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翌朝の学園廊下。

リゼとミアは談笑しながら歩いていた。

「一昨日の試験では負けたけど、次こそ絶対に勝つわ!」

「本当、リゼは努力家よね。アルヴェール様は公爵家の後継者だし、歴代の公爵家の中でも異常なほどの優秀と呼ばれているのだから勝てないのはしょうがないと思うけど」

「レオは天才でも、あるけど努力もしてきてるのよ、

だから、平凡な私は、それ以上に努力するのよ」

ミアが小さなため息をつく。言わせてみればミアは地頭が良い、そして容姿も整っており、努力家な彼女は、あのアルヴェールと張れるほどの学力持つ彼女は決して平凡ではないーーアルヴェール様が異常なだけなのだが...

そんな会話をしていると見慣れた黒髪が廊下の端から見える。

「おはよう、リゼ、クロフォード嬢」

黄金の瞳がリゼを見つめる。

「おはよう、レオ」

「おはようございます、アルヴェール様」

会話聞こえてないわよね?だが、レオは特に気にした様子はない

「今日もリゼは可愛いな」

そして、頭を撫でる。

「もー!なんで撫でるのよ、髪の毛が崩れるじゃない」

セットした髪が崩れていくのを見てリズは慌てる。

「大丈夫だ、また、元に戻すから」 

そういって何度もリゼの頭を撫で回してくる。


これは2人のいつもの挨拶である見慣れた光景である。学園に入ったばかりの頃はただ挨拶してくるだけだったのに。

幼い頃に頭を1度撫でられ、それほど嫌な気はしなかった。それ以降たまに撫でられ、それが今でも続いている。


本当、周りもアルヴェールのリゼに対する好意には気づいているのに、なんで当の本人は気づかないんだろうか不思議で仕方ないわ、そう思うミアであった。


「2人とも、いちゃついてないで早く入るわよ」

「いちゃついてなんて無いわ、レオが意地悪してくるのよ!今行くわ」

ミアに急かされて、リゼは歩き出す。

しかし、レオはいつものように後ろからついてくる。

「ついてこないでよ!」

「仕方ないでしょ?行き先は一緒だし、リゼは危なかっしいんだから」 

レオは腕をさっと差し出し、リズの肩を軽く支える。

「ここから教室までちょっとしか無いのに危険なんてないわよ」

子供扱いにむかついたが、突き放すのも面倒になり、そのまま身を預けた。

「やっと教室に着いたわ」

「本当...あなたたちって毎日仲がいいわね」

と、教室に入るとクラスメイト達の視線が集まる。

リゼが席に着くと、レオは自然に髪を整え始める。今日はミアと放課後出かける予定で両サイドから三つ編みにして髪を高く結っていたのだか、華麗な手捌きでハーフアップにされている。

「レオ、最初と髪型が違うわ?」

「高く結うよりもこっちの方が似合うよ、そうだよな?クロフォード嬢?」

同意しろと言わんばかりにこちらを見てくる、おそらくリゼの露わになったうなじを男共に見られたくないのであろう、ここで同意しなかったら後が怖いわ。

「ええそうね、リゼの綺麗な銀髪が揺れてとても似合うと思うわ」

「ミアが、そう言うなら...普段とあまり変化ないけど我慢するわ」

そうしているうちに、授業の鐘が鳴り響き教師が入ってきた。

「ー授業を始めるわよ」

本日二度目の投稿です、

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