第二話
とりあえず連続投下
次の日、俺、山野弓弦はピンチだった。
結局、朝起きてみると普通にありました。まつたけ様。
朝だしね?元気にそそり立ってたさ・・・
そんなことよりも・・・だ。
「・・・・お、おい・・・」
一日の授業も終わり、特に部活もしていないし・・・まぁ3年だし
関係ないんだけど。。。
「・・・・」
たまたま今日は担任の手伝いで帰る時間が遅くなってしまった。
「・・・山野君・・・」
鞄を取りに来た教室には同じクラスの川口葵がいた。
『部活か?おつかれ』とか『まだ帰らないのか?』とか普段なら雑談程度はする相手だ。
だが現状、そんなたわいもない会話も出来なかった。
とろんした目で頬を赤らめ興奮気味に川口がこちらを見ていた。
俺の机の前で・・・
「・・・・何?・・・・してん・・・の?・・・」
やっとのことで出た言葉。だってさぁ
クラスでもかなりかわいい部類に入るであろう川口が俺の机の前で・・・
俺の机に・・・・股間を押し付けていたのだった。
所謂、『角オナ』ってやつ。
そんな痴態を見てしまった側と見せてしまった側。
お互いに動けなくなっていた状況は
教室の扉が勢い良く締まる音と共に動き始めた。
扉の閉まる音に驚き、一瞬振り返った俺。次の瞬間、
目の前で『角オナ』していたはずの川口が消えた。
同時に自分の視界がくるっと回転、仰向けに倒れていた。
いや、押し倒されていた。あっという間にマウントポジションを取られた。
俺にまたがった川口の顔は相変わらず上気している。
ただし、先ほどまでとろんとしてた目が今は羞恥で歪んでいる。
ゆっくりとした動作で左右の腕が振り上げられる。
固く握られた拳・・・以前みた格闘技の動画を思い出した。
このままタコ殴りにされてKO?逃げようにも全く動けない。
決して重くはない。いくら非力とはいえ俺、男だし相手は所詮女子一人。
普通なら押しのけて逃げられるはずなのに・・・
振り上げた両手が勢いよく降りてくる。
殴られる痛みに耐えるように歯を食いしばり目を閉じて身構える。
しかし、やってきたのは拳の痛みではなく
唇に押し付けられた柔らかい感触と女の子特有のいい匂いだった。
「!!!」
「・・・んっ・・・」
突然のことに頭が真っ白になっていたが川口の舌が口の中に押し入ってきたことで我に返る。
必死に抵抗しようとするが相変わらず動けない。
口の中を舌で散々舐め回していた川口。
「・・・ンっ・・はぁ・・・やっぱり机じゃ満足できない・・・」
息を止めてたのか一瞬、唇を離すと同時に一言呟き、再びその柔らかい唇でふさがれた。
このままじゃまずい、なんとかしないと・・・
必死にもがく俺に新たな刺激が走る。
マウントポジションのまま川口が俺の股間をまさぐり始めた。
やばい、やばいぞ・・・このままでは18禁的な展開に・・・既になってるかもしれんが・・・
「・・・ん、はぁ。・・・いただきま~す♪」
中腰になっている川口、いつの間にか俺の・・・がチャックから飛び出し元気におっきしている。
え?なに?このまま俺、強姦チックに大人の階段上っちゃうの?
わーわーわー!!!はいっちゃう!!!!
「・・・・え?」
入れたときの感覚ってめっちゃ気持ちいいって聞いてたので
少し期待もしてたんだけど・・・
その感覚がいつまでたってもやってこない・・・
恐る恐る川口の顔をみると・・・川口も驚いてるみたい。
首をかしげつつ、結合部?つながると思っていた場所を触ってる。
突然、目の前のマウントポジションをとっていた川口が消えた。
「え?」
そう、消えた。同時に俺を押さえつけていた感じも消えた。
背後で大きな音、何かがぶつかるような・・・
振り返ってみると壁に川口が張り付いていた。
そして・・・俺と川口の間には・・・
思いっきりドヤ顔で腰に手をあて、仁王立ちするパンツ一丁な幼女。
「・・・フンッ!」
その後、幼女は俺の視線に気づくとパンツの中からスマホの様なものを取り出し、何やら操作すると一瞬のうちに消えた。
どこにしまってたんだ?って疑問は残るけど・・・
ホントに消えたのよ?
しばらく呆然としてたけど、このまま川口が起きたら・・・なんか、色々面倒くさそうだし、また襲われても困るし・・・それに自分の身体の事もあるし・・・って事で放置して家に帰った。
ここまでは書いたのよ・・・この先、どうすっかな。。。