みんなで食べるとご飯はおいしい
「勝者フレイ・K・マーカス」
勝利の宣言がなされた
「尚条件の金貨101枚は教師立会いの下一週間以内に支払うように、拒否した場合退学扱いになります。以上!」
いやいや二人とも気を失って聞いてないぜ!先生さんよ
「救護班?いますか?」
担当の教師がそういうとギャラリーの中から数人の男たちが出てきて二人を連れて行った。
「さて、臨時収入も入りましたし、早速食材を買いに行きましょう!お嬢様」
俺は腹が減ったぜ
「うん!」
なんかすごくかわいげが出てきたな
まぁいいけど
「うめーーーーーーーーー」
「すごい!おいしいですパウロさん」
でなぜこの人たちは俺たちの部屋にいるんでしょうか?
ルーイさんとマルカの二人
「いいじゃないみんな食事はまだだったらしいしこれを気に親交を深めれば」
いやまぁ百歩譲ってこの人たちは良いとしましょう
「おいしーーーーーーーーーーー」
このさも当然のように食卓を一緒にしている赤毛の少女は誰なんでしょう?
いや、まったく知らないわけじゃないんだけどさ
てか俺が売られてた場所で俺に手を振ってたけどさ
「こちらの赤毛のお嬢様は?」
「え?パウの知り合いじゃないの?そうだと思ったから連れてきたんだけど」
いやまぁ知らないわけじゃないけどほぼ赤の他人ですよ?
「いやぁまぁ知らないわけじゃないですけど」
「じゃぁいいじゃないほらほらパウも早く座って食べよ?」
「そうですね」
いやよくないと思うけどきっとこれがこの世界では普通の感覚なのだろう
みんなフレンドリーなんだろう
そう思うことにする
ふむ
誤字脱字その他いろいろ指摘してくれると助かる