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交渉③



「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



目が覚めるとそこは見知らぬ場所だった。


豪華な装飾の施された部屋、それはさながら昔の自分の家に戻ったような錯覚をおこす。

そして冷静に自分にあったことを思いだす。


・・・・・・・・そうだ、自分は謎の男と戦って・・・・・負けたんだ


不意を疲れた自分を情けなく思う、冷静さを欠いた故に負けてしまったのだ。


そうだ、今はそんなことはどうでもいい、マーサさんとシルベリアちゃんは大丈夫なのだろうか?あの男と戦っているとき自分が冷静さを欠いてしまった理由、うつろな瞳で立っているマーサさん

おそらく、自分と一緒にさらわれたのだろう。


しかしこの状況はどういうことだろう?攫われた身としては待遇がいい気がする。

いや、自分から粗末な扱いを望むわけではないがこれはちょっと違うだろうと思う


普通誘拐した相手を一流の部屋で監禁するだろうか?

いや、自分は今まで誘拐されたことが無いからわからないが、もしかしたら誘拐ってこんなものなのかな?

・・・

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・いやどう考えてもおかしいよね?



はぁ~


いったい何がどうなっているんだろう?

でもマーサさんとシルベリアちゃんもきっと同じ扱いを受けてるんだよね?

だったら一応は安心・・・・・なのかな?


というかなぜ自分はこんなにも落ち着いているのだろう?


・・・・・そうか


リアンが助けてくれるっていう思いがあるからなのかな?


まぁきっと大丈夫だよね?

リアンならきっと家に帰ってすぐ異変に気づいてくれるだろうし、そしたらすぐにでも探しに来てくれるだろうからね


・・・・・・来てくれるよね?


うん、きっと大丈夫、リアンだったらあっという間に見つけてくれる。


私はとりあえず自分の身の安全と、できればマーサさんとシルベリアちゃんの状態を確認したいな、




コンコン


扉を叩く音がする


「入って良いですよ」

返事をする。この待遇もそうだがまさかノックがあるとは思わなかった。


「失礼します」

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


入ってきたのは忘れもしないあの男


「具合はいかがでしょう?」


「そうですね、誘拐されていなければもっと良いのは確かだと思います。」


「これは手厳しい、しかしこちらとしてもできる限りの待遇ですのでどうかお許しください」


「誘拐しておいて待遇って・・・・・まぁ・・・もういいや、とりあえず聞きたいんだけど、マーサさんとシルベリアちゃんは?」


今一番聞きたいことを質問してみる。

答えてくれるだろうか?


「はい、あなた様同様の扱いをさせていただいております。」

そう・・・・・・じゃぁ一応は大丈夫なんだ


「それで・・・・・・・・私たちはこれからどうなるの?」

そう

これが一番重要だ

いまさらながら私は誘拐されているのだ、何をさせられるか、何をされるかわかったものじゃない


「ふむ、別段これといってしていただくものは無いのですが・・・・・・」


「なにも?」


「はい、私としましては、ここでおとなしくしていただければ最高でございます。」


「・・・・・・・・・・そう、それはマーサさん達も同じ?」


左様でございます と答える男


そうか、目的はリアンなんだ

じゃぁリアンはもしかしてすでにこいつらと接触しているかもしれないんだ。

私はどうしよう

下手に動いてリアンに迷惑をかけてしまうかもしれないし

困ったな



一ヶ月ぶり

マジでびっくり

それでいて短い


まぁきにしちゃだめだめ


来週あたりにまた更新すると思う


今月は暇かと思ったけど意外と厳しかったな

明日も一日やることあるし


はぁ


とりあえず早く結末迎えたいとか考えてる著者です

この分だと結末迎えるのは結構先になるかも


一つだけいえることは著者がんばります


それと過去の話を見てみると意外と文字ミスってるとこがある

いまから直すぜ!


これからもがんばるので見捨てないでね!

誤字脱字、感想などいつまでも待ってます!

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