表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/11

♥ 前世の記憶が戻った 3


●●え●●

しんと〈 ()()()モイクリンド 〉は同じほう便べんしんなんだよ 」


アルラシール

「 ほうべんしん?? 」


●●え●●

「 呼び方が違うだけで、根っ子は同じ “ とこしえのかみ ” って事だよ 」


アルラシール

「 うん…??

  根っ子……? 」


●●え●●

「 アルス君の前世の言葉で言うと──、諸天善神諸菩薩,久遠実成,サムシング・グレート,神様,佛様,神佛,エネルギーの根源,御天道様…とかいろ(いろ)な言葉で呼ばれているよ。

  言葉は違うけど、指している意味は同じだよ。

  だから、バチなんて当たらないし、天罰だって落ちないよ。

  そもそも鞍替えもしていないし 」


アルラシール

「 そうなんだな…。

  それを聞いて安心したよ 」


ガチャ●●

「 アッス、家出をするなら先ずは荷造りだよ。

  当面のあいだ必要になりそうな物を集めよう。

  皇子だし必要な物なら簡単に揃えられるんじゃないかな? 」


アルラシール

「 そうだといけどな…。

  荷造りを始める前に旅に必要な物をリストアップするかな… 」


 そんなわけで、インクを付けた羽ペンを右手に持った僕は、白紙に必要となるであろう道具アイテムを書き出してリストアップした。











 6日後──、僕は晴れて15歳となり、成人の儀式がおごそかに執りおこなわれた。


 結局、皇位継承権放棄の儀式が執り行われる事はなかった。


 そんなわけで、僕は自室の机の上に父上(サントシーグ国皇)宛とお母様(オリゴートゥル)宛の書き置きを残して、ガチャ●●(ピー)●●え●●(自主規制)と共に翌日の朝、サントシーグ城を出て家出計画を決行させたんだ。


 どうやってサントシーグ城を出たのか──って?


 城には昔から隠し通路なる物がいくつも作られているものだ。


 夜の内にミニ●ラが見付けてくれた隠し通路をとおって、ない(ない)にサントシーグ城から抜け出したんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ