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執事でいいんじゃないですか

今俺は全身真っ黒です

別に墨をかぶったわけじゃありません

そう・・・・・・燕尾服を着ているのだ

そして何故か洋剣片手にフレイの父親トールというらしいと向き合っている

なぜかって?

答えは簡単だ、なぜなら俺が執事だから・・・・・・らしい

はっきり言って意味がわからない

どうしてこうなった?

俺はなにも間違えていないはずだ・・・・・たぶん

・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・


さかのぼることちょっと前、


俺は無事、フレイの家に着いた。

家に着いたとたん庭で水をかぶせられて変な服を無理やり着させられて(使用人Aに)

小さい部屋に通された。

そこで契約主にいろいろと聞かされた

一番重要なのが契約主が死ぬと俺も死ぬという点

まぁ原理としては俺の体に流れたフレイの血が死亡と同時に活動を停止して俺の血液の流れを止めて殺すんだろうけどまぁこっちとしてはもう原理知ってるし対処法も知ってるからどうでもいいことなんだけどね。意図的に殺すのも同じ方法、

まぁそもそもこの契約印がある時点で逆らえないらしいから意図的に殺す必要もないとは思うが

そのあとは幸せ家族にいろいろと質問された、自己紹介もされた

母親はメイ、父親はトールというらしい

魔術は使えるか?どんな魔術が使えるか、何がすきか初恋はいつか、武術はなにかたしなんでいるか、好きな動物はなにか、家事はどの程度出来る、

まともな質問をするのはトールさんだけだった

フレイにいたっては何かを考えているようで何も質問してこなかった。

メイさんは言わずもがなおもしろいひとだった。

そしてこんな質問が来た。

「きみはいままでどんな仕事をしていたんだい?過去をあまり詮索するつもりはないが」

え~

職業って言われても・・・・・・・・救世主?

やばい・・・・・あたまおかしいやつだと思われる

どうしよ

(神~いるか? まえ職業聞かれたんだけどどうしよう?)

(ん?職業?そうだね~君は前の世界のほとんどを取り込んだんだから大体のことはできるでしょ?)

(できるけど?)

(だったらオールマイティーな執事でいいんじゃないかな?)

(この世界に執事ってあるのか?)

(別にこの世界にあるかないなんて関係ないと思うよ?自分は昔こういう職業をやっていたって言えばそれまでじゃない?人それぞれ、家それぞれあるんだからさ)

(まぁちょっと年齢がすこしネックだけどがんばってみるわ!じゃな)

(ば~い)

「えと、執事です」

「執事?どういう仕事だい?それは」

やっぱないのかよ執事・・・・・・・・

「執事とは家におけるすべての仕事をすることが可能なものであり、管理を任されるもののことです。」

「なるほど、つまり君はなんでもできると?」

「はい、この家に他の家と違った特殊な仕事がない限り可能です。」

「なるほど、その若さでそれはすごい、娘も見る眼があったようだな」

「どうも」

「しかしそれが本当だったらの話だ、私は武人ゆえ、家事の良し悪しはわからん・・・・・・よって武力の有無でその力量を測ろうと思う、家を管理する執事たるもの家を守るため当然剣技と魔道に通じているのであろう?」

え?普通の執事はそんなことしないとおもうよ?家事だけだと思うよ?

「えっとですn「違うのか?」いえ違いません、当然その通りでございます・」

なんだこのおっちゃん、急に迫力三割り増しになった・

まぁ負ける気はしないからいいんだけど、いまのうちからあんまり目立つのもよくないと思うんだよな。

「このご時勢、最近は貴族を狙った盗賊も増えている中その若さで家を任されていたとは、なぜそのようなものが奴隷市にいたかは知らんが期待している。一時間後裏の演習場にきなさい、それまで準備をするといい」

準備ってなんだよ準備って、

準備体操でもしてろってのかよ

まぁいいや

「では失礼いたします。」

部屋を出ると後ろからフレイがついてきた。

「ねえあんたって凄いの?」

なんだその質問、抽象的過ぎてこたえずらい

けどまぁたぶん俺は結構凄いだろ

「ああ、すごいぞ」

「どのくらい?」

すごいに単位がついてたら楽だったのだが俺はあいにくその表現方法を知らない

とりあえず

「こ~んぐらいすごいぞ」

両手をいっぱいに広げて凄さを表してやった

まぁ馬鹿にはこんなんで十分だろ・・・・っぐほ

鳩尾にパンチを入れるとはこいつ武術の才能があるのか?・・・・いや偶然だな


「馬鹿にしてんの?あんた」

「まさかお嬢様、私が偉大なるお嬢様を馬鹿にするはずがないではありませんか」

前の世界のマクドナ○ドで売っていたスマイルを再現しながら言ってみた

っぐお

もう一発くるとはしかも顔面に

「もういいや、とりあえず、あんた名前なんだっけ?」

永久の従属契約を結んだ人間の名前を忘れるとは・・・・こいつなめてんのか?

「パウロ・レミリオンでございます」

「そう、じゃぁ今日からパウってよぶわね、ところでパウ、このあとあなた何するの?」

「一時間後にだんな様に稽古をつけていただくまでは暇でございます。まだ仕事の配分もされて下りませんので。」

「そう、そういえばあんたって言葉遣い妙にジジくさいよね、なんでなの?」

なんでっていわれてもこれが執事だからだ馬鹿やろう

「これが執事という職業に就くものの言葉使いなのでございますお嬢様、よければ普通に話すこともできますが?」

「そうなの?それじゃふつうにして?」

「わかった」

・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

「なんか凄い違和感があるよね」

「お前がしろっていったんだろうが」

「しかも凄い豹変振り」

「これが地だからな、ところでどこかに着替えるところはないか?」

「あるけど、着替える服なんかあるのあんた?」

失礼な、もちろんそんなもの持ってないが、なければ作ればいいんだからな

主に教えてもらった魔法で、

「大丈夫、だから部屋かしてくれ、仕事着に着替えたい」

「ああ、仕事着ねいいわよついてらっしゃい」

とりあえず二回のある部屋に案内された。てか無駄に広いな、周りになんかいろいろ服がぶら下がってるけど俺には関係ないだろし、

さてそろそろ燕尾服を作るとするか

デザインは~そうだな主にヨーロッパにいた本格派執事のを採用しよう

っとすごいな、考えただけで目の前に出てきた

うっしサイズもぴったり

「終わりましたお嬢様」

着替えたらなんか執事っぽくしゃべりたくなってきたまた

「え?どこにあったのそんな服?掛かってた?」

「いやだから自前だって」

ああ、もうあきた

「ここにくるときそんなの持ってなかったじゃない」

「お嬢様、きっとお嬢様はお疲れなんだと思います。今日は早めにお部屋に入られたらいかがでしょうか?」

「そうね・・・私きっと疲れてるんだわ、」

馬鹿だ、まぁ楽でいいけど

「では私はちょっと早いですがだんな様のもとに行ってまいります。」

執事って

疲れるな

一日目にして挫折しそうだよ

そしてその後最初に戻る


ちょっとだけ長めに書いた

次回

初めての主人公?が戦います・

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