知らなかったのか?執事って普通戦えないんだぜ?
「死になさい!」
なんか恐ろしいことを言いながらフレイが炎弾を打ち込んできた
おいおい普通入学初日に付き人殺そうとするやつがいるか?
まぁこの程度じゃ死なないけどさ
とりあえず左にはじくか パシ・・・・・ドーン
「お嬢様?むやみやたらに学院内で魔術を使ってはいけませんよ?」
まったく周りの人に怪我をさせたらどうするんだよこいつ
「あんたが悪いんじゃないあることないこと知らない人に言いふらして」
全部本当のことだよ
「いいですか?お嬢様理由はどうあれ他の人に迷惑をかけてはいけません」
まったく・・・・・・
「おい、おまえら」
ん?だれだ?マルカとは声音が違うようだが?
「お前ら聞いてんのかよ?」
声のするほうを向いてみると汚らしいぼろぼろの服装の男たちがいた
まるで炎に焼かれたみたいな
「どうされました?」
「どうされましたじゃねーよ、お前らからいきなり仕掛けてきたんだろ?けんか売ってんのか?」
おやおやお嬢様は早速問題を起こしてくれたようですね
「ほら、言ったではございませんかお嬢様、早速問題をおこして」
「いや、あれはあんたがはじいた結果よ!」
なんと俺に責任転嫁するとは
まぁ俺にも1割ぐらい悪いところがあったかもしれないけどさ
「てめーら人のこと無視してんじゃなーぞ?どうしてくれんだよ」
さてどうしよう、まぁ今回はこっちが悪いし素直に謝るか
「申し訳ございません、代わりのお洋服をご用意いたしましたのでこれでお許しくださいませ」
そういってどこからともなく出した(創造した)前の男たちが着ている服と同じものを2着渡した。
「お・・おまえこんなものどっから出したんだよ?」
どっからっていわれても
そりゃ~
「執事ですから」
こういうと何故か後ろにいた二人組み(ルーイとマルカ)から執事ってすげーという尊敬のまなざしを向けられたが一応心の中で言っておこう、普通執事はこんなことできねえ
「つーかこれだけで言い分けないだろ?こっちは被害者なんだ、慰謝料よこせ」
慰謝料って・・・・どこのがきだよ
まぁちょっとぐらいいいか
こっちがわるいんだし
「おいくらほどでしょう?」
「金貨500枚」
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
?
俺は耳が遠くなったのだろうか?金貨って1枚やく前の世界の円で言うと10000円だったよな?それが500枚?
つまり・・・・・・・・・・500万円?
たかが服が燃えたぐらいで?
「フレイ?」
「なによ」
「払うの?」
「そんなわけないでしょ?ていうかそんなに持ってないし」
だよな・・・
「申し訳ございません、どうやらぼっちゃまはまずは算数を勉強なさったほうがいいかと」
「お前けんか売ってんのかよ?さっさとその糞馬鹿女に払わせろよ、見た感じ貴族の出なんだろ?家に言えば払ってもらえるだろ」
糞馬鹿女?我が主が?・・はははははははははh・・・・・・・・・
こいつ・・・・・・・・・・・・
言ってはいけないことを
我が主を侮辱するとは・・・・・・・
否定できないじゃんかよーーーーーーーーーーーーーーーーーー
が、しかし
「たしかに我が主は馬鹿で怠惰でございますが算数はできます、よってあなたはそれ以下の超超超超馬鹿男でございます」
はぁ~
なんか後ろでほめられてもないのに喜んでるフレイの姿が見えた気がしたけどまぁ気にしちゃだめだよな
「おまえ・・・・・やっぱりけんか売ってんだろ?、もういいやぶっ殺す、決闘だ!」
決闘?なんだよそれ・・・・・この世界そんなのあるのかよ
「ルーイさん決闘ってなんでしょう?」
「え?決闘ですか?決闘はですね、この学院内で許可されてる教師を立会いとする正式な試合のことです。二人一組になって、基本なんでもありな戦いですが相手を殺してはいけない、自分より学年の上の人からの決闘は拒否できる、最後の決闘から1日たたないと次の決闘はできないと大まかなるーるはそのぐらいです。」
ふむ殺さなきゃいいのか
「フレイ?決闘受ける?」
俺はどっちでもいいけど
「いいわよ、なんかあいつうざいし」
「では中庭のほうに移動しましょうか?ルーイさんは教師とやらを呼んできてください」
ちょうどいいこの機会にフレイがどんくらい強いのか確かめておくか
・
・
・
・
・
「ではこれより私の立会いのもと決闘を許可します。」
ルーイが連れてきた教師とやらが仕切り始めた
「両者名乗りを上げなさい」
「俺は第三学年の・・・・・・・・・で付き人のこいつが・・・・・・・・」
なんか名乗り始めたけどどうでもいいや興味ないし付き人はなんかごつい戦士だな
ってこっちの番か
「第一学年フレイ・K・マーカス」
「私は付き人の執事パウロ・レミリオンでございます。」
なんかあっちはニヤニヤしてる
余裕そうだな
ああフレイが第一学年の新入生だからか
「両者名乗りを上げましたね?では次に条件はなにかありますか?」
条件?
「俺たちが買った暁には金貨100枚とその女をいただく」
そういいながらフレイを指差す男
ああ
条件ってそういうことか
って
フレイなんかがほしいのかよ物好きだな
じゃぁこっちは
「こちらが勝ちましたら金貨101枚いただきます」
まぁ多く見積もってフレイの価値は金貨1枚ぐらいだろ
「ちょっとまちなさい私の価値は金貨1枚って言いたいの?冗d「双方それでよろしいですね?」」
「はい!」
っと俺と相手の男が言う
「でははじめなさい」
「お嬢様先に言っておきますが今回の決闘私はあまり手出ししないのであの男のものになりたくなかったらがんばってください?」
先にいってない気もするがまあいいだろう
そそくさと隅っこのほうに移動する
「なに勝手なこと言ってn「お嬢様よそ見すると負けちゃいますよ~」」
言ってるさなか氷の塊がフレイの横を通り正面には剣を構えた男が迫っていた。
これはさすがにきついかな?
相手は結構いいコンビネーションだ
そう思ったがフレイは自分と相手の中間地点に炎の塊を出現させ爆発させた。
そして自分ごと相手を吹っ飛ばした。
おおーなかなか機転が利くじゃん
ってなんか周りにギャラリーが増えてきてるし
いつの間にか
「あれ?執事君は戦わないのかい?」
無視無視
さて次はなにをするんだろう?
おお?
今度は普通に炎弾を相手に打ち込んだ
すかさず相手(男A)も応戦してる
っでまた剣持った男Bがよこから近づこうとしてるし
うわフレイまた相手との中間地点に炎の塊出現させてるし
さすがに2度目は無理だろ、
馬鹿のひとつ覚えかよ
ほら
相手のひとジャンプしてよけちゃってるし
男Aはなんか唱えてるし
お前自分だけ吹き飛んでるし
こりゃまけたな
よく考えたら一人でしかも三年相手に普通はかてねえか
「かかったわね!」
ん? うっわ 男Bの着地地点のツララっぽいの出現してるし
こっわ
ほら男B焦ってる、あ!刺さった
かわいそう 腹とか太ももとかぐっさりいってるし、あれ臓器とか傷ついてないよね
ってフレイ勝った気満々だし、よく考えろもう一人いるだろ男Aが
って男Aの周囲に魔力収束してるしあれ発動寸前だな、しかもあれたぶん上級クラスだろ魔力量多いし
まぁ一人倒したし、後はやってやるか
「よくもリーを! 死ぬがいい、ライトニングレイン!」
死ぬがいいって殺しちゃだめなんじゃないのかよ
ってなんか空模様が庭の上だけおかしくなってきた
とりあえずフレイが食らったら死ぬな
「お嬢様、」
「あれ?あんたなにもしないんじゃないの?」
まぁべつにしなくていいっていうんならしないけどさ
右手を上に上げておく
ピーーーーーヒャラララララ バン ドッカーン
「この雷はさすがに防げないと思ったのできたのですがお邪魔でしたでしょうか?」
ピーーーーーヒャラララララ バン ドッカーン
ピーーーーーヒャラララララ バン ドッカーン
ピーーーーーヒャラララララ バン ドッカーン
雷を何度か左右にはじくとあたった地面にクレーターができていた。
ふむ、
相手の男A、意外と優秀な魔術師みたいだ
かなり威力がある
もう何発か防ぐと雷もやんだ
さて次はこちらから行くとするか
前を見ると魔力を使いすぎたのか男Aが気絶していた。
言わずもがな男Bもツララに刺さりながら気を失っていた。
つまり
「勝ったーーーーーーー、勝ったよパウ!、私たち勝ったよ!最初はなんかパウがいるから楽勝だと思って挑戦受けちゃったけど、一人で戦うことになって不安で怖かったけど
私勝ったよ?」
おいおいなんかかわいいじゃねえか
「その通りです、お嬢様、お嬢様は一人であの戦士を倒したのです。さすがお嬢様です。」
「あの雷を手ではじくなんて、執事ってすごいです」
「ああ、俺ももっと修行しないとだめだな」
ギャラリーの中にはおかしな尊敬のまなざしを向けるルーイとマルカがいた
そしてほかにも笑顔でパウロを見つめる視線があった。
ちょっと行間変えてみた
こっちのほうが見やすいかな?
誤字訂正しました。