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戦い

リアンside



 連れてこられたのは小さな部屋、小さいといってもこの城ではだ、部屋の中心から広がるように席が置かれている


さながら審問の間だな・・・・

しかしこれから一体何が起こるんだろうな、言われるがままついてきたがまだこれと言って自分のおかれている状況がわかってないんだよね



end


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++




ガヤガヤガヤ・・・・・


審議の間に国の重役たちが集まってくる


みな口々に中心にいる人物について考えを廻らせているようだ


この部屋の中心にいる男リアン・グラシエル

かの惨劇を引き起こし、パシリアルに混乱を招いたとされている男、この国がいま一番注目している男

これから始まるのはこの男への詰問、この国に一体なぜ居るのか?かの惨劇を引き起こしたのはお前なのか? 聞きたいことは山ほどある


しかしあの男、先ほどからこの国の重役たちが集っているにも関わらずずいぶん涼しい顔をしている


さながら余裕というところか、まぁあの男からすればすべてが小事しょうじなのかも知れないが


しかし、この私に口八丁はかない、お前のすべてを暴いてやる

「王女、みな集まったようです」

「そうか、ではこれより審議を始めるとしよう」


さぁ、楽しい時間の始まりだ





++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



Sideリアン


・・・・・・・・・・・・なんか人集まってきてんですけど?


通された部屋の中心で待つこと数十分、どんどん部屋の中に人が入ってきた。


その数もさることながら入ってきているのが じじい や ばばぁ ばっかりなのだ

まったく最悪すぎるだろ! たまに若いやつも入ってきてるけどそれも本当に少しだし


まぁ確かにこの部屋に入ったときから予感はしてたけど

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多すぎだろ!


部屋が満員になりました!

はぁ、しかも全員性格捻じ曲がってそうな顔してるな、まぁ顔で判断してはいけないのだろうけど・・・・・・・・・・・・・しざる終えない顔ばっかりだ


てか今更だけどさ・・・・・・・・・・・手錠して椅子に縛りつけて中心にさらし者にしておくのはけっこうひどくないか?


まぁいままで必死にその考えないようにしていたけど限界が来たようだ、俺の脳みそはこれ以上現実逃避できないと泣きついてきている


「審議を始めるとしよう!」


そんな声が聞こえてきたのは俺の脳みそが再び現実逃避を起こそうとしているときだった


審議?審議って・・・・・え?


「さて、みなわかっているとは思うがこの部屋の中心に居るやつこそがリアン・グラシエル かのセントパルミリシア魔道学院を全壊させ、パシリアルに混乱を招いた人物である」


部屋の中で声が立った、本当にあいつがやったのか? そんなふうには見えない、何か証拠があるのか?等だ・


てか、なんか知らんが俺がパルミリシアを結果的には壊してしまったことは普通にばれてるっぽいね、ああ~もうこの国には居られないや

なんでばれたんだろう? ばれる要素はないと思いたいんだけどな~ 俺もまだまだってことかな?


「こやつは確かに危険な存在だが・・・・しかし! 有用な存在でもある 私はこやつをパシリアル攻略の鍵にしようと考えている」


おいおい、俺そんなことまったく聞いてねえぞ? なに勝手にほざいてんだこいつ


「シェーラ様 先ほどからのご発言 とても正気とは思えませんぞ?」

重役Aがなんか反論してる

そりゃそうだろ、 自分で言うのもなんだがいきなりパシリアル攻略の鍵にするとか・・・突拍子も無いだろ?

 てかミレニアーノはパシリアルに戦争を仕掛けるのか・・・・・・ん?様?


もしかしてこいつ・・・・・この国の頂点か?


「ふむ、まぁ落ち着け  とりあえず少し話を聞け 皆の中にはこいつと同意見の者もいるとは思うがもちろん確かな考えあってのことだ この者、リアン・グラシエルは現在追われている身のようだ、もちろんパシリアルに・・だ。そしてこやつは安住を求めておる。 そこで私はこやつと取引をした。 此度の戦争に参加し、わが国に勝利をもたらせばこの国に永住権を与えると、こやつはそれに了承した。」


おいおい了承した覚えもないし、てかお前とまともに話した覚えも無いぞ・・・・・だけど悪い話じゃないな・・・・・・けどパシリアルと戦争か・・・・プリムは嫌がりそうだな


さてどうしよう? とりあえず話をあわせてこの場を乗り切るとしようかな?


「シェーラ様、仮にこの者とあなた様との間で協定が結ばれているとしても、われわれはこやつがの存在だと認めたわけではありません。 我らもこの国の官僚、本物なら確かにこの国にとって大切な戦力になりますが・・・・・・」

暗に偽者だったら国に被害が及ぶと言う男

確かにこいつの言うとおりだ 俺の存在について確信を持っているのはこのシェーラというやつだけだろう


「ふん・・・・・そんなことか、 私が本物だといっているのだ、私を・・・・・・・・・・・・私の左目をお主は信じられんのか?」


そう言われて黙る男・・・・惨めだな


左目・・・・・・・・・・・ああ、魔眼か、この話の流れだとこいつの魔眼は真実の目の系統だな こっちでもこの系統あったんだ、 マジで反則だよな真実の目は、相手の嘘を見抜くとか・・・・・

まぁ俺は無効化できるが


「さて」

こっちを向く女


「話は聞いていただろう? おぬしにはパシリアル攻略の最前線にて戦い、わが国に勝利をもたらしてほしい できるな?」

散々ほっぽっといてやっと話しかけられた

まったく


「できる云々以前に俺はそんなことする気まったくないんだがな」

どわ!っと部屋の中が沸く いちいち反応するなし


「ほう? 良いのか? お前は連れとの安住を望んでいるのではないのか?」


「確かにそうだが、そのために連れの母国と戦争するのはなんか違うだろう? 別にそれほど恨みがあるわけでもないしな」


「なるほどな、 しかしそれではこちらが困ってしまう」


「お前たちが困るのなんか知るか、俺にはまったく関係ねえ 戦争がしたいなら自分たちの力だけでしろ、 人を巻き込むな」


「いや 巻き込むために連れを人質にさせてもらったのだよ」


「・・・・・」

なるほど あいつは誘拐されたのか

どうしよう 困った まぁ探知すれば場所もすぐわかるし 救出も楽だと思うけど

この先どこ行こうかな? 戦争とやらに参加すればこの国に居てもいいらしいし

そっちも捨てがたいんだよね さっきはあんなこと言ったけど

難しいな


「どうする?」

笑みを浮かべてこちらを見る女 なんかむかつく、

まぁこっちとしては実際どうでもいいし とりあえずOKしておくか


「受けるよ それほど悪い話でもないしな、 が連れの待遇は保障してもらうぞ?」


「もちろんだ」

いい笑顔で言う女 なにがそんなにうれしいんだ


お久しぶりだ皆さん

著者です

最近忙しくしてます

物語りも終盤たぶんになってまいりました


え? いま始まりそうなところだろう? 


いやいやもうすぐ終わらせますよ?

なにがなんでも終わらせます


とりあえずがんばるので応援よろしく


誤字脱字感想いろいろ待ってます!

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