プロローグ
新連載始めちゃうよーん(゜∀゜)
さぁ旅を始めようこれは君が始めた
旅路だ。
〜東京都内〜
俺の名前はーーーーだ。
今日は、人類最後の日らしい。一週間前テレビでこの地球上に無数の隕石が落ちることが、発表された。
それはもう大騒ぎだった。この一週間ニュースでは隕石のことばかり、街中で暴動も起きた。
おぉっと、隕石が落下してくる時間まで残り1時間というとんでもニュースが入ってきた。
…これから俺たちが居なくなったら地球はどうなるのだろうか。
〜一時間後〜
(隕石が…目前に……迫ってきている。………身体が……焼けるように…痛い…………俺は…)
ここで終わりらしい。
今までのことを…メモにしてまとめておいた。
このメモが誰かに届く事を祈っておく。
もしこのメモがその誰かに届いたなら、この星を…人類を救ってやってくれない〜〜〜〜〜〜。
文章はここで途切れている。
〜数時間後、何かがあった場所〜
「う……ん…」
頭が痛い、目を開く。するとそこには
何も見えん…
俺の周囲は感覚的に液体のようなものが散っているのだろう。触ってみるとベットリとしていて、気持ちが悪い。
先程何があったのか記憶を辿る。しばらくして思い出した。
そうだ先程隕石が落下したのだ。そして人類は滅亡したはず…なのに、何故か俺は生きている。これはアレか?奇跡?というやつなのだろうか。俺がいるところは瓦礫が塞いでいるのか薄暗くて視界が悪い。
とりあえず、退けてみよう。
「よいしょっ…と」
外に出る。
これは…中々に酷い光景だ。先日までは、賑わっていた場所は、灰塵と化し何も残っていない。
ただ俺の中には、もう一つ別の感情があった。それは
この光景が…綺麗だということ、クレーターこそあるが、日の出の光景を拝むことができて、俺はなんだか安心と共に嬉しくなった。
ーーゴッーー
ぼーっとしていた俺は後ろからした音で我に帰った。
「これは…」
固いケース状のものがそこには転がっていた。
俺はそのケースを開けた。するとそこには、紙が入っている。ボロボロだ、所々穴が空いている。
この紙を要約すると、
人類は滅びるから、もし生き残ったやつがいれば、もう一度人類を導いてくれ……ということだろう。
まぁ…今見る限り生き残っているのは、俺だけのようだから、俺が人類を救うのか。
うーん…なんだか実感が湧かない。
まぁ、ここでグダグダしていたって仕方ない。俺と同じように生き残っている奴が、他にもいるかもしれないから探してみるか。
そうだ俺の名前は………えぇと……忘れてしまった…
まぁ…そうだな、
俺はこれから"トラベラー"と名乗ることにしよう。
さぁ、変わり果てた地球で何が起こっているのか、見ていこう。
これは、俺が始めた旅路だ。