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♥ 奴隷商で、お買い物


 そうか……ガチャ●●(ピー)って肉食だったんだ……。


 ──そう言えば…、「 ガチャ●●(ピー)の歌 」ってのがあって、タイトルが「 食べちゃうぞ 」だった気がする…。


 僕もガチャ●●(ピー)に食べられないように気を付けないとな…。


 なんて事を僕が1人で考えていると、両手で揉み手をしながらホクホク顔の奴隷商の店員が奥から現れた。


 超ド級の低姿勢で●●え●●(自主規制)に対して全力で胡麻を擂っている。


 なんかいやらしいだな…。


店員

「 本日のお買い上げ、誠にがとう御座いましたぁ!!

  またの御越しを心待ちにしておりまっす♥

  ●●え●●(自主規制)様! 」


 なんだろうな……モ●テ●ン(ビ●ダ●ン)コ●●リ(チ●●イ)を見ている気がする…。


●●え●●

がとう御座います。

  今後も贔屓にさせてもらうよ 」


アルラシール

●●え●●(自主規制)、買い物は終わったのか? 」


●●え●●

「 アルス君、バッチリだよ。

  玉子を産むにわとりと乳牛を買えたからおもてどおりに戻ろう。

  フィールドに出て旅を始めよう! 」


 僕になんの相談もしないで勝手に買い物を済ませるなんて、流石●●え●●(自主規制)だな。


 頼もしい限りだ。






──*──*──*── 表通り


 うらどおりを出ておもてどおりに戻ってると、にわとり…と乳牛…を連れて●●え●●(自主規制)が現れた。


 にわとり……なのか??


 僕の知っているにわとりとは明らかに外見が違い過ぎた。


アルラシール

●●え●●(自主規制)、それがにわとりなのか?

  僕にはにわとりには見えないんだけど…… 」


●●え●●

「 アルス君、これはコカトリスって言う魔獣だよ。

  にわとりの玉子より大きくて栄養価も高いんだ。

  一般的なにわとりの玉子より少し大きいだけで、5個分の栄養価があるよ。

  それを最低でも1日3個は産んでくれる。

  コカトリスは玉子要員に持っていだよ 」


アルラシール

「 そっか…。

  じゃあ、名前は──コッコな。

  宜しく、コッコ 」


コカトリス:コッコ

〔 ペッ。

  気安く話し掛けんじゃねぇよ、人間風情がぁぁぁぁあ!! 〕


アルラシール

「 コッコが……コッコが喋ったぁぁぁあああああっっ??

  しかも態度と口調がすこぶる悪い!! 」


●●え●●

「 アルス君…?

  大丈夫かい?

  コカトリスは魔獣だけど喋れないよ 」


ガチャ●●

「 そうだね。

  ボクにも『 コッコー 』って鳴いて聞こえるよ 」


アルラシール

「 はぁぁあ?!

  そりゃ、どういう事だよ!? 」


コカトリス

「 コッコー? 」


 こ…このとりちくしょうめ…!!


 とぼけてやがる!!


 ●●え●●(自主規制)なついているコッコを撫でて可愛がっている。


 甘えじょうとりちくしょうだ。


 チキン野郎……か絶対にフライドチキンか焼き鳥にして食べてやる!!


 玉子要員のコカトリスの事は横に置いとくとして、問題あるのが乳牛だ。


 身体からだは牛模様なんだけど、人間みたいに二足歩行の形体をしていて、顔が美少女のうしおんなだったからだ。


 しかもだ、やたらと胸がデカくてパンッパンッに膨れているのか、タプンタプンと揺れている。


 乳首を丸出ししているし…下半身も隠してないんだが……。


アルラシール

●●え●●(自主規制)さん……彼女は誰さんですかね? 」


●●え●●

「 乳牛だよ 」


アルラシール

「 僕の知っている乳牛と物凄く…かけ離れているように見えるんだけど?! 」


●●え●●

「 魔人獣族だからね。

  ()()のミルクは一般的な乳牛のミルクより栄養価が高くて質がいんだよ。

  このミルクを使って作ったバター,チーズ,ヨーグルト,牛乳は高額で売れるよ。

  搾ってから1日経てば乳袋の中に新しいミルクがタプタプに溜まるから、在庫を切らす心配もないよ 」


アルラシール

「 それは…いんだけど……下も上も丸見えだからさ……なんとかならないかな? 」


●●え●●

「 アルス君、なにも着けない自然体の方がしくて質のい濃いミルクが搾れるんだよ。

  一般的な乳牛だってなにも身に着けていないでしょ 」


アルラシール

「 それは…確かにそうだけど…… 」


ガチャ●●

「 アッス、乳牛にも名前を付けてあげたらどうかな? 」


アルラシール

「 名前ね…。

  …………チチ…とか? 」


ガチャ●●

「 乳袋がタプタプして大きいもんね。

  1日になんリットルぐらい搾れるのかな? 」


●●え●●

「 個体別に違うけど、大体50リットル 〜 100リットルかな。

  片方の乳袋には約20リットル 〜 50リットル溜まるんだよ 」


ガチャ●●

「 100リットルも搾れるなんて凄い量だね! 」


アルラシール

「 一般的な乳牛ですら1頭で約20リットル 〜 30リットルだって話なのに……魔族って凄いんだな… 」


●●え●●

「 ミルク要員として申し分ないね 」


アルラシール

「 チチ、宜しくね 」


乳牛:チチ美

〔 はぁ〜〜〜?

  鼻の下、伸ばしてんじゃねぇよ!

  テェメの●●●●(自主規制)踏み潰してるから、此方こっちいやぁ!

  こん童貞野郎がぁ!! 〕


アルラシール

一寸ちょっと、今の聞いた!?

  この乳牛、皇子の僕を童貞呼ばわりして侮辱したんだけど?! 」


●●え●●

「 アルス君…。

  チチは舌を抜かれているから喋れないんだよ 」


ガチャ●●

「 モーモーとは鳴けるみたいだね 」


 僕を童貞呼ばわりした乳牛(チチ)は、ガチャ●●(ピー)なついて甘えている。


 爆乳ビッチぎゅうめぇっ!!


 コカトリスもだけど、僕に対して態度が悪いぞ!!


 か、サーロインステーキにして食べてやるぞっ!!


●●え●●

「 そうだ!

  フィールドへ出る前に、冒険者ギルドで冒険者登録をして、商人ギルドで商人登録をしてから旅に出よう。

  冒険者登録をすると、いろ(いろ)な特別な待遇を受けられるから得だよ。

  素材や下処理済みの肉を個人で販売するなら商人登録は必須だよ。

  牛乳,バター,チーズ,ヨーグルトも個人販売は出来ないからね 」


ガチャ●●

「 じゃあ、《 ギルド街 》へ行こう!

  登録はぐ済むかな? 」


●●え●●

「 簡単な書類を書いたら登録証が貰えるよ 」

◎ 訂正しました。

  揉み手ボン ─→ モ●テ●ン

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