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トラベラー  作者: とし
1/1

プロローグ

新連載始めちゃうよーん(゜∀゜)

 

 

 さぁ旅を始めようこれは君が始めた





  旅路だ。





 〜東京都内〜


 俺の名前はーーーーだ。


 今日は、人類最後の日らしい。一週間前テレビでこの地球上に無数の隕石が落ちることが、発表された。

 

 それはもう大騒ぎだった。この一週間ニュースでは隕石のことばかり、街中で暴動も起きた。


 おぉっと、隕石が落下してくる時間まで残り1時間というとんでもニュースが入ってきた。


 …これから俺たちが居なくなったら地球はどうなるのだろうか。



 〜一時間後〜


 (隕石が…目前に……迫ってきている。………身体が……焼けるように…痛い…………俺は…)


 ここで終わりらしい。

 

 今までのことを…メモにしてまとめておいた。


 このメモが誰かに届く事を祈っておく。

 もしこのメモがその誰かに届いたなら、この星を…人類を救ってやってくれない〜〜〜〜〜〜。





 文章はここで途切れている。








 〜数時間後、何かがあった場所〜


 「う……ん…」


 頭が痛い、目を開く。するとそこには


 

 何も見えん…


 俺の周囲は感覚的に液体のようなものが散っているのだろう。触ってみるとベットリとしていて、気持ちが悪い。


 先程何があったのか記憶を辿る。しばらくして思い出した。


 そうだ先程隕石が落下したのだ。そして人類は滅亡したはず…なのに、何故か俺は生きている。これはアレか?奇跡?というやつなのだろうか。俺がいるところは瓦礫が塞いでいるのか薄暗くて視界が悪い。


 とりあえず、退けてみよう。


 「よいしょっ…と」


 外に出る。


 これは…中々に酷い光景だ。先日までは、賑わっていた場所は、灰塵と化し何も残っていない。


 ただ俺の中には、もう一つ別の感情があった。それは


 この光景が…綺麗だということ、クレーターこそあるが、日の出の光景を拝むことができて、俺はなんだか安心と共に嬉しくなった。


 ーーゴッーー


 ぼーっとしていた俺は後ろからした音で我に帰った。


 「これは…」


 固いケース状のものがそこには転がっていた。


 俺はそのケースを開けた。するとそこには、紙が入っている。ボロボロだ、所々穴が空いている。


 この紙を要約すると、


 人類は滅びるから、もし生き残ったやつがいれば、もう一度人類を導いてくれ……ということだろう。


 まぁ…今見る限り生き残っているのは、俺だけのようだから、俺が人類を救うのか。


 うーん…なんだか実感が湧かない。


 まぁ、ここでグダグダしていたって仕方ない。俺と同じように生き残っている奴が、他にもいるかもしれないから探してみるか。


 そうだ俺の名前は………えぇと……忘れてしまった…


 まぁ…そうだな、

 

 俺はこれから"トラベラー(旅人)"と名乗ることにしよう。


 さぁ、変わり果てた地球で何が起こっているのか、見ていこう。





 これは、俺が始めた旅路だ。


 


 

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