第2話 身の回り
第2話です。いや〜次の内容が濃いので今回は多少薄めにしてありますよ〜。
あれから1年半経った。言葉の方はもうマスターしたので最近は書庫から本を持ってきて読むのが日課となっている。どうやったかって?もちろん本をこっちに転送させている。じゃなきゃまだハイハイしかできないこの体で書庫まで行くことになるだろ?そんなきついのはごめんだね。そろそろ立てると思うんだがこれがなかなか難しくてね。今の1日はだいたいこんな感じだ。
朝 起床・朝食
昼まで 読書
昼から 昼寝・散歩
夜 夕食・就寝
というわけだがこの世界の人には昼食という文化がなくてな朝と夜の二食だけ。でも前の俺も食事なんてほとんど取ってなかったから特に支障はない。そういえば最近離乳食になった。やっとあの地獄から解放されるよ…つらかった。
最近は地獄で手に入れた力についてもだいぶ制御ができるようになってきたから大丈夫だろう。地獄で手に入れた力は何か一つに絞られてなくて色々入り混じっていたからなかなか分離させて分類するのが難しかったな。
うちの家族についてもだいぶわかってきたから紹介していこうと思う。
父親 コンコルディア王国 国王 グレイス・レクス・コンコルディア
母親 コンコルディア王国 王妃 アラウダ・レクス・コンコルディア
叔父 コンコルディア王国 大公 アルドル・レクス・コンコルディア
祖父 コンコルディア王国 前国王 オーリム・レクス・コンコルディア
祖母 コンコルディア王国 前王妃 ティグリス・レクス・コンコルディア
とまあこんな感じだ。この国では一夫多妻も多夫一妻もどちらも認められているけどうちの父親は他に妻はいない。母上のことを愛してやまない感じだ。祖父と祖母は隠居しているが今でもたまに様子を見に来ている。
ああ、それと俺には他に叔父が1人いるようでまだ会っていないが相当有名な人らしい。強さだけで言えば父上よりも強いらしいだけれど性格に多少難ありらしい。まあ実際に見たわけではないから俺も半信半疑だけどまあ父上はこの国で言えば強い方だと思うからそんな父上と同じ血の流れている叔父も強いというのは納得だ。
とはいえまだ会ったこともないから早く会って見たいとは思うな。冒険者としても活動してるらしいし、すごく民からも慕われていると聞いたけど全部本当なのか?そこら辺も知りたいな。
毎日頭をフル回転させてるからだいぶ頭の回転も速くなってきてるがもっともっと早くしていきたいな。
…ふぅ。今日も疲れた。なんでこんな話をしたかというと今度叔父が来るらしい。結構楽しみだな。
…よし。今日はもう寝よう。おやすみ。
いかがでしたか?次回のタイトルは「叔父襲来!」乞うご期待!