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変身?  作者: ta92eda
4/4

第四話

「あのなぁ・・・」

「・・・・一人になるのは危険。」

もじもじ・・・

「・・・いや、だからといって・・・」

「・・・いいから、ついてくる・・・・」

もじもじもじ・・・

現在、非常に困ったことになっている。

「いくらなんでも女子トイレに入れるわけねーーーー!!!」

流石にここだけは入るわけにはいかんだろ・・・

「・・・・仕方ない・・・んじゃ、これ。」

ごそごそとスカートの中から何かを取り出した。

って、どこにしまってんだよ、それ。

「なんだこれ?」

手渡されたのは何やらボールのようなもの。

赤と黄色に色分けされた・・・○○げっとだぜ!的な・・・

「・・・危なくなったら投げつける・・・わかった?」

もじもじもじもじ・・・

「わかったから、はよ行ってこい!」

「・・・漏らしそうなのこらえる表情・・・すき?」

「やかましい!!さっさといけ!!!」


まったく・・・なんて表情しやがるんだ・・・

見た目お子ちゃまなくせしやがって。

いやいや、お子ちゃまだから 余計に・・・


ごんっ!!





「・・・・つ~、いってぇ・・・」

なんか殴られたっぽい。気を失ってたわ・・・

んで、今は何故かベッドの上。ここ・・・保健室?

手足は見事に縛られて・・・うん、大の字のままベッドから動けない。

シャツはボタン外されて胸がはだけて・・・

ズボンとパンツは中途半端に脱がされてて・・・

うん、まさにレイプ現場そのもの!!

「お?目が覚めた?」

そこにはクラスメイトの女子・・・たしか・・・

「近江摩耶!」

「お?普段話さなくてもさすがに名前は覚えてくれてたか。」

金髪に着崩した制服、あまり素行の良い感じではないが

授業とかは真面目に出てる謎?な女子。

「さて、意識も戻ったところで・・・やろうか♪」

「・・・・何を?」

「もちろん♪子作り♪逃げられないよ?ちゃんと縛ったし♪」

わぁぁぁぁぁぁぁ!!!またもや貞操の危機!!!

「こう言うシチュ、好きなのかな?ここはすっかりやる気ね♪」

股間のまつたけ様はすでに臨戦態勢・・・・

え?なに?俺、レイプ願望とかあったの???

「さっき寝てる間にバイ○グラ飲ませたから♪」

!!!

「たぶん、明日の朝位までがっちがち♪」

まぢかぁ・・・前屈みでも歩けねぇ・・・ってそれどころじゃねぇぇぇ!!

「まずはしっかり濡らさないとだね♪」


ぱくっ!れろれろれろ・・・


なんの躊躇いもなく咥えた!!ってかやべぇ、気持ちいい!!

と、思ったのは一瞬だけだった・・・

「え?・・・・なにこれ?」

俺のまつたけ様がまた消えたらしい。突然のことに近江も固まっている。

ってかね?そんな近江を見てる俺もかなり動揺してるのよ?

視線の端、丁度近江の下にある俺の身体に・・・


おぱーいが・・・



しかもでかい!!

カップで言ったら推定DかEくらい?


「・・・・・・・」

「・・・・・・・負けた。」

そこかよ!!


ばーん!!


保健室の扉が勢いよく開き、深山が飛び込んできた。

「・・・やっと見つけた。」

「ちぃっ!!」

舌打ちと共に構える近江。

なにか格闘技でもやってるのか妙に様になってる。

そんな近江を無視して深山は部屋の中、机の上の・・・赤と黄色に色分けされたボールを掴み、床に叩きつけた。


ぼふん!!


あたり一面、煙に包まれる。

「げほっげほっ!」


やがて煙がはれるとそこには・・・


全身、汗でてらてらと光る相撲取り・・・力士~ず二十人位が四股を踏んでいた。

「・・・・撤収・・・・」

一言、深山がつぶやくと力士~ずはベッドごと担ぎ上げ全速力で部屋から飛び出した。


後には呆然とする近江だけが残されていた。


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