動を言い渡され。


なんか、何もかも失い、これ以上失うものはない!となんか謎の決心ができストンと心が落ち着き。

気づいたら上司に退職届を出していた。


思い切った決断をした割には、先を全く決めていなかったので見切り発車。


故郷に帰ろうか?とも思ったけれど。

これ見よがしに、見合い話をされるに決まってるので却下の方向で。


でも、このままここにいたいとも思わない。

誰も私を知らないレベルの新天地で、人生をやり直したい。


そんな時に思い出したのは、懐かしい風景。

思いついた瞬間に本棚を漁る。


そして、見つけ出したのは古く年季が入ったアルバム。

ページをめくると、一枚の写真が出てくる。

幼い時、父の転勤で3年間だけ過ごした街。

北海道・函館。


小学生くらいの時の記憶だから、うる覚えでも当然なのに。

今思い返してみても、鮮明に覚えている。

それくらいに、印象に残っている場所なのだ。


思い立ったら即行動!が私の長所でもあり、短所でもあるところ。


早速パソコンを開いて、住居探し。

少しばかり貯金があるとはいえ、無職の状態だ。

あまりお金はかけられない。


あれは、ダメ。

これは、ダメ。

そんなことを繰り返すこと一時間。


ふと、ある物件に目が止まる。

room share 風の仕業


白い洋館で二階建てのお家。

可愛らしい作りだが、そこまで豪華というわけでもない。

けれど、何故か強くその家に惹きつけられた。


気づいたら私は、入居希望のボタンをクリックしてしまっていた。


今思えば運命だったのかもしれない。

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